最強(だったらしい)陰陽師が異世界転生して無双する話「最強陰陽師の異世界転生記」のアニメ第1話の感想です。主人公が腹黒だったり、ヒロイン(の1人)のイーファがかわいかったりと、まあ1話の感想はほぼその2つに集約されてしまうのですけれど、面白かったので語ってみることにしました。
主人公セイカが悪人みたい
転生した異世界で無双するという、どこにでもあるようなありふれたパターンの物語ですけれど、なんというか、主人公キャラがよりとがっている感じがします。
もとは平安時代の日本みたいなところで、最強の陰陽師だったという主人公。その力を異世界にも持ち越しているわけですけれど、なんかその力を悪いことに使ってやろうという腹黒さが透けて見えるところがなんともいい感じです。
いえいえ、すでに小説も漫画も読んでいるので、決してこの主人公セイカ・ランプローグが悪人でないということは分かっています。というか悪人になり切れてない、と言った方が正解かもしれませんけれど。
もっと悪どくやればいくらだってできるはずなのに、なんかそこまで徹底的に悪行を行うところまで頭が回っていないというか、そんな感じがします。セイカをいじめるいじわる兄貴なんか、絶対呪術でもっとどうにでもなったでしょうし、家での立場だって、どうとだってできるはずじゃないですか。
もちろんザコなんか相手にしない、ってことで放置しているのかもしれませんけれど、なんかセイカが子どもの姿であるのも相まって、ほかの人とは違う力を持っているからと言う理由でただイキっているだけの、中二病っぽく見えてしまうんですよね。面白い。
最強陰陽師なはずなのに陰陽師っぽくないセイカ
陰陽師なはずなのですが、まったく陰陽師っぽくありません。まあ自分の使える陰陽術を異世界の魔法に合わせてそれっぽく見せているわけなので、仕方ないかもしれませんけれど。ファイヤーボールもどきを出したり、悪ガキお兄ちゃんのパンチを片手で止めて見せたり、魔物を相手にピョーンと跳んでみせたり、普通の魔法剣士って感じです。
ただ1回だけ陰陽師っぽい描写がありました。管狐を位相から召命した時です。このあたりの描写は漫画でも特になかったので、完全にアニメのオリジナルの描写かと思いますが、そこは陰陽術っぽかったですね。これからも蛟とか鬼とか召命するでしょうから、少しでも陰陽師っぽさが出てくればいいなあと思います。
正直原作でも漫画でも、平安時代の呪術っぽい術を使っているのって1回くらいしかなかったですから、その辺はまあそんなもんなのかなって思っていた方がいいのかもしれませんね。
イーファがかわいい
イーファはランプローグ家につかえる奴隷です。奴隷、と言っても実態は使用人みたいな扱いのようです。なのでかわいそうな立場の美少女として救ってもらう系のヒロインではないみたいですね。正直なところ、いじわる兄貴の魔の手から救ってもらうシーンのために、奴隷という身分を割り振られた、という気がしないでもないです。
さてそんなイーファさん、胸も大きく、ほかの人には使えない魔法が使え、さらにどでかい魔物と相対した際にその力をしっかりと振るえる有能キャラです。
ちょっと画像見てみますか。
精霊にいたずらされて困っているイーファ
回想シーンです。イーファが洗濯ものを干している最中に、精霊たちにいたずらされて困っているところです。
精霊たちと戯れるイーファ
セイカと精霊について話している最中、精霊たちと戯れます。この精霊を見れるのは、今のところセイカとイーファだけのようです。セイカは転生してきた陰陽師だからですけれど、イーファには別の理由があります。詳しくは以下ブログ記事で。
図星をつかれてボケるイーファ
ほかの人には見えないものが見えるだろう?とセイカに指摘されて、わざとらしくボケるイーファです。こんなの「そうですよ」って言ってるようなものじゃないですか。いやかわいーんですけどね。
イーファの胸
通常はあまり大きく見えませんけれど、こうやって見るとはっきり分かりますね。思わずガン見してしまうのも無理はないと思います。
小さいころのイーファ
結構小さいころからイーファはセイカのことが気になっていた向きがあります。兄からいじめられるセイカを助けるなんて、イーファにとってはデメリットしかありませんからね。それでもこうやって助けてくれる、いい子です。
ちなみにセイカとイーファは主従関係ではありますけれど、イーファはセイカを君づけで呼びます。セイカ君、と。漫画ではあまり気になりませんでしたけれど、こうやって映像で実際にしゃべっているところを見ると、やっぱりちょっと違和感ありますね。
小さいころから仲が良い、幼馴染っぽい位置づけでもあるので、まあそういうキャラ付けなのでしょうけれど。奴隷に幼馴染に、あとこの後分かる彼女の素性も含めて、いろいろてんこ盛りのキャラですよね。
管狐のユキ
ちゃんと位相から妖を召命できるかを確認するために、セイカはまずはおとなしい部類の妖である管狐を呼び寄せます。で、登場したのがこの女の子。妖が女体化しています。狐要素がどこにもありません。ケモミミもなければ、モフモフもありません。
まさか今後呼び出す蛟や鬼なんかも、こんな風に美少女化してるのでは、と不安にならなくもないですけれど、まあこの管狐は転生前から女性の姿だったそうなので、ほかの妖は大丈夫でしょう。
今後は、この獣の姿に変化して、セイカの髪の毛の中に隠れるそうです。狐……と言うよりかは犬に見えますけれど。まあ白いからそう見えるだけですよね。きっとそうです。
【アニメ1話感想】最強陰陽師の異世界転生記|見た目は子ども、頭脳は大人な腹黒主人公セイカ!あとイーファがかわいくて何より♪のまとめ
イーファがかわいかったので、最強陰陽師の異世界転生記のアニメはとてもよかったです。正直エピソードによってイーファの出番がかなり増減するかと思いますけれど、その分登場回でしっかりと補充しておかなければいけませんね。
陰陽師設定がアニメでどのように生かされるのか、悪役気取りの主人公がどれだけ中二病っぽさを見せてくれるのか、そのあたりも含めて今後も楽しみにしていきたいと思います。
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