スポンサーリンク
たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

【漫画】たとえばラストダンジョン前の‥‥最新刊5巻のあらすじとネタバレ!セレンの想いが報われて本当によかったね!

この記事は約16分で読めます。

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語の最新刊、5巻が発売になりました。たとえばラストダンジョンの前‥‥の4巻では、主にヒロインの1人リホ・フラビンに焦点が当てられていましたが、この5巻ではベルト姫のセレン・ヘムアエンが物語の中心となっています。

思う存分ロイドといちゃいちゃしていますし、はっちゃけ具合も今まで以上です。またこれまであまり語られてこなかったセレンの家族も出てきており、セレンとの微妙な関係も見所です。

ということで今回は、たとえばラストダンジョンの前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語の最新刊5巻のあらすじネタバレ、そして大好きなセレンのはっちゃけ具合について紹介していきます。

たとえばラストダンジョンの無料試し読みはコチラ
スポンサーリンク

たとえばラストダンジョン前の‥‥これまでのあらすじ とネタバレ。

ロールの企みを阻止したロイドたち。

ロクジョウ魔術学園の学園長でありリホとの因縁の相手であるロールは、聖剣を手に入れるために死霊術を使い、罪のない一般の人々に死霊を取り憑かせロイドたちを待ち受けていました。ですが意外にもアランの活躍と、そしてロリババアもとい伝説の村コンロンの村長アルカのわがままによってロールの企みは無事阻止され、アザミ王国にも束の間の平和が訪れました。

ロールが何者かに操られていたような描写があったものの、はっきりと明示されてはいません。ただ騒動のあと、ロールはまるで憑物でも落ちたように、とてもすっきりとした顔をしていたのです。

大型連休にロイドはアルバイトに。

元アザミ王国近衛兵隊長で、今は街道外れの大評判な高級ホテル『レイヨウカク』の支配人であるコパ・ラミンは、ホテルのアルバイトにロイドをスカウトします。近頃ホテル周辺で奇怪な事件が多発している中、今度の大型連休に貴族がくるということもあり、ホテルの業務をこなしつつ貴族の護衛ができる人材を探していたのです。

そしてロイドの、元近衛兵隊長をびびらせるほどの圧倒的強者の気配、そして学生食堂のバイトで鍛えた超接客力は、コパの求める人材にぴったりでした。連休中は学生食堂も休みなため、アルバイトはありません。

ロイドはあっさりとその要求を受け入れ、かくしてロイドは高級ホテル『レイヨウカク』へと向かうことになるのです。

アレンはお見合い、セレンも実家から呼び出し。

大型連休を控え、アランは驚くほど浮かれています。なんとこの度お見合いをすることになったというのです。

アランといえば、アザミ王国に魔物が大量発生した際に魔物を怖がって逃げていたところロイドに勇気づけられ一念発起、魔物退治で大活躍をしてアザミ軍から表彰を受けていました。またロールの騒動の際には巻き込まれた一般人を救ったことで、英雄として大きく新聞にも取り上げられたこともあります。

つまりアランはアザミ軍の期待のホープなのです。いろんなところでずっこけてくれる三枚目キャラではありますが、確かに真面目で、弱気を助け悪を挫くまるで見本のような信念を持っています。

あながち、こういった話が舞い込んでくるというのもあり得ないことではないでしょう。しかしそれにしても、浮かれすぎです。

他のメンバーも皆それぞれ用事が‥‥けれどもその向かう先は。

そしてこの大型連休ですが、他のメンバーも皆それぞれ何やら用事があるようです。セレンは実家から呼び出し、フィロは姉の手伝い、そしてリホは競馬で勝負をかけに、それぞれアザミを離れるのです。

けれども彼らの向かう場所はなんと、皆ホテル『レイヨウカク』だったのです。ただでさえ不穏な事件が起こるというホテル『レイヨウカク』にいつものメンバーが勢揃い‥‥これはもはや何かが起こるとしか言いようがありません。

そんなところで、たとえばラストダンジョン前‥‥の4巻は終わっていたのです。

たとえばラストダンジョン前の‥‥最新刊5巻のあらすじネタバレ。

アルバイト先のホテルで高感度を爆上げするロイド。

毎度のことですが、ロイドの掃除能力は超一級です。何せ彼には家庭の知恵(古代ルーン文字の魔法)があるのですから。

そしてその尋常でない素早さによってホテルを隅から隅まできれいにしていきます。またコンロンで得た知識でもって、非常に厄介と言われていた地方貴族と、いとも簡単に打ち解けてしまいます。

これにはホテルの従業員たちも驚きで、ロイドは即座にホテルの従業員として確固たる地位を固めていきます。もはやこの流れは、たとえばラストダンジョン前の‥‥のデフォルトと言ってもいいでしょう。

三者三様の企み。

一方で、この高級ホテル『レイヨウカク』に集結しつつあるゲストキャラたちは、一癖も二癖もありそうな人ばかりです。厄介な地方貴族と言われていたスレオニンは、『レイヨウカク』近辺で起こる奇怪な事件について支配人のコパを疑っています。

また『レイヨウカク』にこれから来るというもう1人の貴族のことも疑っているようで、支配人のコパとともにどうにかこの宿泊時に尻尾を掴んでやりたいと企んでいます。また支配人のコパはコパで、今回の事件の黒幕がスレオニンではないかと疑いを強め始めます。

さらにはロール事件の時にロールの部下として登場したナメが王国の調査員として登場、事件の捜査に乗り出していました。例え何かが起きたとしても十分対応が可能と余裕の表情を見せてくれます。

ホテルのドタバタの裏では様々な思惑が絡み合い、そして密かに事態は進行しているのです。

ベルト姫セレンがお見合い。しかもその相手が‥‥!

出典:たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語5巻より

セレンが実家に呼び出されたのはお見合いをするためでした。本来その相手は、うきうきでお見合いに向かったアランだったのですが、諸事情によりお見合いではなくお見舞いが必要な状態になってしまい、急遽代役としてロイドがセレンとお見合いをすることになってしまいます。

セレンはもううっはうはです。ここぞとばかりにロイドにくっつき、お見合いデートを堪能するのです。微笑ましいものです。

英雄マリーの絶妙すぎる登場。

最終的にはマリーとアルカまでホテル『レイヨウカク』にやってきます。アルカはロイドのホテルマンの制服姿を見たいがため、そしてマリーはそれに便乗してロイドに会いにいくためです。

けれどもマリーとアルカにはロイドが以前から「来ないでほしい」と言っていました。心配なのは分かるが、1人で頑張りたい、と。

それなのに姿を現すマリーとアルカ。ロイドはそんな2人に怒りを見せます。

けれどもそこでマリーは言うのです。国を揺るがす計画を止めるためにここに来た‥‥と。

もちろん嘘です。マリーは『レイヨウカク』周辺で奇怪な事件が起こっていたことなど知る由もありません。まさにひょうたんから駒です。

けれども関係者全員の前でそれを言ってしまったものだから逃げられなくなってしまい、マリーは窮地に立たされてしまうのです。

たとえばラストダンジョン前の‥‥最新刊5巻の新キャラ

何でも屋のキキョウ。

ホテルの従業員として登場し、ホテルにアルバイトに来たロイドに先輩として色々と教えてあげる役割を指名されたこの女性キキョウは、実はホテルの内情を調査しに来た何でも屋でした。雇い主は、ホテルの従業員から散々厄介な貴族と言われていたスレオニンです。

もともとはロクジョウ魔術学園出身で、魔法素材の採取に詠唱研究の協力、遊びの誘いも即OKと何をやるにも積極的で何でもやる‥‥そんな性格のためか結局定職につかず、何でも請け負う何でも屋として活動をしているのです。運動能力も高く頭も切れるのですが、少々魔の抜けた性格でもあるようです。

ロイドの“兄さん”ショウマ。

アルカ・スイートという名前が気に入らないと言う理由でスイートルームをキャンセルし、結局一般の部屋に泊まっているという怪しい客。それを調査するために、リホ、セレン、ロイドの3人がその部屋に乗り込むと、なんとその客がロイドのお兄さんだったのです。

リホによっぽどの馬鹿とまで言われますがその実力は本物のようで、隠していた戦いの気配をちょっと見せただけでリホとセレンは固まってしまうほどです。ただどうやらロイドのことを気にかけている優しさは本物のようで、ロイドもかなり懐いている様子でした。

彼は今回の物語にはあまり関係がないのか、意味深な言葉を残して早々に立ち去ってしまいます。

ベルト姫セレンがとにかく浮かれていてかわいい!

実家に呼ばれた理由がお見合いだと聞いてセレンはひどく大変落ち込みます。父親が自分のことをまったく理解しておらず、また父親が商人として自分を早々に売り払いたいつもりだと感じたからです。

しかもその相手がアランだと知って、アランを亡き者にしようとすら画策します。けれども実際に扉から現れたのは、アランの代役を務めるロイドでした。

そのセレンのはっちゃけぶりは言うまでもありません。そんなセレンの喜びのシーンを紹介します。

ロイドが現れて飛び上がるセレン。

つい1ページ前まではアランに対する呪いの言葉を吐き、そして本当にどうやって殺害するかを細かく計画を立てていたところでした。ところが扉を開けて入ってきたのはまさかの愛しのロイドです。

セレンはただでさえ高い天井に届くくらいに跳び上がり、シャンデリアを超えてきれいに回転をしたのち、ロイドに飛び込んでいくのです。その様子はもはや神業です。

調査と言いつつお見合いデートを提案するセレン。

お見合いの代理とした登場したロイドですが、実はホテル『レイヨウカク』近辺で起きている奇怪な事件について調査をしているところでした。そのことを知ったセレンは、お見合いをしているふりをしつつ調査を続行することを提案します。

もちろん調査にかこつけてデートしようとする気満々です。ただ間に受けたロイドが支配人コパに相談し、それがそのまま通ってしまいます。

かくして、セレンのスーパーラブラブタイムが始まるのです。

ついズボンに水をこぼしてしまうセレン。

まるで仲の良い恋人同士のように、セレンはロイドにアーンしてあげようとしますが、間違って水をこぼしてしまいます。服が濡れてしまったら、当然それを拭かなければければいけません。

もちろんわざとです。せっかくの公認のデートで、せっかくのチャンスです。セレンはロイドに触りたくて仕方がないのです。

パンツ一丁のロイドが気になってしょうがないセレン。

出典:たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語5巻より

ロイドのマッサージを巡ってキキョウと対立するセレンですが、直前までマッサージを受けていたロイドのパンツが気になってしょうがありません。敵であるキキョウを目の前にしていながら、どうしても目線はロイドのパンツに向いてしまうのです。

キキョウを追い払った後もしばらくロイドのパンツから目が離せないようですし、ロイドが裸でタジタジになっているのをいいことに、色々と好き勝手しだすのです。途中でリホに妨害されてしまいましたが、非常に楽しい時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

自分のことを話すセレン。

これまでセレンが自分の家のことを話すことはほとんどありませんでした。ベルトが顔に巻きついて離れない呪いを受けていた頃は、周囲から心を閉ざし胸の内を語る相手などいませんでしたし、ベルトが取れてからはロイドのことばかり考えていて、過去を振り返ることすらあまりない様子だったからです。

けれども今回久しぶりに父親と対面して、否応なく自分の心の中のもやもやと相対することになりました。そんな時にちょうど、ロイドが現れたのです。

堰を切ったかのように、セレンは自分の実家について、そして自分のこれまでについてロイドに打ち明けます。そしてそんなセレンに、ロイドは優しい言葉をかけてくれるのです。

こんな穏やかな顔をするセレンも珍しいでしょう。よかったなあ、としみじみ感じ入ってしまいます。

高級ホテル『レイヨウカク』とりまく謎とは?

これまでのことを整理すると、このホテル『レイヨウカク』では現在3つの事件があるとされています。1つは、近辺でいつの間にか人が生命力を奪われて、昏睡した状態で見つかると言う事件です。

そもそもロイドはこの不可解な事件から貴族を守るために、アルバイトとしてこのホテルにやってきたのです。ただし事件はそれだけでは済まない様子になってきました。

2つ目はトレントの違法栽培です。そもそもトレントは一級の隔離指定モンスターで、自生すると即排除クエストがギルドに回るような増殖系バケモノだと言われています。

それを違法に栽培している者がいるかもしれないというのです。人の生命力を吸い、その人を三日三晩昏睡状態にしてしまうことも有名ですので、昏睡事件とも深く関っているのではないかとも言われています。

なお、これはホテル『レイヨウカク』周辺のみならずアザミ王国でもかなり問題視されていて、国が調査に乗り出しているほどの事件です。

3つ目は上記2つに加えて、トレントの違法栽培について苗木が使われているかもしれないというものです。トレントの苗木はいちばん繁殖能力を持つと言われているようで、これが出回っているとなると簡単に群生してしまうと言うのです。

キキョウが黒幕と対決する?

たとえばラストダンジョン前‥‥の5巻のラストで、木から落ちたキキョウが偶然黒幕の人物に遭遇したかのような描写で幕を閉じます。彼女の顔を見る限り、いかにも意外な人物そうですが、詳しいことは全くわかりません。

ただこの後確実に、物語はラストスパートに入っていくものと思われます。まだたとえばラストダンジョン前‥‥5巻が発売されたばかりですが、次の6巻が楽しみで仕方ないですね。

【漫画】たとえばラストダンジョン前の‥‥最新刊5巻のあらすじとネタバレ!セレンの想いが報われて本当によかったね!のまとめ。

たとえばラストダンジョン前‥‥の最新刊5巻について、あらすじのネタバレとともに、今回主役と言っても差し支えないセレンの様子について紹介してきました。これまで若干袖にされていたセレンですが、ここにきてようやく報われてきたように感じます。

大好きな人に向けた真っ直ぐな心と、もはや誰にも止められないほとばしる愛情は、たとえばラストダンジョン‥‥の中でもひときわ大きな輝くを放っています。そしてそれがこの5巻で爆発したと言えるでしょう。

ここまで真っ直ぐな感情をぶつけてくるヒロインが読みたいと思ったら、是非ともたとえばラストダンジョン前‥‥を読んでみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました