「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」のアニメが放送されました。私はロイド大好きストーカー少女のセレンが大好きなのですが、アニメでもとてもかわいかったことを報告します。
ただ報告するだけでは面白みがないので、アニメと漫画の比較をしてみようかと思います。
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セレンとロイドの出会いがカットされすぎ
セレンとロイドが出会ったエピソードです。漫画では串揚げを買うシーンがありましたけれど、アニメではそのシーンはカットされていましたね。
アニメではセレンが登場してすぐ魔物に遭遇、ロイドに助けられていました。
でもこれだと、助けてくれたから惚れちゃったように見えますね。
漫画だと、一緒に串焼きを食べるシーンがあります。
これまで「ベルト姫」と気味悪がられ避けられていたセレンが、普通に人と会話して、一緒に路肩でご飯を食べる。そんなちょっとした幸せを感じるシーンです。
このシーンが抜けていたのはちょっともったいない。
セレンとロイドの出会いは、実はもう少し長いのです。
①セレンが露店でご飯を買おうとしたけれど、貴族の娘だからか買い方がわからない。
②そんなどぎまぎした態度を、ちょうどそこを通りがかった軍人に不審に思われて尋問を受ける。
③呪いのベルト姫だ!と注目を集めてしまい、思わず逃げる。
④再度露店に挑戦。
⑤気配を消していたにも関わらず、露店を気にしていたところをロイドに見つかって声をかけられる。
⑥一緒に串焼きを食べる。
⑦さっきの軍人が通りがかって、また逃げる。
⑧1人になったところを魔物に襲われて、ロイドに助けられる。
そのうち、アニメで放送されたのは⑧だけです。
ちなみに漫画では⑦の時点まで、ロイドはセレンが呪いのベルトを頭に巻いていることを知りません。彼女はフードをかぶっていましたから。
⑧に至るまで、セレンはロイドに、ベルトの巻かれた自分の顔を見られたくない、見られて避けられるのは嫌だ、そう願います。
けれども⑧で魔物から助けてもらったとき、セレンの素顔を見てもロイドは全く変わりなく接してくれました。
それどころか、顔についた泥をハンカチで拭いてくれたのです。
だからセレンはロイドに恋をしちゃったんですよね。
是非ともこの辺りは、もう少し丁寧に描いて欲しかったなあ。
セレンがストーカーじゃなくて恋する乙女になっている!
アニメでは、セレンがより「恋する乙女」になっています。この辺りはとても好きです。
漫画だとこの時点でキレっぷりがちょっと常軌を逸しているところがありましたので。それはそれでいいのですが。
アニメ化されてこんなにハートがキラキラしたセレンが見れたのはとてもよかったです。声がかわいいのも相まって、本当に「恋する少女」になっています。
あ、でもやっぱりちょっとやばいモードが入ってますね。この辺りは漫画よりヤバそうです。
セレンのかわいさを漫画で堪能するなら1巻と5〜6巻がおすすめ
1巻はまさしくロイドとの出会いの巻です。アニメよりも丁寧に描かれてて、セレンの心情がとても伝わって来ますよ。
5〜6巻はセレンとロイドがデートしたり親公認で結婚の約束?をしたりする巻です。もちろんセレンの早とちりです。
でもとても幸せそうです。もし興味があればぜひ。
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