ケムリクサ第3話が放送されていたので、早速視聴。今回は大きな山場みたいなのはないものの、以前一緒に旅をしていた姉妹たちの話が聞けたり、葉っぱについて語られていたり、あとはどちらかというと色々と謎がたくさん出てきたので、考察好きな人には考察しがいがあるだろうなあ、という感じでした。
なのでその辺いくつかつらつらと書いていきたいと思います。
ケムリクサ第3話のあらすじ【ネタバレ】
線路の上を進む電車。島と島の間に広がるのは深い霧。海とか、そういうんじゃないんですね。いやまあ霧のさらに底にはもしかしたら海が広がっているのかもしれないですが、とりあえずそういうのは今の所出てないですね。
りんとりつは思い出話に花を咲かせます。
りくちゃんが上陸していきなりこけた話とか。
りなちゃんが上陸先で変なものを食べて動かなくなったとか。
なんか切ないですね。そんな遠くない過去の話なはずなんですけど、もう思い出に変えてしまえてる感じ。悲しみに浸っている暇はないんですもんね。
壁を超えて次の島になるそうなのですが、青く光っているのが壁なんだそう。青く光っているというのも、何かきっと訳があるんでしょうね。「今回は簡単にやられないんだからな!」とりな。前回にも移動の度に仲間がいなくなるという話がありましたし、つまりそういうことんなのでしょう。
りつが少し体調が悪そうで、一行は一旦休憩を取ることに。みんなでお水を飲みます。それにしても飲む量が半端ない。しかも、「これで10日は動けるな!」1回水を補給しただけでそれだけ動けるということは、やはり普通の私たちにとってのヒトとは違うのだと思います。
わかばも水を飲ませてもらうのですが、本当にコップ一杯程度しか飲まなくて、りつに「それだけで大丈夫か」と心配されていました。生き物としての違いが、ちょくちょく出てきますね。
その後りなたち4人のうち2人が抜け出して“つまみ食い”をしに行ってしまい、それを探しにりんとわかばのお散歩タイム(リールにつながれた犬の散歩…すいません)。
ここら辺でちょっとりなの秘密に触れられます。まとめると、
- 1回食べたものは、その後スカートの中から自由にそれを取り出せる
- 結構無制限に取り出せる?(線路を作ったのはりなだとのこと…まじか)
- いっぱい食べるとりなが増える(初めはりな1人だったんですよね)
- 葉っぱが2つあって、そのうちの1つのおかげで増えることができるそう。
- 新しいものを食べると調子がいい「だから珍しいものを見つけたら教えるのだ」
だいぶ不思議な生き物ですね。
その後一行はまた電車に戻り先に進むのですが、突如地震が起きて、電車が地面ごと傾いてしまいます。その際に葉っぱの化石?のようなものが入れ物ごと窓から落ちてしまう事態に。とっさに窓から飛び出してそれを手に取るわかば。あわや霧まで落ちてしまうというところで、りんとりつに助けられます。
「なぜだ、なぜ飛び出した…これが何か知っていたのか?」
「ちゃんと分かってはいないです…でも大事そうにされていたので。りんさんにとって、大事なものなんですよね」
それを肯定するりん。「これが無事だったのは、嬉しい」
この辺りのやりとりでまたも赤くなってしまうりん。今日1番のベストショットです。
りなに「そいつをしっかりと見張っておけ!」と言い残して外に出てしまうりん。
その後のりつとりなたちの反応が、
「あれがいわゆる毒かなあ」
「毒か」
「毒だな」
もしかして、りなはともかく、りつは分かっているんじゃないでしょうか(笑)。
最後に、わかばが間一髪で助けた葉っぱの化石?みたいなのが映されて、その壺には赤い葉っぱの光。「これって…」というわかばの声と、それに応えるようにう〜んというりつの声で第3話は終わるのですが、ひょっとしたら第4話はこの壺の秘密から入るのかもしれません。
ケムリクサ第3話の感想
最初のヒトとは一体なんなんだろう
ここで初めて出てくる“最初のヒト”。どうやらりんたちの生みの親?みたいなヒトらしいのですが、りんたちと入れ替わりでいなくなってしまったんですね。そもそもこれは、りんたちが何者なのか、という謎に関わってきますし、きっとその辺りも徐々に明かされてくるのかなあとは思いますが。
りなの発言で、葉が残っていることがわかります。それをりなが持っているのか、それとも別な場所に保管されているのかは不明です。
ただふと思ったのですが、もしかしたらりんたち姉妹の能力をすべて1人で持っていたヒトなのかもしれませんね。そしてその能力の1つとして、新たな姉妹を生み出すことができたのではと。そしてその能力は、今はりなに受け継がれているということなんだと思います。
りつさん、大丈夫?
たびたび調子の悪そうなところを見せるりつ。今回もまたみどりでの長距離の移動が祟ったのか、だいぶ苦しそうに咳をしているシーンが見られます。そしてよく見ると、まるでりつの体が分解されていくように赤い光が体から抜けてきているのです。
わりと自分の命を削って緑を動かしているんじゃ…このみどりの力で大量の水や物資を運べたりしているので「やめて」とは言えないですし、早いところ水のあるところまで到達しなければいけないというのもわかりますが、やはり無理はしないでほしい…
わかばは今までいなくなってしまった姉妹たちの能力を受け継いでいる…?
わかばが匂いで、発光しなくなったケムリクサを見つけるシーンがありました。それを見たりんが「匂いで…?」と訝ります。それってやっぱり、もういなくなってしまったりょうの得意技だったから気になったのではないでしょうか。
そのほかにも発光しなくなった葉っぱを光らせるのはりくの得意技だったようですし、第1話で赤霧の微妙な変化を見ることができたのは、りょくの目の良さに通じるところがあります。
どこかのサイトの考察で、わかばがこれまでの姉妹の能力を受け継いで現れたみたいな話を見ましたが、俄然その信憑性が増したような気がします。
わかばが受け継いだ黄色い葉っぱ。もとはりょくちゃんのものらしいが…
発光しなくなった四角いケムリクサ、もとはりょくが使っていたものらしいですが、それをわかばがもらえることになりました。りつ曰く、りょくちゃんもその方が喜ぶとのこと。おそらくわかばの探究心とか、そういうのに感化されたんでしょうね。りょく自身は別段ケムリクサが好きだったわけではなかったそうですし。
それにしてもこのケムリクサ、前日譚でりょくが調べ物をしていた時に周りにふよふよいていたやつですよね。
なんとなくですが、もう1度使えるようになったら辞書とかそういう効果の道具になるんじゃないかと期待しています。
わかばが必死に守った葉っぱの化石?みたいなもの。もしかしたら今までいなくなってしまった姉妹なのでは?
今回はこの葉っぱの化石みたいなものが窓から落ちてしまい、それをわかばが命をかけて守るシーンが1番の見せ場でした。けれどもこれ、一体なんなんでしょうか。
数を数えると…全部で5つ、ちょうど今まで死んでしまった姉妹たちの数と一致します(ちなみに今回初めて公開されたエンディングで、これまで何人姉妹がいて、誰が死んでしまったのかがわかります)。
そしてその壺にはうっすらと、りんたちにも見られる赤く光る葉っぱ。
関係ないわけがないですよね。
その辺りも第4話で語られるんでしょうか。
葉っぱの化石って他の姉妹たちなんじゃ…ケムリクサ第3話の感想と考察【ネタバレ】のまとめ
以上、ケムリクサの感想をつらつらと書いてきました。まだまだ気になるところ満載で、これからも目が離せません。次回にも期待します!
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