青のオーケストラに登場するハルという女の子が、読めば読むほど好きになって仕方ありません。青のオーケストラの中では、誰よりも1番恋してて、見ていて胸がキュンキュン締め付けられてしまうのです。
もともと引っ込み思案なハルですが、青野のことを想って表情がコロコロと変わって、悩んだり嫉妬したりしながら、それでも少しずつ成長して、どんどん積極的になっていきます。
ということで、今回はそんなハルについて、かわいいいろんな表情を、画像付きでたくさん紹介していきます。
青のオーケストラのハルとは
青野と同じ内幕高校の、オーケストラ部所属の女の子です。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案
ハルはとても恥ずかしがり屋です。青のオーケストラの全キャラ中でも、トップと言っても過言ではないでしょう。
初めて会う人に対してはろくに喋れず、話しかけるのも話しかけられるのもダメなようです。そのため、高校入学して数ヶ月経ってからも、クラスではあまり友人がいないようでした。
ただしオーケストラ部内では、同級生や先輩と話しているところをよく見かけます。先輩たちとはよく恋バナをしているようですし。
共通の話題などがあれば、全然コミュ障とかではないんですよね。
いじめられていた過去
中学校時代、ハルはクラスメイトから、かなり酷いいじめを受けていました。青のオーケストラの作中では詳しい描写がありませんでしたが、それは、耐えられず、途中で転校しなければいけないほどであったようです。
また、いじめられた過去は、ハル自身の中でもまだ消化しきれていないようです。下校途中に自分をいじめていた奴を見かけただけで、ハルは震えが止まらなくなり、体が硬直してしまうほどでした。
オーケストラ部内ではそこそこ関係が築けているにも関わらず、クラスではほとんど友人がいないと言うのも、かつてクラスでいじめられていた過去があるからかもしれません。
ヴァイオリンの腕前は?
ハルのヴァイオリンの腕前は、同学年の中では、ほかの経験者を差し置いて、青野や佐伯に次ぐ実力であることが示されています。
とは言っても、入部した当初に比べてだいぶ多くの新入部員が辞めていったようですので、具体的に現在何人中何番目、という評価のつけ方は難しいかもしれません。
ただ、仮入部の時点で青野は「あの子、結構うまいな‥‥」と独りごちていましたし、佐伯よりも合わせやすい、と青野は評価しています。
そして夏のコンサートで『新世界』を演奏する時には、青野と佐伯以外では唯一1年生で1st編成に組み入れられています。
ただし欠点もあるようです。どうにも性格のせいなのか、少し演奏が遠慮がちなのです。本来強く演奏しなければいけない部分が、まだまだ力を込めきれていないというか‥‥。
ただし、その後コンクールの練習で、ハルは何かに気づいたようでした。曲に込められた意味をイメージすることで、演奏がガラリと変わったのです。
おそらく、今はもっともっと成長しているとみて間違いないでしょう。
ハルは青野のことが好き
ハルは、同じオーケストラ部の同級生、青野のことが大好きです。
それは小学校からの片想いで、はじめはヴァイオリンがうまい同年代の男の子に対する憧れのようなところもあったかもしれません。けれども高校で同じオーケストラ部の仲間になって、たくさん話すうち、もっとずっと好きになっていったようです。
ちなみに、海幕高校のオーケストラ部では、結構恋愛沙汰たくさんあるようです。まあ高校生、同じ部活、きつい練習、長い時間苦楽を共にする、となれば、そう言うことがたくさん発生しても、決しておかしくはないでしょうけど。
ただその中にあっても、ハルの恋愛関連の描写は非常に多く、喜んだり落ち込んだりと言った表情の変化が目まぐるしくて、とてもかわいいと言わざるを得ません。
またそのように顔に感情がよく出るものだから、部活の、特に先輩たちの中には、とっくにハルの気持ちに気づいている人も多いようです。
さりげなく匂わす羽鳥先輩。そしてどストレートにハルに聞いてくる平良先輩。
ただ、平良先輩はどちらかと言うと、すでにハルが青野と付き合っているんだと思っていたようですが。
そして3年生の町井先輩は、部活を引退した今も、ハルの恋愛関連の相談をめちゃくちゃ聞いているようです。逆に町井先輩も、ハルに、部内に好きな人がいるって打ち明けてましたしね。
ハルのかわいい色々な表情22選
ここからはハルのかわいい色々な表情を、画像付きで紹介していきます。青野への恋心で浮き沈みが激しく、けれども表情1つ1つが生き生きしていてい、本当にかわいいんですよね。
高校で初めて会った青野と顔を合わせられない
海幕高校に入学して初めて青野にあった時のハルです。小学校低学年のころから片想いしていた憧れの男の子に再会したにも関わらず、この顔です。
ハルも青野も同じ中学校に通っていたわけですが、ハルがいじめられていたことを、青野が知っていてもおかしくありません。ハルは、いじめられて転校したことを恥ずかしく思っていて、そんな自分を、片想いの青野に見られたくなかったのかもしれません。
実際には青野自身もそのころはそれどころではなく、またそもそも中学校の同級生に対してそこまで興味があったわけでもなく、ハルがいじめられて転校したことなどもまったく知りませんでしたけどね。
好きな人と親友の仲が良すぎる
小学校低学年の頃、ハルは青野とお話ししていました。いつか一緒にヴァイオリンを弾こうね、と。ハルは高校になってオーケストラ部に入ってからもずっと、それを覚えているんですよね。
けれども青野はそれを忘れてしまっているようで、しかも他の女の子に、一緒に演奏しようみたいなことを言っているのです。これはもう凹みますよね。しかも相手は自分の親友ですから、恨むこともできません。
この時、きっとハルは、秋音が青野と付き合ってるのか、と聞きたかったのかもしれませんね。けれども怖くて聞けない、そんな憂いの表情なのです。
つい目をそらしてしまう
じっと見られて、つい目を逸らしてしまうハルです。この頃はまだ青野と面と向かって話すこともままならなかったんですよね。青野も青野で、ハルには嫌われていると思っていたようです。
肩触れあうほど近くで見つめ合ってしまう
相合傘で下校途中、ふとしたタイミングで見つめ合ってしまった時のハルです。もう世界全部が恋する相手、と言った感じです。
実際ですね、もしかしたら告白するつもりがあったのかもしれません。
この後ハルは青野に、小さい頃の約束を覚えているか?と問いかけます。いつか一緒にバイオリンを弾こうと言った、あれです。
もしここで青野が覚えてると言ったら、ハルは、ずっと覚えてた、とか、大切な思い出、とか言ってたんじゃないでしょうか。確かに明確な告白ではないにしろ、あの日の約束が自分にとって大切なものであると伝えただけでも、ハルの気持ちがある程度伝わると思うんですよね。
けれども残念ながら、青野はそのことを覚えていませんでした。正直なところ、もしこの時点で2人がある程度いい感じになってれば、秋音が入り込む隙間はなかったんじゃないかなと思うのですが、いかがでしょう。
佐伯がうらやましい
夏のコンサートでは、青野の隣の席は佐伯でした。ハルにはそれが羨ましいのです。なにせ小学生の頃、一緒に演奏しようと約束したことをずーっと覚えているハルですからね。
ただ、はじめのうちは、青野の隣になれるように、佐伯よりも上手くなれればいい、頑張ろうと、ハルは考えていました。けれども、実際に佐伯と一緒に演奏して、その考えは完全に吹き飛ばされてしまいました。
ハル自身、青野にも佐伯にも、技術的に全く及ばないことを、とてもよく理解してしまったからです。
滝本先輩くっつきすぎ!
青野が久しぶりに学校に来ると、2年の滝本先輩に抱きつかれました。もともと滝本先輩、スキンシップが多い人で、前々から青野にベタベタ絡んでましたからね。
ただそんな青野と滝本先輩を見て、ハルは心中穏やかではありません。というかハルはなんでも顔に出すぎですね。そこがかわいくもあるのですが。
浴衣をほめられて
青野、佐伯、山田、秋音、そしてハルの5人で夏祭りに行った時のことです。青野に浴衣を褒められて、ハルは顔を真っ赤にしてしまいます。
それにしても、これだけわかりやすい反応をすると言うのに、いつも一緒にいる、ハルの親友である秋音はどうして気がつかないんでしょうね。そしてあまつさえ、青野にアプローチをかけ始めてしまうのだから、鈍感は罪というほかありません。
一緒に来ていた山田はとっくに気づいている様子でしたけど‥‥。
一緒に演奏
夏のコンサートでくるみ割り人形を演奏する時は、ハルは青野の隣なのです。毎回青野が隣に来るだけでキュンキュンしていたら、心臓がもたないと思うんですが。
ただしまあ、2人っきりでではないにせよ、一緒に演奏するという約束、夢というか目標?はある意味叶ったと言えるかもしれません。
秘密。
夏休み、たまたまばったり青野に出会ったハル。せっかくだからと一緒に散歩し、デートのような状態に。
これまでのハルだったら、それだけで緊張して、体が硬直してしまっていたのではないでしょうか。けれどもたくさんの人との関わりを経て、ハルも成長しています。
余裕ができた、というか、自信がついてきたのかもしれません。ちょっとだけ悪戯っぽく微笑むハルは本当に最高ですね。
体育祭にて…
体育祭の時には、木陰で休んでいる青野に、ハルが自ら話しかけに言っていました。どんどんハルは積極的になっていきますし、そういう成長というか、少しずつ自信がついてきて笑顔が増えていくの、すごくいいんですよね。
それでもやっぱり、ちょっとドキドキメーターが上がってしまうとすぐに縮こまってしまいます。成長したけど、やっぱり変わってないところもあるよね、っていう感じの1コマです。
いつもいつも、ハルは気になって仕方ありません。青野が秋音のことをどう思っているか。でも毎度、聞かずに終わってしまうんですよね。
青野は…気づいてないのか、気づいてなお隠しているのか……どちらにせよ罪作りな男です。
嫉妬
青野と秋音が仲良さそうに話すのを見て、ハルには黒い感情が押し寄せてきます。「どうしたの?」というハルの問いに対して秋音は、大したことじゃない、と言うのですが、それでも自分の知らない秘密を共有しているみたいで、とっても嫌な気分になりますね。
そう、嫉妬です。
ハルの青野に対する好きは、それこそ高校のオーケストラ部で再会するまでは、あくまでもあこがれとか、目標のようなものだったと思うんですね。もともと手が届かない存在みたいな。
けれどもオーケストラ部で、まあ秋音や山田のおかげでもあるんでしょうけれど、青野と話す機会が格段に増えました。それに伴って、ハルはどんどん青野のことが好きになっていったように思うんですよね。
いつまでも遠くから見ていたい、じゃなくて、隣に立ちたい、みたいな感覚の変化です。自分以外がそのポジションにいるのは、見るに堪えられないのではないでしょうか。
デートのお誘い
青野をデートの誘ったときの顔です。
青野がいつも通っている楽器屋さんに連れて行って、とお願いした時に、青野は「じゃあ山田くんたちにも声かけてみるね」とナチュラルに言い放ちます。夏祭りにも一緒に行った、いつもの仲良しメンバーですね。
けれどもハルはそこで勇気を出しって一歩を踏み出します。「2人で行かない…?」と。
そしてこの真剣な顔です。これでは断れないじゃないですか!こんな真剣に見つめられれば、誰だって分かるはずです。ハルがふざけてそんなことを言っているわけではないということを。
それなのに、とりあえず2人でお出かけは行くけれど、結局態度をあやふやなままにしている青野は許せませんね。これはもう許され難き大罪です。ちゃんと答えてあげないと!
それはともかく、このデートのお誘いのちょっと前、ハルは青野と2人で満月を見ているんですよね。で、2人並んで空を見上げているわけなのですが、ハルが明らかに月よりも、青野の方ばかり見ているのです。
このコマ、月を見ながらもちらっと青野の方を伺うハルの様子です。本当にかわいいですね。
ハルと青野のデート
青野とのデート中、一応それなりに会話できてるのですが、本当にこれで大丈夫なんだろうか…と心配になっているハルです。普段通りに話せているかとか、表情が変になってないかとか、かなり不安になっているようです。普通を装っているけれど、実際は頭の中真っ白らしいです。
そんなの、青野もまったく一緒だから、まあ気にすることはないと思うんですけれど。
楽器屋に行った後、一緒にご飯を食べようと誘われたハルです。とっても嬉しそうです。
自分から秋音の話を振ってしまい、ちょっと後悔しているハルの様子です。秋音の話をしてしまって、しまった!ってなっちゃうんですが、それでもまさか話を途中で中断するわけにもいかず…。そして以前聞いたけど、求めていた答えが得られなかった禁断の問いを、またも繰り出します。
自分で自分の首を絞めているというか……でも聞かずにはいられないんでしょうね。ちょっと焦ってもいるのかもしれません。
この、瞳の光が消えている感じ。すごく雰囲気が出てていいですよね。お腹の底から、黒い感情がもくもくと湧いて出てくるのです。
なにせ青野は秋音とめちゃくちゃ仲がいいですからね。なにせこの数日後、青野は秋音のお母さんの誕生日パーティーにもお呼ばれされていましたし。そういう中途半端なところ、青野本当にダメだなあと思います。ハルがかわいそうじゃん!
勉強協力しようか…
青野が試験勉強に身が入らない、みたいな話しているときに、秋音が「青野は、勉強教えてくれる人がいないとダメな奴だからさー」なんて言うんですね。そうしたらそのすぐ後に、すかさずハルが名乗りを上げたのです。
たぶん秋音は、自分が教えると言いたかったんでしょうね。けれども秋音がちょっと照れてそれを言い出せないうちに、ハルが勉強を教えると言い出したわけです。
これ、たぶん秋音視点だけで見たら、とられた!という感じなのではないでしょうか。
秋音も、この時すでに自分の気持ちを自覚し始めています。それをハルが知っているかどうかは分かりませんが、このままハルが何もしなければ、恋の天秤は急速に秋音に傾いてしまいそうなのです。
デートを機にもう少し積極的になれたハル。ここで一歩を踏み出せたことは、本当にハル自身にとってとても良いことだったと思います。
お邪魔なタイミング
ここも同様ですね。テストについて、秋音が青野に声をかけるか否かのジャストタイミングで、ハルが割り込んできました。明らかに秋音の邪魔をしにかかってきています。正直悪役ポジションですよね。
ただ、これまでの背景、青野への想いなんかを思い返してみると、ハルの行動がまったく悪いものだとも思えないんですよね。むしろがんばれって応援したくなってしまいます。がんばれハル!
ハルの凛々しいヴァイオリンを弾く姿
ハルがヴァイオリンを演奏する姿って、とってもきれいで、凛々しくて、美しいのです。せっかくなのでその一部を紹介します。
コンサートの選抜メンバーのオーディション前。真剣なハルの表情です。ヴァイオリンを演奏しているハルは本当に凛々しいですよね。
自宅ではヘッドホンにつなげています。まあ青野の家のように、完全防音になっている家などそうそうありませんから。
まあ秋音は完全防音じゃなかろうと、自宅でがんがんヴァイオリンの練習していたらしいですけど(そして苦情も来たらしい)。
くるみ割り人形の演目では、夢見る少女が心踊らされるような演奏を披露します。入部した当初はフォルテ(強い男)が苦手だったハルも、今では自信を持って音を出せるようになりました。
演奏する曲の主題を深堀していくことで、ハルはどんどんその曲の世界に入り込んでいきます。曲に登場する1人の女性を思い浮かべて、まるで自分がその女性であるかのように、感情がシンクロしているのです。素敵すぎて眩しいです。
まとめ
初登場時はだいぶ引っ込み思案だったハルですが、時を経るごとに少しずつ自信がついてきて、どんどん積極的になっていきました。青野をデートに誘ったり、試験勉強に誘ったり…。青野だって、ハルの気持ちにはもう絶対に気づいて居いるはずですよね。
確かに、秋音律子という親友でありライバルでもある存在は、ハルの恋路にとって最大の障害です。けれども今のハルならば、きっとしっかりと青野に想いを伝えられるのではないでしょうか。ぜひとも、青野にはハルの気持ちに応えてほしいと思います。
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