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聖剣伝説LOM

LOM日記その7|ポキールはアナグマ語で何と言ったのか?

この記事は約3分で読めます。

月夜の町ロアで、ランプ屋リュミヌーのお手伝いをした後に再度ロアに行くと、七賢人の1人ポキールに出会います。

「キミは、生きたまま奈落へ行けるとしたら、行くかい?」

ここで「んぐんま ぐまー ま?(ランプはいかが?)」と答えると、ポキールがお茶目にアナグマ語で返事をしてくれるのです。

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ポキールのアナグマ語

ぐー んま ぐま! ま?
ぐまぐまま ぐ ぐげ ぐま!
ぐー ぐま!

聖剣伝説LOM|ポキール

このセリフ、いろいろな解釈ができると思運ですよね。

奈落について語っているとか、人の心の闇について語っているとか、あるいは単にランプについて語っているとか‥‥。

訳するポイント

直訳すると、

キミは闇(夜)は好きかい?
友だちは少しイヤ、肯定。
キミは肯定。

1行目の「んぐ」をどう訳するか(闇にするのか夜にするのか、それとも他の言葉に置き換えるのか)、2行目の「ぐ ぐげ」をどう解釈するかがポイントになりそうです。

ポキールのアナグマ語の翻訳

奈落関連

1行目の「んぐ」「奈落」と訳す場合の話です。

ポキールの「キミは、生きたまま奈落へ行けるとしたら、行くかい?」の問いに対して、

はい→奈落は死者の国だ。少し沈めばキミも死者になる。気をつけて。

いいえ→ 生者の行くところじゃないからね。

と、ポキールとの会話は基本、奈落に関する話題です。となれば、アナグマ語でも奈落の話をしていると考えるのは、おかしいことではありません。

となると、1行目の「んぐ」「奈落」。2行目は、(キミの)友人は少し嫌がるだろう、でしょうか。3行目は一文が短かすぎるので、解釈をかなり広げる必要がありますが‥‥あえていうなら、キミは大丈夫だろう、というところでしょうか。

キミは奈落が気にいるかな?
(キミの)友人は少し嫌がるだろうけれど、キミなら大丈夫だろう。

というのはどうでしょうか。

ランプについて

主人公が「んぐんま ぐまー ま?(ランプはいかが?)」と聞いてるのですから、ランプについて答えている可能性は非常に高いです。となると、1行目の「んぐ」は暗闇と訳すべきでしょう。

ぐー んま ぐま! ま?とは、キミは暗闇は好きかい?となるわけですが、暗闇=ランプはいらないとも取れるわけで。そうなると1行目は、キミはランプはいらないのかい?となるわけです。

そうすると2行目以降も理解できてきますね。友人は暗闇を少し嫌がるからランプを買うわけです。

キミはランプはいらないのかい?
友人はみな買ってるよ。
キミは素敵だね。

なぜ素敵なのか。暗闇を恐れず、そのまま受け入れることに対する賛辞なのではないかと思います。

まとめ

アナグマ語は1つの言葉が複数の意味を持つなど、話の流れや解釈の違いで、さまざまな受け取り方ができます。今回は非常に有力な説を2つ紹介しましたが、きっとこれだけではなく、もっとたくさんの翻訳の仕方があるでしょう。

是非とも皆さんも、アナグマ語翻訳にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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