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たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

8巻のあらすじネタバレ|(漫画)たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

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たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語8巻が発売になりました。アニメもそろそろ一区切りというところですが、漫画はまだまだ続きますよ。

どうもさめきちです。

今回はたとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語8巻のあらすじをネタバレ紹介します。

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前回7巻のあらすじ

とある低レベルのダンジョンの調査を命じられたロイドたちいつものメンバー。けれどもそんなロイドたちに、上級生たちが絡んできます。何でも、上級生を差し置いて目立ちすぎているロイドたちが気に食わないのだとか。

そんないざこざから上級生たちとロイドたちはダンジョン調査の競争をすることになるのですが、そのダンジョンの最奥には、とんでもない大物がいました。どのくらい大物かというと、ロイドが「モンスター」と呼ぶくらいの大物です。

なにせロイドがこれまで「モンスター」と呼んだのは、トレントの時の魔王くらいです。つまり魔王と呼べるくらいの力を持った魔物ということです。

その魔物‥‥2階建ての建物くらいの大きさの蛇ですが、それはセレンを見てから急に怒り出し、ダンジョンの構造を変化させ、数々の魔物を解き放ち、低レベルのダンジョンを高レベルのダンジョンに変化させてしまいました。

軍部はすぐさまその危険度を上げ、冒険者を募り、問題の解決に当たります。報酬は選べるタイプのカタログ式、お肉1年分や一戸建てのお家などさまざまですが、特に参加する冒険者たちの目を引いたのは208ページ「好きな人との結婚」‥‥

本当ならば「好きな人との結婚のサポート」のはずが、脱字だったようです。けれどこれではどう読んでも、王の権限で相手の気持ちも何も考えずに無理やり結婚させるものだと思ってしまいますね。しかもこの報酬を受けて王の人気は鰻登り、今更訂正することもできず、そのまま「好きな人との結婚」はアリになってしまいました。

果たして、「好きな人との結婚」争奪戦となる、ダンジョン攻略が始まるのです。

最新刊8巻のあらすじネタバレ紹介

「好きな人との結婚」をかけたダンジョン攻略レース

多くのモテない冒険者たちが参加したダンジョン攻略。もちろん、ロイドとの結婚を手に入れたいセレンやフィロ、そしてリホも参加します。われ先にと走る冒険者をフィロがばったばった薙ぎ倒し、さらには後ろからの攻撃をひたすらベルトのオートガードで防ぐセレン。この2人、こういう時は息がピッタリですね。

途中、ロイドは襲ってくるトレントの根を惹きつける為に別行動となりますが、そうなると途端に3人娘はバラバラになってしまいます。迫り来る他の冒険者を一掃しようと協力しようとするのですが‥‥

「てめーら一旦共闘だ、全員ここで潰す!」

「その案乗りますわ!親友ですとも!」

「‥‥ズッ友」

リホ、セレン、フィロ:たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語8巻

「よし!それじゃここは任せたからな!?」

「お先に下の回を偵察してきます」!」

「‥‥ここは任せた‥‥先に行く!」

リホ、セレン、フィロ:たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語8巻

全員同レベルなようです。

魔物となったミコナ

ロイドたちに喧嘩を売っていた上級生の代表ミコナは、大好きなマリーをロイドに取られたことを恨みトレントの根を自在に操る魔物に変貌していました。そしてマリーを捕らえ、ロイドに戦いを挑みます。

ミコナは魔物になって明らかに強くなっていたようです。どれくらい強いかというと、一瞬の隙があったとはいえロイドを地面に叩きつけてよろめかせるくらいです。さすがにそれだけで倒れることはありませんでしたが、ロイドはかなり消耗しているようです。

しかもミコナはどれだけ体力を消耗しても、すぐに回復する手段がありました。トレントの根を操って、ダンジョンにいるモンスターたち、そしてそれを狩りに来た冒険者たちを養分にして、力を維持しているのです(当然力を吸われたモンスターや冒険者は昏睡してしまいます)。

割と初めてかもしれません、これだけロイドが苦戦するのは。その場にたどり着いたセレンやリホ、フィロを守りながら戦っているというのもあるのかもしれませんが、何よりミコナの執念がとにかくヤバいです。

ただムカつく下級生をイジメてやるという類のものではないのです。ロイドに対する恨みというか(それも別にロイドに何か落ち度があるわけではないのですが)、とにかくロイドを倒したいという強い念が感じられます。

ミコナが魔物になったのはロイドにマリーを取られたから

ロイドが来る前は、ミコナはマリーの店の常連だったそうですね。ささいな傷でもわざわざマリーの店に行って手当してもらったり、話を聞いてもらっていたようです。ミコナさん、マリーさんにだいぶ惚れ込んでいたようなのです。

それがしばらくしてロイドが居候するようになって、その様子はまさに同棲しているカップルみたいで、ご近所からも評判の夫婦みたいな扱いをされていて‥‥。ミコナはマリーを取られたような気になっていたわけです。寂しかったというか何というか。

そしてそんな心の隙をつかれてしまったわけです、本当に悪い奴らに。ミコナはロイドからマリーを取り戻す為に、悪魔に魂を売ることになったのです。

今までのボスたちは皆そこまでの執念はなかったですよね。王に取り憑いていたアバドンは人間を見下していてそこまで必死ではなかったです。ロールの時はロールの目的がそもそもは孤児院の復興でしたから、悪に染まりきらなかったというのがあったかもしれません。またトレントの時は、トレントを取り込ませた商人がいかにも意思薄弱という感じでした。

けれども今回は違いますね。明らかに「ロイドを倒す」という明確な意思があります。そしてそれは魔物の凶悪な性といかにも一致する訳で。ロイドが苦戦もするのも頷けるというわけなのです。

英雄アラン

一方、ダンジョンの魔物が外に出ないようにと警備しているアザミ軍の中にはアランがいました。セレンやリホ、フィロとは違い、彼だけは軍人としての責務を全うしようと、警備に参加していたのです。

ちょうどミコナがトレントの根を伸ばし、ダンジョン内のモンスターや冒険者たちから養分を吸っていた頃、ダンジョンの外では地震が起きていていました。そんな異変に、アランはダンジョンに入って様子を探ろうと上司に提案します。上司をはじめアランの先輩たちは皆、手柄を立てたいだけだろうと一笑するのですが、アランは必死です。

「‥‥俺は俺の目指すアザミの軍人として、国の依頼で起きた不測の事態に対処したいだけです。中には我らが国民もいます。許可を!」

アラン:たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語8巻

そんなアランの必死さに、上司もバカにしていた先輩たちも感化されて、ともにダンジョンに向かいます。するとダンジョンには倒れた冒険者の姿が。ミコナのトレントの根に養分を吸われて昏睡していたのです。事情はともかく、アランの判断は間違ってなかった訳ですね。

しかも次々と現れる魔物たちが、アランの一喝で一斉にバタバタと倒れていったのです。本当はミコナのトレントの根が魔物たちまで迫っていただけなのですが、他の軍人たちからすれば、アランが気合いで魔物を倒したかのように見えますよね。

しかもその後ダンジョンが崩壊してしまったので、アランは崩壊するダンジョンから冒険者たちを救い、魔物を一喝で倒した英雄として、軍部に讃えられることになったのです。その名も、ドラゴンスレイヤー・アラン!

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語8巻の見どころと感想

マリーの触手プレイ

アルカ村長に連れられてダンジョンにやってきたマリーは、トレントの根によってぐるぐる巻にされてしまいます。しかもそれがマリーを大好きなミコナの手によるものだから大変です。

ハァッハァッ「辛抱たまらーん♡」ハァッハァッ

「憎きあの男を呼び出す為にしかたなく‥‥しかたなく触手に甘んじているのです!」

ハァッハァッ「ウフフフフ早く来〜いロイド・ベラドンナ‥‥来なくていいけど」

ミコナ:たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語8巻

相当トリップしています。そしてマリーも、まあ困ってはいますけれどそこまで苦しそうでもないのです。気持ちよさそうとまでは言いませんが、割と縛られていても平気なようです。

ただミコナにさわさわされている間、マリーはすごい嫌そうな顔してますね。ミコナ報われないなあ。ただそんなマリーの顔はかなりそそります。本当に嫌そうな顔をしながらすごく色っぽい格好をしているの、いいですよね。

ところでこのミコナのこの反応、誰かに似てますよね‥‥。そう、アザミ軍内でも有名ストーカーとして名高いセレン・ヘムアエンです。魔物になってしまった副作用なのか、それとも素なのか‥‥。

セレンもどちらかというと縛るほうなんでしょうねえ(呪いのベルトありますし)。呪いのベルトで縛られているセレンが見たいものです。

セレンが呪いのベルトを使いこなしている

かつては呪いのベルトとしてセレンを苦しめていた、聖獣ヴリトラの皮で作られたベルト。今ではすっかりセレンの手に馴染み、セレンを守ってくれています。後ろからの攻撃は全てオートガードで防いでしまいますし、ドラゴン程度の魔物ならば倒してグルグル巻きにすることなど容易いようです。

またダンジョンの奥底まで一直線に降りるのにもベルトを使えば余裕だそうで。しかもマリーとリホとフィロを乗せてそれをやるのだから、その有用性が見てとれるというものです。

さらには今回の事件を経て、聖獣ヴリトラの魂そのものがセレンのベルトに憑依することになりました。意志を持ったことでさらに強力になったセレンのベルト。これからヴリトラが復活できるようコンロンに行こうとしているようですが、今後どんな活躍を見せるのかちょっと楽しみです。

いや、セレン大好きなので、もっと活躍して欲しいんですよね。最近はロイドと結婚したいフィロの他に、リホもロイドへの好意を隠さなく(隠しきれなく)なってきたので、ちょっと存在感が薄いんですよね。まあ前回のトレント騒ぎの際にはだいぶ大活躍していたのでまあいいかというか、順番かなとも思いますが。

そういう意味で言えば、今回のメインヒロインはマリーだったのでしょうね。次はフィロでしょうか。コンロンに行くとなったら、やはりフィロもついていくでしょうね。なにせコンロンにいるとされるピリドの拳術を受け継いでいるらしいのですから。

悪い人

魔王アバドンに取り憑かれた王様を見ても、私怨に駆られてマリーを捕らえロイドを襲うミコナを見ても、ロイドはそれを「悪い人」とは言いませんでした。けれども、今回ロイドは初めて会うソウに対しては、明確に「悪い人」と言いました。

そもそも、どうやらソウは見る人によって姿が変わるようです。アランには一般人に見えたようですが、セレンには役所のおじさんに、リホには救護にきた軍人に見えたようです。

ソウは確かにこれまでの騒動の黒幕でしたから、間違いなく悪い人なのでしょう。ただロイドがそう断言したのはきっと何か理由があるのでしょうね。しかもどうやらソウはアルカ村長の昔からの知り合いで、しかもなにやら世界の重要な秘密を握っているらしいですし。

次回はセレンやロイドもコンロンに行くようですから、そこでもう少しソウの秘密にも触れられるんでしょうね。ただロイドが無双するだけの話ではなくなってきているようで、そのへん、ちょっと楽しみです。

8巻のあらすじネタバレ|(漫画)たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語のまとめ

初めてロイドが苦戦したボスでしたが、まあまあそれなりに倒すことはできたようで良かったです。また今回は、今までの騒動の黒幕であるソウが登場しましたが、それによって一気に物語の奥が深まったような気がします。

セレンはヴリトラの力を得てさらに強力になっていますし、今後もまだまだ漫画は楽しみにしていきたいと思います。

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