葬送のフリーレンの6巻が発売になりました。
今回はフェルンが大活躍です。戦いもそうですし、いつものむっすーという怒り顔も健在です。最近はこのむっすーという怒り顔が見たくて読んでいるようなものです。
どうもさめきちです。
今回はそんな葬送のフリーレンのあらすじネタバレです。フェルンの怒り顔も少し紹介します。というかそれが紹介したかったです。まだ読んでいない方はこのままブラウザバック推奨です。
よろしくお願いいたします。
葬送のフリーレン5巻までのあらすじ
5巻とメインといえば、やはり大陸魔法協会一級魔法使い資格試験の一次試験の様子です。一級魔法使いの試験には、フリーレンとフェルンが参加し、その様子が8話にわたって描かれていました。1話ずつの単話構成が多い本作の、久々の長編なのです。
一次試験は、3人1組となって隕鉄鳥(シュティレ)を捕まえるというものでした(ちなみにフリーレンとフェルンは別々のグループに入れられています)。ただし、隕鉄鳥はそうそう狙って捕まえられるものではありません。むしろ運要素が大いに絡んだ課題と言えます。
結局のところ、運良く隕鉄鳥を捕まえたグループからどうやって奪うか、あるいはどうやって守り切るか、そんな人対人の戦いだったのです。
フェルンのグループはまさしく対人戦がメインでした。せっかく捕まえた隕鉄鳥を狙って他のグループと激しく対立したのでした。
それに対してフリーレンは、運が良くなければ捕まえることができない隕鉄鳥をどうやって捕まえるか、どのグループの誰よりも真剣に考えていたと言えます。そして舞台となる島全体を巻き込んだ大々的な作戦を立て、見事に隕鉄鳥を捕まえることに成功しました。
‥‥と言っても、最終的にはそれを狙う魔法使いと戦闘になったのですが(というか、フリーレンの作戦を見通していた魔法使いが、隕鉄鳥を捕まえるのをじっと待っていたようです)。
圧倒的な力を見せつけて無事一次試験を通過したフリーレンとフェルン。次は二次試験になります。
葬送のフリーレン6巻あらすじネタバレ
二次試験はダンジョン攻略、フリーレンはウキウキ!
二次試験は、今まで誰も攻略できたことのないダンジョンの攻略でした。ダンジョンの攻略と聞いて、フリーレンはウキウキです。ダンジョン攻略、好きなんですね、フリーレン。
どうやらヒンメルがダンジョン攻略好きだったようで‥‥フロアを全制覇しないうちに、次のフロアへは行けない性格だったみたいです。宝箱の取り逃がしや隠し通路の見逃しは絶対に許せないタイプって、いますよね。
そしてそんなヒンメルに影響されたフリーレンもまた、ダンジョンをくまなく探索します。二次試験官のゼンゼもこれには呆れていましたね。試験であるにもかかわらず、気負いを全く感じさせず自由に振る舞うフリーレンは本当にかわいいです。ミミックに食べられるところも。
さて、このダンジョンがなぜ未攻略なのか、それはダンジョンに足を踏み入れた人間のコピーが侵入者を排除するからでした。フェルンがダンジョンに入ればフェルンのコピーが、フリーレンがダンジョンに入ればフリーレンのコピーが、ダンジョン攻略者たちの邪魔をするのです。しかもそれらは、どれだけ倒しても復活するというのです。
なんとか‥‥というよりはだいぶ楽しんでダンジョンの最奥に辿り着いたフリーレンとフェルン。そこには既に何組かの魔法使いたちが揃っていました。みな最奥の扉の前に陣取っていフリーレンのコピーに太刀打ちできずにいたからです。
フリーレンのコピーと戦うフェルンが強い
「もしかしたら私フリーレン様を殺せるかもしれません」
フリーレンのコピーとどう戦うか、一級魔法使いを目指すものたちが雁首揃える中、フェルンが手をあげます。まあフェルンが自信満々というよりは、いつもフリーレンと一緒にいるフェルンだからこそ、フリーレンの弱点を知っていたというか。
ちなみにフリーレンも自分の弱点は自覚していたそうです。ただし「見習い魔法使いがよくするミス」だったため恥ずかしかったのだとか。
それはともかく、自分のコピーを倒す作戦を立てているというのに、フリーレンは楽しそうです。これもまた、ヒンメルたちとダンジョンを攻略していた頃を思い出していたようでした。ボスを倒すために、みんなでよく話し合いをしていたのだそうです。本当に、そうやって昔を懐かしんでいるフリーレンにはとても人間味を感じますね。
さて、他の魔法使いたちが他のコピーたちの相手をする中、フリーレンとフェルンは、フリーレンのコピーと戦います。かなり激しい魔法の撃ち合いとなりますが、所詮は2対1です。フリーレンとフェルンのコンビに、フリーレンのコピーは倒されることとなりました。
それにしてもフェルンの強さには改めて驚かされました。これまでフェルンが全力で戦ったのは、3巻で断頭台のアウラの部下リュグナーと戦った時くらいでしょうか。こと対魔族戦に関しては、フリーレン同様圧倒的なアドバンテージを持つフェルンですが(絶対に魔族が油断してくれるため)、今度の相手はフリーレンのコピーです。
フェルンは一歩も引けを取らないですし、それどころか致命的な一撃をお見舞いすることすらありました。最終的にはフリーレンがとどめを刺しますが、今やフリーレンと互角に近い戦いができるということなのです。
1巻で、当初足手まといと言われていた少女がここまで成長したのかと、感動せずにはいられないんですよね。
フェルンの怒り方がかわいい
ところで最新刊6巻でも、フリーレンとフェルンは喧嘩をしています。最近は特に多いのではないでしょうか。
もちろん、年相応の反抗期に近いものではあるのでしょうが、それ以上に距離がすごい近くなっているような気がするんですよね。それは単に一緒にいる時間が長いというだけでなくて、お互い認め合っている近さというか。
例えばフリーレンとヒンメル、ハイター、あるいはアイゼンのような関係に近くなっているのかなと思うのです。考えてみればフリーレンは他の3人よりもかなり歳上なはずですが、お互いとても気軽な関係だったようです。
そしてフリーレンとフェルンも年齢差はあり、また師弟の関係でもあるけれど、やはりそこには気軽な関係が構築されているように思うんですよね。それはフリーレンの性格によるところもあるでしょうし、なによりお互いがお互いを認め合っていて、喧嘩程度で離れることはないと、分かっているからなのだと思います。
葬送のフリーレン6巻のフェルンの怒り顔
フェルンは怒る時頬を膨らませす。一目でわかります。分かりやすいというか、そういうポーズをとっているんですかね。かわいいです。
むっ
フリーレンが他の女性魔法使いを「いい匂い‥‥」と言っているのにむっとしています。なんだかんだでフェルンはフリーレンが大好きなのです。
ちなみにそのすぐ後、フェルンは自分でフリーレンを抱きしめています。渡さないぞ、みたいな感じで。かわいい。
むっすー
一級魔法使い資格試験の二次試験にて壊れてしまった杖を巡って、フェルンとフリーレンが喧嘩をしたようでした。と言ってもフリーレンの言動にフェルンが一方的に怒って出てきたという感じでしたが。
頬を膨らませて「むっすー」っていうの、ここ最近多いですね。
ポコポコ
シュタルクに対して八つ当たりをするシーンです。別に本気で叩いているわけでもなくて、シュタルクもその辺り分かっているからこんな反応なのでしょう。
こうして見ると、フェルンはとても甘えん坊さんですね。そして同時に、それだけいい仲間に恵まれているんだなとも思います。
まとめ
6巻では5巻に引き続き、一級魔法使いの資格試験の様子でした。特に今回は、フリーレンのコピーを相手にフェルンが大活躍しています。
ちなみに、6巻の最後では三次試験‥‥ゼーリエとの面接も行われていますが、そこでもフェルンが頭角を表していました。多くの魔法使いが気づかないゼーリエの魔力の揺らぎに、フェルンが唯一気付いたのです。
フェルンの今後が楽しみですね。
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