見える子ちゃん11巻で登場したセトさんは、非常に印象的なキャラクターでした。そして、12巻では、彼の発言が非常に物騒なものとなりました。
「とてもいい子だね……。だから、胸が苦しいねぇ」
「私はいつだって人間の味方ですからね」
このセリフは、みこの後ろ姿に向かって呟かれたものです。このことから、「みこは人間ではない」という可能性が浮上します。
今回は、セトさんの言動から、人間ではない者が誰なのか、そして今後の展開について考察していきたいと思います。セトさんは非常に多くの属性を持っているため、整理しながら考察していきます。
セトさんとは?

セトさんは、11巻で登場した霊能力者です。会社員であり、定年間近と思われる年齢ですが、詳細は不明です。役職は部長以下であると推測されます。これは部長に対して意見を言ったセトさんに対して部長の「まあセトさんが言うなら…」というセリフからの推測です。
ただデスクについているシーンがどうにもただの一般社員の様にも見えなかったので、もしかしたら定年後再雇用なのかもしれません。定年前はそれなりの役職であった可能性もあります。どちらにせよ会社では非常に慕われており、皆から「さすがセトさん」と尊敬されています。このような上司や先輩がいれば、会社はより過ごしやすい場所になるでしょう。
セトさんは「聞こえる人」

会社では、セトさんが「見える人」であることは知られていません。しかし、彼は常に何人かの黒ずくめの霊を従えています。彼らは友人のような存在であり、一緒にカラオケや食事を楽しむこともあるようです。
セトさんは、彼らの声を聞くことで、探し物を見つけたり、未来に起こることを知ったりすることができます。会社では、この能力を活かして多くの人を助けています。

また、セトさんは触れた霊を消滅させる能力を持っています。それが天国に送るのか、闇に突き落とすのかは不明ですが、相当強力な術者であることに違いありません。ちなみに霊を見ることはできないため、黒ずくめの霊たちの声を聞き、霊の位置を特定しているようです。
セトさんとロムとミツエさん

セトさんとロムは以前から知り合いの様です。しかしその関係はあまりよくなく、特にロムがセトさんを恐れています。セトさんは、禁足地の結界が破られたことに怒っているようですが、それだけではない因縁があるようです。
また、セトさんはミツエさんとも知り合いですが、どのような関係かは不明です。ミツエさんは、みこの危機に対処できるのはセトさんだけだと語っており、彼の実力を高く評価しています。

ただ、セトさんとロム、ミツエさんとでは霊に対する考え方が違うようです。ロムとミツエさんは、哀れな霊を救いたいと考えていますが、セトさんは霊を消し去ることを優先します。
「どのネズミがチーズをかじったか、なんてこと、調べるのも骨が折れる」
「だからぜんぶ、叩いてまわってるんだ」
この発言から、セトさんは霊を区別することなく、全て排除しようとしていることが分かります。この考え方だと、みこの父親も危険にさらされる可能性がありますね。
人間ではない者は誰か

セトさんの「胸が苦しい」という言葉は、非常に意味深いです。みこを見て「優しい子だ、だから胸が苦しい」と言うのは、みこが霊を見ることができて可哀想だという意味にも取れます。しかし続く「いつだって人の味方だから」という言葉は、みこが人間ではない可能性も示唆しています。つまり、みこは人間ではないため、いずれは消し去るという宣言なのかもしれない、ということです。
しかし、みこに対して「私たちはキミの味方だよ、安心して任せてほしい」とも言っているので、みこ以外の誰かを指している可能性もあります。

最も可能性が高いのは、みこの父親です。すでに霊となって現世に留まっているからです。ただ家から出ることはほとんどないようなので、セトさんと直接遭遇することはないと考えられます。

また、みちるも神のような存在を体内に宿しているため、セトさんにとって排除の対象になってしまうかもしれません。ただみちるの中にいる存在が、それを簡単には許さない様にも思えますが。

そして、ハナも非常に強力なエネルギーを持っており、人間離れした存在です。みこが霊を見えるようになったのも、実はハナの影響なのではないかとも言われていますし、人間離れしていることに間違いはありません。セトさんが意味深な言葉を言っていた時に、ちょうどみこと一緒に居ましたので、よりハナが狙われてしまう可能性は高いと言えるでしょう。
まとめ

セトさんは非常に危険な人物である可能性があり、みこ、またはみこに近い誰かがセトさんに消されてしまうかもしれません。特にハナは人間離れしているため、最も危険な存在と言えるでしょう。
セトさんは基本的には良い人だとは思いますが、油断ならない存在です。

また、見える子ちゃん12巻では、みこママの可愛さが際立っていました。40歳とは思えない若々しさに、多くの人が憧れることでしょう。
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