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天国大魔境

天国大魔境の主人公マルはクローンか?今後病気になる可能性は?

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天国大魔境の主人公の1人、マルについて考察しています。マルは一体何者なのか。なぜ「天国」にいかなければいけないのか。マルのヒルコを殺す能力とはなんなのか。

ぜーんぶ私の妄想ですけれど、なるほどこんな可能性もあるんか!くらいの気持ちで見ていってくださいね。

天国大魔境(1) (アフタヌーンコミックス) 

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天国大魔境のマルについて

マルは天国大魔境の主人公です。まあ正確にいうとキルコもトキオもみんな主人公じゃないかと言われればたしかにそうなのですけれど。ボッサボサの髪、ちょっと間抜けではあるけれど真面目に戦うとめっちゃくちゃ強い格闘技術。そして何より、通常どうやったって殺すことのできないと言われる人喰いの怪物「ヒルコ」を殺害する超能力を有しています。

「ヒルコ」を殺害するときは、直接相手の体に触れることで自分の精神が「ヒルコ」の中に入り込み、入り込んだ先で心臓のようなものを握りつぶします。この「自分の精神が相手に入り込む」のはヒルコにしか効かないため、ヒルコとそうでない動物(熊とか)を見分けることにも使えますし、怪物になっていない人間状態のヒルコを見分けることもできます。

物心ついた時には同年齢の子どもたちと一緒にひとところに保護されていたようで、後にミクラ「三倉=ナタ)に引き取られ、以後はミクラとともに各地を転々としていました。ヒルコを殺害する能力はその際にミクラより教えられたと、マルは語っています。格闘技術については、特に誰かから習ったという話は出てきていません(8巻時点)。

一緒に旅をしているキルコのことが好きで、体が女性、脳が男性であることを打ち明けられてからも、未だしつこくアプローチをかけています。

マルはトキオの子ども?

さてそんなマルですけれど、天国大魔境の高原学園の方で出てきているトキオの子どもであると言われています。ただし、クローンの方ですけれど。

トキオは5巻でコナとの子どもを出産しています。ただしトキオが出産したのはあくまでも1人。もう1人はミーナという人工知能っぽいのが生んだやつっぽくて、どうやらクローンみたいなもののようです。

で、ふだんは高原学園の医療設備内でちゃんと管理して、どっちがどっちかわかるようにしていたのですけれど、学園が爆撃を受けた際に、どちらがどちらか分からなくなってしまいました。なんとなーくこっちかなーって感じで猿渡が足に丸をつけたのですけれど、果たして丸をつけた子が本当に本物のトキオの子かクローンか、結局わからないままなのです。

ここまで言えば分かると思いますけれど、この足に丸をつけた子どもが、マルだということですね。猿渡は結局丸をつけていない方の子どもをトキオに渡しましたから、母親であるトキオの手に渡らなかった方の子どもがマルというわけです。

ではマルはクローンなのか本物なのかということですけれど、私の考えではクローンです。

マルはクローン

高原学園の子どもたちは、皆何かしらの能力を持っています。他の人より少し絵が上手い、身体能力が高いといった一芸的なものもあれば、予知能力や幻覚を見せる能力など、半ば超能力的なものもあります。

これらの能力を持つ理由としては、やはり学園のテクノロジーで作られたクローンでだからというのが一番可能性が高いでしょう。上仲園長の意図なのか、あるいはクローンをつくるうえでの副産物なのかは分かりませんけれど、高原学園でクローンとして生を受けた子どもは皆何かしらの力を持っていることは間違いありません。

つまり、マルもまた高原学園で作られたクローンであるがゆえに、強力な超能力を有することになったと言えるのではないでしょうか。上述しましたけれど、マルはヒルコを確実に殺害できる能力を持っています。普通に生まれた人間には持ちえない者でしょう。

もちろん、クローンではなくトキオがお腹を痛めて産んだ子どもで、超能力を授かって産まれてきたことも否定はできません。トキオも自身を石のように硬化させる能力を持っていますから、そのつながりから、超能力を持って産まれたことも決してないことではないでしょう。ただしマルの能力がトキオのそれと違うことや、確率的なことを考えれば、マルはクローンである方が自然なのではないかと思います。

またマルの格闘能力が高すぎることや、近くにいるヒルコを感じることができるのも、クローンである根拠になりえます。なにせ格闘能力もヒルコを感じることができる感覚も、まさに高原学園のクローンであるミチカ=竹塚とまさに同じだからです。

マルはミチカと対決する機会がありましたけれど、お互いまったく譲らず、最終的にはほぼ相打ち状態で決着がつきました。またマルは何度か近くにいるヒルコを感じ取って、それをもとに調査したり、危機を感知したりしていました。

このことから、マルはトキオの本当の子どもではなく、クローンではないかと思うのです。

トキオの本当の子どもはどこへ行った?

トキオの本当の子ども、つまりマルの兄弟のようなものだと思いますけれど、その行方については残念ながらまだはっきりとはしていません。ただしあめのぬぼこまでは、猿渡やミチカ、クク、オーマ、そして両親であるコナとトキオともに、高原学園の廃墟にいたことは間違いありません。その後は恐らくトキオやコナとともに移動したものと思われますけれど、果たしてどこに行ったのか。今のところ全くヒントがないんですよね。

ただマルとキルコが訪れている、高原学園奈良支部の場所に設置された復興省に、猿渡が迫田医師として、また副園長の青木が本来の性である今永を名乗って登場していますので、もしかしたら今後トキオとその子ども、そして何よりマル自身の秘密が今後明らかになってくるのではないかと思います。

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