スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたの8巻が発売になりました。いつものごとくまったりゆったりなスローライフで、特段あらすじをネタバレすることもないのですが‥‥。せっかくなので印象に残ったセリフと、それにまつわるエピソードを紹介したいと思います。
どうもさめきちです。
もうすぐアニメが始まるスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたのネタバレ紹介です。
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 8巻通常版 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻のあらすじ
8巻では主におまんじゅうを作ったり、世界精霊会議に行ったり、ベルゼブブの家を書いて訪問したりしていました。特にベルゼブブの家の汚さがひどかった‥‥というか大きな屋敷に1人暮らしなため、使ってない部屋が多すぎるんですよね。
3階建ての屋敷のうち使っているのが1階のみ‥‥2〜3階は埃と蜘蛛の巣だらけで人が足を踏み入れられる状況ではないという‥‥。
そして何より恐ろしいのはそのお庭です。鬱蒼としげる森のようになっていて(というかそれだけ土地が広いというのもあるのですが‥‥)、300年ものの知性を持ったマンドラゴラまでも生息していたのです。
おかげで300年もののマンドラゴラを求めて数多くの魔女がベルゼブブの屋敷に押しかけてきたり‥‥。
そんなドタバタした感じの8巻でした。
印象に残ったセリフを紹介!スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
印象に残ったセリフを紹介していきます。あらすじをだらだら紹介していくよりも、この方がいいかな、と。
三日三晩監査を続けたほど
「バッタの真似をする時も、どうやってジャンプしているか三日三晩観察を続けたほど」
シャルシャ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
双子のスライムの精霊ファルファとシャルシャが、フラタ村でアズサの作ったおまんじゅう「食べるスライム」を売り出します。特にファルファは接客能力が抜群に高く、ついついアズサも感心してしまいます。
そんなアズサに、妹のシャルシャがそう言うのです。姉さんはごっこ遊びでは絶対に手を抜かない、と。でもさすがにバッタの真似をするために三日三晩観察を続けるのはどうかと思います。
みんなを笑顔にできることが嬉しくなっちゃって
「初めは娘を喜ばせたいって気持ちだったけど、私の作ったお菓子でみんなを笑顔にできることが嬉しくなっちゃってね」
アズサ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
もともとアズサがおまんじゅうを作ることにしたのも、ファルファとシャルシャを喜ばせるためでした。けれども村の人たちが喜んで食べてくれるのを見て、アズサは嬉しくなってしまいます。
アズサ、いい笑顔です。
以前は村に関わるにしても、せいぜい疫病が流行った時に薬を作って配るくらいでしたけれども、最近は1日限定でカフェを開いてみたりと、より積極的に村に関わるようになってきました。
レッドドラゴンのライカをはじめ、色んな人たちと関わるようになってから、アズサもとっても明るくなって(別にもともとくらい性格というわけでもないですが)、いい方向に変わってきているのかもしれませんね。
300年の伝統
「いいお菓子を作るため高原に住んで300年!300年の伝統がお菓子に活きています!」
町の売り子:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
ナスクーテの町にて売り子を雇い食べるスライムなどのおまんじゅうを売り出した際に、売り子が謳い文句に使った言葉です。どうもここ最近、高原の魔女アズサは「お菓子作りの魔女」として認定されつつあるようです。
薬よりこっちが向いてる、とか、飲食系に強いよな、とか、町の人たちからも散々言われています。
薬草魔女として威厳を取り戻したいがために薬草取りを再開したというのに、いつの間にかお菓子作りの魔女として定着してしまう。まあそれはそれで可愛いんでしょうけどね。
神に最も近い存在
「ブルードラゴンも魔族も滅ぼしたというあの‥‥!?」
「あらゆる冒険者を葬り去ったって話だぜ‥‥」
「神に最も近い存在だとか」
精霊たち:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
あまたの精霊たちが集まる精霊会議にて。高原の魔女と自己紹介した途端この噂です。相当有名人なのは分かっていましたが、噂の尾ヒレがヒドすぎます。
まあ完全に嘘でもないですけどね。ブルードラゴン全員を相手に圧倒してましたし、魔族の長である魔王ペコラを相手に完勝もしてました。神に近い‥‥かどうかはともかく、確かに向かうところ敵なしなことは間違いありません。
ただ一応どちらとも仲良くやってるんですけどね。その辺り、ちゃんと誤解が解けていればいいのですが。
大人になれば‥‥
「そういうのは大人になればわかるわよ〜」
ユフママ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
精霊の中でもママ的な存在であるユフママに抱きしめられていい気持ちになったアズサ。けれどもユフママに抱きしめられると体が濡れてしまうのです(なぜって、滴りの精霊だから)。
それは別に良いのですが、ユフママに抱きしめられたことをファルファに問い詰められた時、アズサは思わずたじろいでしまいます。やましいことは何もないはずだけど、やはりユフママに抱きしめられたことは恥ずかしいようで。
そんな時に横からユフママがそう言ったのです。「大人になれば〜‥‥」って、余計誤解を招きかねませんよね。
それはそれで需要は多そうですが。
また来たの?
「また来たの?昨日も来たじゃん」
「くっ!あまりに来すぎて『独り立ちしたのに頻繁に実家に帰る奴』みたいな反応をされたのじゃ!」
アズサとベルゼブブ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
ベルゼブブは相当アズサの家に入り浸っているようです。おかげでアズサから「また来たの?」と言われる始末。
それについては悔しいようですが、ベルゼブブはさっさと気持ちを切り替えて、ファルファとシャルシャを手なずけようとお土産を披露します。
どんなに手なずけても養女にはやらんとアズサは言っていますが、確かに無駄な努力でしょうねえ。
ドラゴンの威信にかけて
「この屋敷、きれいにしましょう!」
ライカ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
あまりにも埃まみれで汚いベルゼブブの家を見て、どうやらライカの真面目スイッチがONになってしまったようです。確かにライカ、そういうところありますよね。
しかもブルードラゴンのフラットルテまで焚き付けて2人で掃除を始めてしまいます。ドラゴンの威信にかけて!なんて言ってましたが、ドラゴンの威信とどんな関係があるのでしょうか。よくわかりません。
法を犯してでも
「法を犯してでも入手しようと馳せ参じました!」
エノ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
ベルゼブブの屋敷の庭(というか森?)に300年もののマンドラゴラがあると聞いて、マンドラゴラの薬を作っている魔女のエノがベルゼブブの屋敷にやってきます。しかも大勢の仲間の魔女を引き連れて。
そして堂々の犯罪宣言。
どうやらエノ、300年もののマンドラゴラを薬にすることが夢だったようで。そのためならば、魔族の幹部(ベルゼブブのことですよ)の屋敷にでも不法侵入しちゃうようです。なんとも恐れ知らずな。
あなたが助かるには
「マンドラゴラさーん!あなたピンチですよー!あなたが助かるにはここにいらっしゃる高原の魔女アズサ様に保護されるしかありませんよー!さあアズサ様の胸に飛び込んでくださいっ!!」
ハルカラ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
300年もののマンドラゴラを捕まえるべく馳せ参じた犯罪集団、もとい魔女たちの数は相当なものでした。それに対してアズサたちはベルゼブブ含めてもせいぜい5〜6人。人(薬草)探しをするにはあまりにも不利です。
ただこの300年もののマンドラゴラ、どうやら知能があって、自分を捕まえようとするものたちから逃げようとしているらしいのです。それを利用して、エルフのハルカラがとった手が、呼びかけるという単純かつ原始的な方法でした。
この作戦は功を奏します。ハルカラの言葉を聞いて、マンドラゴラがアズサの胸に飛び込んできたからです。
ハルカラ、いつもドジ全開でトラブルを拡大させるばっかりですが、こういう薬草関係と商売関係ではしっかりと力を発揮しますよね。滅多にないことですけど。
裸エプロンを着せたいわ
「こんないたいけな子をすりつぶして薬にできるっていうの?
「裸エプロンを着せたいわ」
アズサととある魔女:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
保護したマンドラゴラは、まだ年端も行かない幼女の姿をしていました。小学校にもいってないくらいの小ささです。まあ300年くらい生きているらしいので、見た目よりはずいぶん大人なんでしょうけど。
ともかく、そんなマンドラゴラの姿を、捕まえてすり潰そうとしていた魔女たちに見せるアズサ。すると魔女たちから口々に「可愛い」「あんな子をどうにかなんてできない」などと聞こえてくるのですが、そんな中一部変なセリフも。
幼女に裸エプロン着せてどうする。
拝観料
「わらわの庭園の拝観料に関する請求書じゃ。しっかり払わんともっと別な手続きを取るからの」
ベルゼブブ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
300年もののマンドラゴラはアズサに保護されましたが、それを狙っていた魔女たちはその葉っぱだけ分けてもらうことができました。根っこ(幼女の体)をすりつぶすことはできませんでしたが、少しは苦労に報いることができたでしょう。
一件落着かと思えたところに、ベルゼブブから魔女たちに1枚の紙切れが渡されます。それが請求書でした。だいぶ高かったようで、魔女たちは皆硬直し燃え尽きてしまいました。
まあ1番迷惑を被ったのがベルゼブブですから、まあそれくらいは良いでしょうね。魔女たちにもいい薬になるでしょう。
わがままっ子
「私、エルフ嫌いなの」
サンドラ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
300年もののマンドラゴラを求めてやってきた魔女たちを追い払い、やっと落ち着くことができたマンドラゴラのサンドラ。ベルゼブブの屋敷のリビングにて、みんなでお話をしようとソファに座ってすぐ、サンドラが口を開きました。
嫌い‥‥って、はっきり言いますね。サンドラ曰く、エルフは植物を摘む生き物だからということらしいのですが。まあ幼女の強がりというところでしょうか。
続けて威嚇「うー、がおー!」もまた可愛くてだいぶ萌えます。マンドラゴラ幼女、新しい境地です。
感謝しろ
「じゃあこっちから行ってやるのだ、感謝しろ」
フラットルテ:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻
アズサの家に来ることになったサンドラ。けれどもサンドラは植物です。ですので家に入るわけではなく、外の菜園に一人寂しく植わってるからそれでいいと言い出します。
本人はしれっとしたふりをしていますが、まあなんとなく強がっているだろうなというのは容易に見て取れます。アズサが「こまったなあ」みたいな顔をしている中、フラットルテがさらっとそんなことを言うのです。
フラットルテのそんなさっぱりとしたところ、とってもかっこいいです。そうですよね、向こうが寂しがっていつつも意地張っているなら、こっちから行けばいいだけですからね。
フラットルテはそこまで深く考えてないんでしょうけど。ここ最近のフラットルテは、音楽について熱く語ったりなど、かっこいい場面が多いように思います。
【漫画8巻】スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたの印象に残ったセリフをネタバレ紹介のまとめ
こうしてみると、スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました8巻はなんとも印象深いセリフが盛りだくさんでした。登場キャラはみんなとても魅力的で、新しくサンドラも仲間に加わって、アズサの家もより賑やかになりそうです。
来月からはアニメも始まりますが、是非とも楽しみにしていたいですね。
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