最近Twitterで見つけた面白い漫画の紹介です。純情戦隊ヴァージニアス、名前の通り戦隊モノです。
女性が苦手な童貞の33歳の恋の物語‥‥といえばなんとなくピュアな感じで聞こえがいいですが、その半端ない拗らせ具合と、どうにかその純潔を捨てさせようとする敵組織の空回りっぷりに思わず引きつった笑いを浮べずにはいられない、そんな漫画です。
今回はそんな純情戦隊ヴァージニアスの内容やキャラクターのネタバレ紹介です。
純情戦隊ヴァージニアスの試し読みはこちら
純情戦隊ヴァージニアスとは
ヴァージニアスは童貞処女しか変身できないヒーロー戦隊
純情であることで絶大な力を得ることができ、その力で極悪組織ヴィンラーンと闘う正義の戦隊、それがヴァージニアスです。入隊の資格はただ1つ、純情‥‥つまりこれまで性行為をしたことがないことです。
戦隊モノとしては毎度のことですが、悪の怪人たちに対しては負け知らずの最強軍団で、ヴィンラーンの怪人たちからはとても恐れられている存在です。
ちなみに主な活動資金は戦隊のメンバーによるグッズ展開だそうで、歴代隊員のキラキラカード付きソーセージをはじめ、様々な収入源があるそうです。
ヴァージニアスは入れ替わりの激しいヒーロー戦隊
純情戦隊ヴァージニアスはその隊の性質上、入れ替わりが激しい戦隊です。早い話、恋人ができてしまい、そういうことをしてしまうと隊員の資格を失ってしまうのです。
逆にいうと、純情戦隊ヴァージニアスに長くいるということは、それだけ経験がないということになります。
純情戦隊ヴァージニアスの登場キャラクター紹介
主人公のヴァージニアス・レッドは拗らせすぎ
純情戦隊ヴァージニアスの主人公で、15年以上も前から純情戦隊ヴァージニアス・レッドとして悪の組織ヴィンラーンと戦っている33歳童貞です。
これまでまったくモテなかったため、かなり拗らせています。同じヴァージニアスの仲間に対しても、自分如きが女性に急に話しかけてしまってはマズいとか、女性には嫌われていた方がやりやすいとか、いろいろと1人で考えては足踏みばかりしています。
性格はさておきその実力は相当高いとされています。なにせ15年前ヴィンラーンの魔王を倒したほどなのですから。
そんなレッドの最近の悩みは、最近入隊してきたヴァージニアス・ピンクが気になって仕方がないことです。
ヒロインのヴァージニア・ピンクは嘘つきすぎ
最近純情戦隊ヴァージニアスに入隊した28歳です。ただし彼氏いない歴＝年齢が恥ずかしいため、17歳と偽っています。
レッドが気になっていて、いろいろとアプローチをかけています。ただ偽りの17歳を信じているレッドとしては干支がひとまわり以上も違う女の子に手を出すわけにはいかないということで、決してその仲が進展することはありません。
ちなみにレッド以外の人たちにはとっくにアラサーであることはバレていて、それでもなお17歳の嘘をつき続けるために涙ぐましい努力をしています。
その他の登場キャラクター
ヴァージニアス・イエロー
どうにかレッドとピンクをくっつけようと画策する、ヴァージニアスのメンバーの1人です。目的のためには悪の組織ヴィンラーンと手を組むことも厭わない強い決意‥‥というか野次馬根性を持っています。
ヴァージニアス・グリーン
彼女がいながらもヴァージニアスに所属し、いろいろと爆弾発言を繰り出す天然ボーイです。彼女の言いなりになって女装しだすなど、本編とはなんら関係ない方向に変態っぷりを進化させています。
司令官
ヴァージニアスの司令官で、ユニコーンです。存在感が薄く、レッドの方が司令官っぽいです。
バスキューンとウメイン
純潔であることで力を発揮するヴァージニアスの弱点は、その純潔を失わせることです。そして悪の組織ヴィンラーンの刺客である彼らの目的は、レッドとピンクをくっつけてヴァージニアスを卒業させることです。
けれども彼らがどんなに2人をくっつけようとしても、2人の拗らせっぷりがその計画を頓挫させてしまうのです。
R=ネットラー
レッドの最大のライバルであり、良き理解者でもあります。お互い悩みを打ち明けたり、気遣ったりしています。
ただ自宅まで押しかけてお茶飲んで、さらには手土産までもらって帰る悪の組織とは一体。
魔王
悪の組織ヴィンラーンの首領ですが、かつてヴァージニアス・レッドに倒されて力を失っています。現在は少女の姿となって、魔王復活を旗印にヴィンラーンのまとめ役のようなポジションに収まっています。
ただ実際のところは、自撮りをSNSに上げて楽しむただの承認欲求の強い女の子になってしまっており、さらにはそんな可愛い自分が好きすぎて、もはや魔王本来の姿になることもどうでも良くなっています。
相当やる気のない魔王ですね。
2人のもだもだ感をとことん楽しむ漫画：純情戦隊ヴァージニアス
お互い意識し合っているヴァージニアスのレッドとピンクですが、お互いいろいろと拗らせているためなかなか進展しません。
けれども少しずつではありますが、確実に前進はしているのですよ。現在2巻まで発売されていますが、お互いの距離は確実に縮まっていますし、そんなゆっくりペースの恋愛に、誰もが思わず心がほっこりすること間違いありません。
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