1つは、ずっと昔ルンバとわかばは知り合いだったけれど、わかばがその記憶を失くしているというもの。
2つ目は、全ての虫(機械)にとってわかばは特別な存在であり、ヌシのルンバはそれに気づいた聡明なルンバ。
ずっと昔、ルンバとわかばは知り合いだったとすると。
どこで知り合ったのでしょうね。ルンバほか様々な機械を兵器に改造する研究所か何かでしょうか。そこのスタッフと、そこの掃除ロボット、という関係。だとすると、なにやらマスター登録っぽい感じなので、わかばは結構えらい立場の人だったということもあるかもしれません。
以前りんさんが小さい赤虫を倒した時、ちょっと部品が壊れた描写があって、その後正常に戻って動きまわりどこかに行きましたよね。例えば赤いケムリクサに取り憑かれる(ほかにいい表現が思い浮かびません…)と、周りの部品をどんどん吸収して自分の身体にしてしまい、巨大化していくのではと。そういう意味で見ると、ヌシは相当昔に赤いケムリクサに取り憑かれ、長い時間をかけてあそこまで大きくなったと考えるのもありなのかな、と。
そういう自己再生というか、自律して成長できる兵器って、地味に脅威ですよね。だから兵器研究所?と思ったわけなのですが、どうでしょう。
大きい赤虫ほど、昔まだ人が生きた時代にいた時代に兵器(赤虫)になってしまった機械たち。小さいな赤虫たちは人が滅んだ後に兵器(赤虫)になってしまった機械たち。そんな考えです。
ヌシ以上に大きな赤虫が今後登場するとしたら、倒すとやはりわかばのことを知っていて、さらに謎の解明が進んでいく、といった展開を妄想してみたりしています。
自分の研究の赤虫が暴走?とかなにかその時代に悪影響があったために、未来へ行ってそれを解決しようと…いや、無理があるかな?だったら未来なんかに来ないで現実で自分の責任で解決しなさいよ、ってなってしまいますよね。
だったら、わかばは研究所のえらい人の子ども、だったらどうか。
わかばはまだ見た目若いですからね、わかば本人がえらい立場というよりも、えらい人の子どもということも考えられますね。だとすれば、出で立ちが私服っぽいのも分かります。何かの事故で未来に転送されてしまった、という可能性です。ケムリクサに並々ならぬ興味を抱いているのは、過去にケムリクサの研究をしていた身内の影響で、その探究心のみが残っているのだとか?そんな考察はいかがでしょうか。
たつき監督が「過去のえらい人の子ども」なんて設定を作るかどうか。あまり考えられないのではないか?
私はケムリクサの他にはけものフレンズしかたつき監督を知らないですが、なんというか、血の繋がりによる家族とか、そういうのは作品から意図的に排除するような気がしてなりません。また同時に「研究所」と言った組織的なものも、過去に存在したことを匂わせることはあるにしても、それを本編にダイレクトに絡ませてくるとはちょっと思えないんですよね。
けものフレンズでもみらいさんは、組織の人間ではあったとは思いますが、あくまでもその行動は個人のものでしたし。
ということで、上記の説を1回捨てて、別な可能性について考察したいと思います。
では、全ての虫(機械)にとってわかばは特別な存在だとすると。
人であるわかばがこの世界にとって特別な存在である可能性の方が高いかもしれません。というか、こっちの方がツイッターなどでよく聞かれますね。
りんやりつ、りなたち姉妹が私たちのいう普通の人でないことはもはや明確ですよ。そんな世界で今やただ1人かもしれないわかばという「人」を、虫が認識しているというパターンです。けものフレンズの時のかばんちゃんとラッキーさんのような関係です。
ただそうすると今度は小さな赤虫に襲われた時の状況(2話)に説明がつきません。りんに吹っ飛ばされた小さな赤虫は赤い色を失って、そのまま何処かに行ってしまっていますから。
あ、上で述べてた、過去に人を知っているか知らないかの差と考察はありですね。大きい赤虫は人のことを知っているから、赤い色がなくなり正常に戻ると、人のことを認識して助けようとする。小さな赤虫は人が滅んだ後に生まれたから、人のことなど知らない…それならありかもしれません。
もしくは…実はわかばが作中でどんどん成長していて、ケムリクサ活性力に磨きがかかっているのかもしれません。例えば、もし機械に取り憑いた赤いケムリクサが消えると赤く染まらない正常なケムリクサが残ることになって、そのケムリクサが、ケムリクサを活性させるわかばによって覚醒した、とか?だとしたら、そのうち赤虫に対して、まるで獣使いがどう猛な獣を手なづけるように、片手をそっと上げるだけでその攻撃をやめさせてしまうようになるかもしれません。
わかばとは果たしてなんなのか?
をテーマに今回はつらつらと書いてみました。
そもそもわかばについて論じるにあたり、どうやったってその初登場の仕方に触れないわけにはいきません。あれどこからきたんでしょうね。タイムワープでいきなり現れたのか、1島の水たまりの奥底に眠っていたのか。
記憶は失くしてしまったのか、もともと名前しか知らない状態でその時生まれたのか。
わかばについては、ケムリクサに登場する虫たちが「自律活動する機械」として「人の手で作られた」のか、機械に取り憑いた葉っぱの「進化」なのか、その辺りも踏まえて考察するとより面白いことが分かってくるかもしれませんね。
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