以前、あめ玉でわたあめが作れるわたあめメーカーHAC1607を使って、あめ玉でわたあめ作りをしました。その際には、あめ玉の種類が悪かったのか、ちょっとうまくいきませんでした。
なので今度はちゃんとザラメを使ってわたあめを作ってみよう、とザラメを仕入れてきました。カラフル5色のわたあめようザラメです。これで果たしてちゃんとふわふわなわたあめが作れるかどうか‥‥わたあめメーカーの意地をかけて今、HAC1607の戦いが始まります。
あめ玉でわたあめ作りが残念な結果に
以前の記事で紹介しましたが、HAC1607でわたあめを作ろうとした際に、あめ玉を使って作ろうとして失敗してしまいました。あめ玉でも作れると書いてあったのですが、使うあめ玉は選ぶようです。ただどのあめ玉が良いのか、正直皆目見当もつきません。
パッケージには、ソーダパウダーやミルク、バターが入ったあめは使わないようにとありますけど、絶対それだけじゃないんですよね。ただあめなんて種類もとても多いですから、最低限のダメなあめしか書かれてないんだと思います。
また失敗と言っても、ふわふわにならなかっただけで、味は甘くて美味しく、普通にあめのお菓子としては良かったのです。子どもたちにもとても好評でしたから。
でもやはりわたあめと言ったらふわふわでしょう。ふわふわ無くしてわたあめと果たして言えるでしょうか‥‥!
ということで、今回は前回買い忘れていたザラメをしっかりと仕入れて、再度わたあめ作りにチャレンジしてみたのです。
ザラメはネットで5色1,640円!
今回購入したのは白、赤、黄色、青、緑の5色のザラメです。もう少し安いのもあったのですが、やはりジッパーは大事ですよね。どうせ1回わたあめ作るごとに1袋も使わないのですから、ちゃんと保存しやすいザラメを選んだわけです。
ちなみに賞味期限は2022年3月。ちょうど1年くらいですね。ザラメなんてわたあめ作る時くらいにしか役に立たないでしょうし、これくらい賞味期限が長いならとても助かります。
ふわふわのわたあめ作りに挑戦
スイッチを入れてワクワクしながら待つ
組み立てスイッチを入れ、前回同様5分程度待ちます。わたあめメーカーが温まるのを待つわけですね。これはあめ玉の時と同じです。ちなみにわたあめメーカーを起動させるのはこれで3回目です(2回あめ玉で挑戦したので)。とりあえず、3回目くらいでわたあめメーカーが壊れるということはないようですね。よかった!
ザラメを入れる
5分経ってザラメを入れます。ここで一度スイッチを切っておかないと大変なことになります。高速で回っている機械の中にパラパラのザラメを入れようとすれば、飛び散るのが必至ですからね。
なお、付属のスプーンが付いていますので、投入するザラメの量で迷うことはありません(スプーン1/3杯くらい)。ザラメを入れて、再度スイッチをオン。
ここで注意なのが、ザラメを入れた後少しザラメを均しておくことです。スプーンでどばーっとザラメを入れたままスイッチをオンしてしまうと、ザラメが飛び散ってしまうんですよね。
なのでザラメ投入口の奥の方に、ザラメを押し込んでしまうといいのです。
はい、私はここでザラメを飛び散らせてしまいました。と言ってもせいぜい2〜3粒だけでしたけど。
スイッチを入れて3〜5分待つ
あめ玉でわたあめを作った時は、投入口にあめ玉を入れてスイッチを入れるとすぐにわたが生成されていました。けれどザラメの場合はスイッチを入れてからわたが生成されるまで3〜5分ほど時間が必要でした。
実は説明書には、投入口にザラメやあめ玉を入れてから5分待ちましょうって書いてあるんですよね。でもあめ玉で作った時は待たなくてもわたが出てきたので、「この記載はなんなんだ?」と思っていたのです。
けれどもザラメで作る時は待ち時間が必要になるようです。そう、材料がちゃんとしていると、作る手順が説明書通りなのです。あーそういうことね、って思っちゃいました。
ふわふわなわたあめが!
そしてわたあめが出来上がりました。しかもあめ玉で作った時に比べて圧倒的ふわふわ感です。
あめ玉で作った時は、出来上がって20秒経つと冷めて固くなってしまっていました。けれどもザラメで作ったわたあめは、時間が経ってもほとんど固くなってないのです。
ただ巻き方を間違えると、やはり中心の方は固くなってしまうようです。わたを割り箸に巻きつける際に、やわらかく、ゆっくりと割り箸を動かすのが大事なようです。逆に言うと、それさえできればやわらかいふわふわなわたあめができてしまうのです。
おいしくわたあめを作るコツ
付属スプーン1/3杯で握り拳程度の大きさ
HAC1607にはザラメを入れるようのスプーンがついているのですが、このスプーン1/3杯でだいたい握り拳くらいのふわふわわたあめが作れます。もっとザラメを入れてあげれば、もしかしたらもっと大きいものが作れるのかも知れません。けれども付属のマニュアルを見ると、あくまでもザラメはスプーンの1/3までと書かれています。
試しにスプーン1杯ザラメを入れてわたあめを作ってみたのですが、なぜかふわふわが少し固くなってしまいました。なので、お祭りの屋台のような大きなわたあめが作れるとは思わない方がいいかも知れません。
長時間わたを生成していると固くなる?
スプーン1杯のザラメでわたあめを作ろうとすると、その分わたがたくさん生成されますので、1/3杯に比べて長時間割り箸をぐるぐるしていることになります。これがいけないのかな?と思いました。
わたがふわふわ現れてからさっと割り箸を入れて、ささっと巻き取るととてもふわふわです。けれどもわたあめメーカーのなかで長時間割り箸を入れていると、初めに巻き取ったわたが固くなってしまうようなのです。
ザラメは少し割高でも1袋単位で買った方がいい?
わたあめを作る時はザラメ少量ずつだと美味しくふわふわにできることがわかりました。となると、ザラメの使用量が大幅に減ることになります。
少量ずつ何度も作ればいいのですが、1個わたあめを作るのに3〜5分くらいかかってしまうのです(ザラメを入れてからわたが出てくるまでそれくらいかかるから)。となると何度も何度も連続で大量にわたあめを作れるわけではないのですよね。これは非常に大きな発見です。
たとえばザラメをたくさん書いすぎてしまうと‥‥たとえば5色セットのザラメなんかを買ってしまうと、賞味期限内に使いきれない可能性も出てきます。もちろん、毎週、あるいは毎月1回はわたあめ作りをしたいとなれば問題はないでしょう。
ただし、もし誕生会やクリスマスなど特別な日にちょっとやるだけと言うのなら、ザラメは少しずつ購入する方がいいかも知れません。
ふわふわなわたあめを作ったあとのお片付け
ザラメで作った方が洗いにくい?
あめ玉で作った時にも、わたあめメーカーHAC1607が洗いやすい構造をしているということはお伝えしてましたが、それはザラメでも一緒です。分解して洗えるというのは非常に大きなアドバンテージです。
ただ個人的な感想ですが、ザラメの方が若干洗いにくいと感じました。こびりついたザラメがなかなか取れないのです。特にザラメ投入口の奥の方に入り込み、溶けて固まってしまったザラメはなかなか取り除くことができません。
取ろうとすると爪楊枝程度では取ることができません。針金とか、そういった細くて硬い棒が必要になります。正直なところ、完全に綺麗にするのは諦めてしまいました。
飛び散ったザラメの掃除も忘れずに
あめ玉で作った時と比べて、ザラメだとわたあめメーカーの周囲にも飛び散っている可能性があります。もともとそこまでたくさん飛び散るようにはできていないので、そこまで神経質になる必要はないかも知れません。それでも砂糖のかたまりが床やカーペットなどに落ちていたら、やはり嫌ですよね。念の為、少し広範囲に掃除機をかけることをお勧めします。
意外と美味しい端のパリパリ
洗う時に気になってしまう容器の端のパリパリ(上の画像です)。これが思いのほか美味しいです。パリパリとした食感だけれども、口の中でふわっと溶けてなくなる感じがとてもいいです。わたあめ本体よりもこっちが美味しいという人がいてもおかしくないレベルです。
手でさわれば割と簡単に剥がすことができますから、後片付けの際のおたそに身として取っておくのもいいかも知れませんよ。
ザラメでふわふわなわたあめが作れる!自宅用わたあめメーカーHAC1607のレビュー(2回目)のまとめ
以前あめ玉で作った時は、1分もしないうちに冷めて固まってしまい、わたあめでなくてわただったあめになってしまっていたHAC1607。けれどもザラメを使って作ってみると、ちゃんとふわふわなわたあめが作れることが分かりました。
作るのも簡単で、なんなら子どもだけでも手軽にできてしまうほどです。また1回量が少々ということもあり、誕生会やクリスマスなど特別な日だけでなく、日常のおやつなどにも使えそうです。
是非とも一家に1台、わたあめメーカーを常備しておいたらいかがでしょうか?
コメント