今年は、宇崎ちゃんは遊びたい！アニメ2期が始まりますね。この記事を書いている段階では、まだいつスタートなのかはっきり示されていませんが、ほんと楽しみなことこの上ないです。
さてここで気になるのが、果たして原作のどこまでアニメ化するのか、ということではないでしょうか。
というのも、原作ではとうとう、桜井が宇崎に告白し、付き合うところまで進んでいるからです。
あの名シーンをアニメで見れるのか…？これは宇崎ちゃんファンにとっては非常に重要なポイントなのではないでしょうか。
ということで、今回は宇崎ちゃんは遊びたい！アニメ2期が、原作のどこまでやるのか、考えてみたいと思います。
宇崎ちゃんは遊びたい1期は原作4巻まで
宇崎ちゃんは遊びたいアニメ1期は、原作4巻の頭の方までを映像化してくれていました。せっかくなので、ここで宇崎ちゃんは遊びたいアニメ1期を振り返ってみたいと思います。
アニメ宇崎ちゃんは遊びたい！を無料で見るならコチラ
1話｜宇崎ちゃんは遊びたい！
原作1～3話までをアニメ化しています。大学で宇崎が桜井を散々あおっていたり、一緒に映画を見たりバッティングセンターに行ったりします。
「なんスか！この前は相手してくれたじゃないッスか！気分で扱い変えるんスか！」
宇崎ちゃんは遊びたい！1巻
「遊びたい時にだけ遊ぶ都合のいい女扱いッスか！」
「人聞きの悪い言い方をするな！」
周囲に誤解を与える言い方で桜井を翻弄する宇崎。そうそう、宇崎ちゃんは遊びたいの初期のころは、こんな感じだったんですよね。
2話｜マスターは垣間見たい！
原作4～5話がそのままアニメ化していました。桜井のバイト先に宇崎が来てからかってきたり、食堂でお互い別の友人と一緒にいるのにもかかわらず、お互いずっとコミュニケーションをとったりしています。仲良しですね。
それと壁（植木？）に宇崎の上半身がはまってしまい、相当危ない図になってしまいます。そしてこれを抜こうとする桜井が周囲に恐ろしい誤解を与えてしまう……。見てる方としては面白いですが、桜井からすれば相当ダメージが大きかったでしょうね…。
3話｜亜細親子は見守りたい！
原作7～10話に相当します。マスターの娘であり、桜井の先輩でもある亜美の初登場です。亜美は物語が進むにつれてだんだんとたがが外れてくる印象ですが、割と初登場時から危ない性癖をお持ちでした。ある意味ぶれない…。
亜美が出てくることで、一時宇崎の嫉妬心が亜美に向いていました（亜美は桜井に名前呼びされているのに、自分はされていないとか…）。
ただその後、話はそういう方面（宇崎と亜美がライバル関係になるとか）にはならなかったですね。まあ亜美があんな性格ですから、そうなりようがないでしょうけれど。
4話｜連休は一緒に遊びたい！
原作11～13話、桜井と宇崎が大型連休を一緒に過ごすという内容です。一緒に眼鏡を買いに行ったり（ただそこで亜美に遭遇してしまうので、結局2人きりにはなりませんでしたが）、帰りの電車で桜井が燃え尽きてしまったり…。
それと宇崎が桜井の家にご飯を作りに来ましたね。以前にも看病で桜井の家に来たことがある宇崎ですが、今度は完全に遊びに来ています。もうこの時点で、恋人同士にしか見えません。
5話｜親友におせっかいしたい！
原作14～17話になります。桜井の友人である榊が初登場です。ちなみにここから原作2巻の内容になります。
桜井と宇崎の関係が面白くてたまらない榊は、どうにか2人をくっつけようといろいろ誘導尋問するのですが、桜井には逃げられ、代わりに亜美に捕まってしまいます。
2人の関係を遠くから見守りたい亜美は、榊が2人を無理にくっつけようとするのを快く思っていません。
6話｜夏だ！海だ！きもだめししたい！
原作でいう18～20話になります。アニメにはだいたい水着回として海に行くオリジナルの話が挿入されやすいですが、宇崎ちゃんは遊びたいではもともと原作で海に行く話があるんですよね。
それにしても、桜井が亜美を口説くシーンはなかなかの見ものです。
それと、この回ではアニメのオリジナルシーンが挟まれています。きもだめしが終わった後、亜美も榊も寝静まった夜のさなか、宇崎はドキドキしっぱなしな出来事が起こるのです。
7話｜猫カフェと居酒屋で遊びたい！
タイトルの通り、猫カフェと居酒屋に行く話です。原作では21、22話に該当します。原作では猫カフェの話と居酒屋の話はちょっとつながっている程度ですが、アニメではオリジナルエピソードを少し挟んで、かなり連続した感じで物語が作られていました。
それにしても居酒屋で相当飲んでしまい、翌日二日酔いになってしまった宇崎のいろいろは、とてもヒロインとは思えない描写でした。声とか、ああ、ここまでやっちゃっていいものか、と。
8話｜二人で花火を見上げたい！
割とオリジナルが入っていた回でした。原作では23話と、少しだけ35話が入っていたかな、という程度です。花火を一緒に見に行くまでのいろいろとか、宇崎の桜井についての思い出とかが、結構詳細に語られていました。
ああ、宇崎はこうやって桜井のことが好きになっていったのね、という。
それと、あまり自分の気持ちを吐露しない桜井が、宇崎に対して自分の気持ちをいろいろ伝える（告白ではないけれど）場面も。
2人の内面に触れられる、非常に貴重な回だったと思います。
9話｜宇崎月はときめきたい？
個人的に神回だと思っています。宇崎の母親、宇崎月が登場します。原作でいうと24～26話になり、ここから3巻でもあります。
宇崎とともに、月の待つ宇崎家を訪れる桜井。その桜井に、月は盛大な勘違いを始めてしまいます。月さん、ちょっと思い込みが激しすぎです。
（まさかこの子…あったばかりの私の身体を……？それとも娘ともども！？）
宇崎ちゃんは遊びたい！3巻
「触りたいんスか？先輩（猫を）」
「まあ…できれば…（猫を）」
このあたりのすれ違いは、まるでアンジャッシュのコント見たいですよね。
10話｜鳥取で遊びたい！
鳥取コラボ回です。完全オリジナルです。
これまでも、スポンサーとアニメがコラボした話はよくありましたが（ガルパンとサンクスとか、エヴァンゲリオンとUCCとか）…。
上記は、アニメ制作側がスポンサーに配慮したのか、それとも相応のお金が動いてスポンサーの要望を通したのかはわかりかねますが…。宇崎ちゃん×鳥取は、それなりの広告費が入っているんだろうなと感じました。
こういうの、アニメ制作会社は全然もっとやっていいと思うんですよね。というかむしろ、ローモデルになってほしいとも思います。しっかりと制作会社にお金を入れて、その分、力を入れてコラボレーションする。
もちろん作品の雰囲気やイメージを壊すものはNGですが、宇崎ちゃんは遊びたいは現実の日本の話ですからね。観光地をPRするには格好の媒体だと思うのです（さすがに異世界モノで鳥取を取り上げてしまったらヤバいでしょうし…笑）。
面白ければ、そして作品にマッチしていれば、これだけできるんだと思い知らさせてくれた、とてもよい企画だと思います。
11話｜桜井も遊びたい？
原作の27話、31話、29話、32話の分になります。桜井のお家を2人で片づけたり、月と一緒にうどんをこねたり、ボルタリングにカラオケなど、いつもの（？）日常が描かれていました。
鳥取でぶっ飛ばしていた分、少しインターバルをはさみたかったのかな、と思ってしまうくらいに何もない回です。最終回に向けた嵐の前の静けさなのかな？と。
それにしても、桜井の部屋に宇崎の私物が少しずつ置かれていくの、彼女が少しずつ同棲に向けて、計画的にものを増やしていく感じに似てますね。宇崎はもちろん無意識なんでしょうけど。
12話｜宇崎ちゃんはもっと遊びたい！
原作30話、33話、34話になります。34話から4巻突入です。内容としては、宇崎が桜井に関する思い出を亜美に話すところから始まります。
以前にも、宇崎が桜井に惚れたきっかけみたいな話がありましたが、ここで語られるのはどちらかというと、宇崎と桜井の出会いについてです。
そして、桜井と宇崎2人で宅飲みをします。宇崎はどうやら桜井がお酒で具でぐでになるところをどうしてもみたいのだとか。榊の助言を受けて見事その狙いは達成するのですが、そこで思わぬ事件が発生してしまうのです。
2人が目を覚ますと、そこは布団の中でした。宇崎の目の前には桜井が、桜井の目の前には宇崎が…。けれども、お互いその夜のことは何も覚えていなかったのです…。
アニメ宇崎ちゃんは遊びたい！を無料で見るならコチラ
宇崎ちゃんは遊びたい！アニメ2期は原作漫画のどこまでを消化する？
アニメは7巻の中盤まで？
宇崎ちゃんは遊びたい！のアニメを見てみると、原作漫画の4巻頭までであることが分かります。話数で言えば34話までです。
ということは、普通に考えて、宇崎ちゃんは遊びたい！アニメ2期は7巻の中盤、68話くらいまでではないかと推察することができます。
68話では中途半端？
では宇崎ちゃんは遊びたい！原作漫画68話はどんな内容かというと、実はめちゃくちゃ物語が佳境に差し掛かろうかというところです。
ちょうど、桜井が宇崎に対して好きだという気持ちを自覚しだしたところなのです。
この画像です。クリスマスの宇崎を思い出して思い悩む桜井…。もし仮に宇崎ちゃんは遊びたいアニメ2期がこんな状態のまま終わってしまっては、視聴者が、そして私自身も、絶対に納得できるわけがありません！
桜井の苦悩と決意
原作漫画68話のあと、桜井は実に4話分をかけて、悩みに悩みぬきます。いろんな人に助言を求めて、自分の気持ちを整理したり、整理した途端また落ち着かなくなったり、これまでずっと、冷静に宇崎のウザがらみをスルーしていた桜井が、もはや宇崎をまっすぐ見れなくなるくらいに取り乱すのです（この辺りは超見ものです）。
そして、8巻にてついに自分の気持ちを伝えるに至ります。
ここらへんの漫画の演出は非常に見事でした。これまでずっと宇崎が、鈍感な桜井に対してやきもきしていたわけですけれども、桜井が悩みながらも、たくさんの大人に支えられて、自分の中の答えを見つけていく様は、思わず全力で応援したくなるような展開でした。
だからこそ！
アニメ2期では中途半端で終わることなく、せめて桜井が宇崎に告白するところまでしっかりとやりきってほしい！と願うところなのです。
アニメの映像効果を殺せば告白回まで行ける！？
宇崎ちゃんは遊びたい！は、通常アニメ1話につき、原作漫画3～4話くらいなんですよね。ということはアニメ12話につき、本来なら最大原作漫画48話くらいまで消化できるはずです。それでも48話までいかなかったのは、オリジナルエピソードがふんだんに盛り込まれていたり、鳥取回があったからです。
そう考えると、より原作に忠実に、オリジナルエピソードをなるべく挟まないようにすれば、告白回までたどり着けることになります。
もっとも、アニメ1期8話の花火の回なんか、オリジナルエピソードがふんだんに盛り込まれていましたが、その分とても素晴らしい回でした。これはまさに、アニメの映像効果を最大限活用した演出です。
アニメ2期を告白まで持ってくるために、単純にアニメ1話分に、無理に原作4話分を突っ込み、結果アニメの映像効果を殺すようなことをしてしまうなど、そんなバカげた話許せるわけがありません。
原作漫画のエピソードがいくつか飛ばされる？
かといって、告白までもっていかないなんて、それはそれで納得いきません。アニメ2期は桜井の告白まで行かなければ、絶対に消化不良になること間違いありません。
となれば、あとは答えは簡単です。単純に、原作漫画のエピソードをいくつか飛ばしてしまえばいいのです。もちろん、原作漫画のファンの1人である私としても、それはとても残念なことであるのですが…。
ただまあ、それは3期までのお楽しみということにしておけば、それもまた一興かな、と思うわけです。
アニメ宇崎ちゃんは遊びたい！を無料で見るならコチラ
まとめ
宇崎ちゃんは遊びたい！アニメ2期は、果たして原作漫画をどこまで消化するのか、少しだけ考えてみました。アニメ1期と同じペースで進めば、原作漫画8巻の桜井の告白までたどり着くことは困難でしょう。
ただし、原作漫画のエピソードのいくつかを飛ばせが、それも可能になるはずです。また、多少強引な手ではありますが、アニメ2期1話1話に無理やり原作漫画3～4話を突っ込むというのもあります（ただしこれについては、私は嫌だなあと思いますが）。
何はともあれ、またあの宇崎ちゃんは遊びたい！のアニメがまた見れるというのだから、ぜひとも楽しみに待っていたいと思います。
コメント