運動不足の解消のためエアロバイクを購入しました。ただ、単身赴任先のワンルームにごついエアロバイクを置くわけにはいきません。
なので今回購入したのが、デスクの下などに設置することができる、小型のものです。プチエアロバイクとか、フィットネスバイクミニとか、色々呼び名はあるようですけど、共通した呼び名があるわけではないらしく‥‥とりあえずここではエアロバイクミニで話を進めていこうかと思います。
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で、そんな小さなエアロバイクミニ。机の下に設置して、仕事や勉強をしながら運動しようと思ったのですが、思わぬ障害がありました。
今回はそんな、足元で漕ぐ用のエアロバイクミニのながら漕ぎについて、問題点と解決策を紹介します。
デスクの高さは80センチ以上
エアロバイクミニを購入し、いざデスク下で漕ごうとしたところ、デスクの裏面に足をぶつけてしまいました。そうです、デスクの下でエアロバイクミニを漕ぐには、デスクが低すぎたのです。かと言って、ちゃんと漕げるようにと浅く座り体を倒すと、今度は腰を痛めてしまいます。
ちなみに私の部屋のデスクの高さは約70センチ。この高さのデスクでは確実に足がぶつかるわけです。
実際に自分の足でどのくらい高さが必要か測ってみると、最低でも80センチは必要なようです(足が長い人だったら85〜90センチは必要かもしれません!)
仕事や勉強をしながらエアロバイクミニを漕ごうと思ったら、それくらいの高さのデスクが必要であることを頭に入れておくといいでしょうね。
ちなみに、エアロバイクミニを漕ぐための高さを調節できるデスクとなると、結構な値段がするものです。そのため、私はメタルラックを購入しました。これなら安価ですし、高さを自分で調節する事ができます。おまけに、デスクとして必要なくなったなら、あとは普通の棚として使うことも可能です。
欠点は、ちょっとダサいことですかね。実用的だとは思うのですが、部屋の内装を気にする方には向いていません。
椅子の高さは45センチ以上
エアロバイクミニを漕ぐにあたり、椅子の高さも気にしなければならないようです。
もともとエアロバイクミニは、低い椅子あるいはソファーなどで漕ぐことも想定して作られています。けれども低い椅子やソファーなどで漕ぐ場合、体を後ろに倒して漕ぐ事が普通のようなんですね。アマゾンでも楽天でも、エアロバイクミニをソファーなどで漕ぐ写真をよく見てみてください。ほとんどの写真は体を後ろに倒している事がわかると思います。
もちろん、特にデスクワークをするでなくエアロバイクを漕ぐのなら問題はありません。問題なのは、デスクに向かって仕事や勉強をするときです。どうしても体は前のめりになってしまい、腰や膝に変な負担がかかってしまい、最悪腰や膝を痛めてしまう可能性もあります。
デスクワークをするために体を前方に持ってくる場合は、ある程度の椅子を高めにすることを覚えておく必要があるようです。ちなみに私の足で測った場合だと、だいたい椅子の高さが45センチを超えていると、だいぶ体への負荷もかからない印象がありました(あくまでも私見です)。
キャスター付き椅子は不向き
デスクワークをする際に非常に便利なのが、キャスター付きの椅子です。少し疲れた時に椅子ごとデスクから離れて、体をぐっと伸ばすような経験は誰にでもあるかと思います。
けれどもこのキャスター付き椅子は、エアロバイクを漕ぐには非常に不向きでした。なぜか。漕いでいる間に椅子がどんどん後ろに下がって行くからです。
私がキャスター付き椅子で頑張って数分漕いでいるときは、エアロバイクミニを漕いでいる足がいつの間にか伸びきっていることに気づきました。そしてその度に椅子を戻して‥‥というアクションを何度かくり返す羽目になったのです。
今更椅子を買い替えたくない場合は、キャスター止めを購入してみるといいかもしれません。私はこれでなんとか対応できました。キャスター付き椅子を使っている人は、あらかじめ用意しておくと良いかもしれませんね。
座面の狭い椅子を
エアロバイクミニを漕ぐ際に、足は上下に動かされます。そうすると、椅子の座面に太ももの裏がぶつかってしまうんですね。仕方ないと言えば仕方ないのですし、気にしなければ問題ないと言う方もいるでしょう。
けれども長時間、たとえば30分も漕いでいると、どうにも足の動きが制限されているようで、疲れが増してしまうのです。
普通のエアロバイクのサドルを見てみれば、当然ながら座面は、お尻の当たる部分は多少広いものの、前方に向けて細くなっている形状ばかりです。それは足の可動域を邪魔しない画期的な形状なんですね。
逆に言うと、普通の椅子の座面はエアロバイクミニを漕ぐのに不向きだと言うことです。当然と言えば当然ですね。
世間には自転車のサドルのような椅子もないわけではないようです。けれどもこのためだけに買うか?という気がしないでもありません。特にすでに椅子を持っているならば尚更です。
そういう場合は、楕円形の円座クッションなどを椅子の上におくと良いかもしれません。楕円形ということでエアロバイクミニを漕ぐ足の可動域を邪魔しませんし、もともとお尻の中央を守るためのクッションですから、固くて型崩れもしにくいです。おまけに椅子の高さをつけるのにも役立ちます。
もしエアロバイクミニを漕ぐための椅子に困っているのなら、既存の椅子に載せるつもりで購入してみると良いと思います。
デスクの下、足元でエアロバイクミニをする際に気をつけるべき4つのポイントのまとめ
仕事や勉強をしながらデスクの下でエアロバイクミニを漕ぐ際に、4つの問題点がありました。
1つはデスクの高さが必要だということ。具体的には80センチ以上の高さがないとダメですし、身長や足の長さによってはもう少し必要です。背の高いデスクを購入することも大事ですが、自在に高さを変えられるという意味では、メタルラックも1つの選択肢です。
2つ目の問題点は、椅子の高さです。普通にエアロバイクミニを使用する分には問題ありませんが、仕事や勉強などデスクワークをしながら漕ぐのなら、腰や足を痛めないためにも45センチくらいの高さは必要かと思います。
3つ目の問題点は椅子のキャスターです。ごろごろと転がって行かないためにも、キャスター止めの購入をお勧めします。
4つ目は椅子の座面です。サドル型の椅子を購入するのもいいですが、すでに椅子を持っているならば硬めのクッションの購入を検討すると良いでしょう。
以上、ながらエアロバイクミニをする際の問題点と解決策について紹介してきました。しっかりと継続するために環境を整えることはとても重要ですので、是非とも参考にして見てください。
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