ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さんのアニメ1話の感想です!もともとこの物語は小説が好きで、漫画も読んで、アニメはどんな感じになるかなあと、ワクワク半分、ビクビク半分という気持ちでした。アニメでがっかりするケース、なくもないですからね。
ただツンデレ悪役令嬢リーゼロッテは、個人的にはなんか好きでした。リーゼロッテのかわいさとか、映像にしてみてわかるジーク殿下のキモさとか…。
今回はそんなツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さんのアニメについて、語ってみようかと思います。
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテがかわいい
小説でも漫画でも、悪役令嬢リーゼロッテのビジュアルは本当によくて、どちらもとても好みなわけですけれど、アニメで動いているリーゼロッテもまたとてもかわいいと感じました。正直なところこの物語は悪役令嬢リーゼロッテをとにかく愛でる物語であると思っているわけですけれど、アニメでもそれを十分に堪能できるなあと思いました。
というか、このジークヴァルト殿下が遠藤くんと小林さんの二柱の神の声を聞いたあたりのシーン、だいぶ丁寧に描かれています。恐らくですけれど、縮めようと思えば半分くらいの時間でできたのではないでしょうか。
それをあえてきっちり、ゆっくり描写してくれたのは、個人的にとても嬉しかったです。多少ゆっくりすぎと言う気がしないでもなかったですけれど、このくらいがちょうどいいんですよ、きっと。
個人的には思いっきりデレているところよりも、ちょっとツンしてるくらいの表情がお気に入りなんですけどね。この初登場のシーン、1番初めのツンなわけですけれど、演出も相まってか、小説や漫画で見てた先入観がそう見せるのか、めっちゃかわいく見えるのです。
ジークヴァルト王子がちょっと変態っぽくてキモい(笑)
神(遠藤くんと小林さん)の声を聞いて以降、リーゼロッテのかわいさに気づいたジークヴァルト殿下ですけれど、このジークヴァルト殿下の心の中に吹き荒れる恋のタイフーンはだいぶ暴走気味なようです。
「なんてやわらかい……白く吸いつくような肌、唇は桜色でつやつやと……」
悪役令嬢リーゼロッテのほっぺに「ちゅー」しようとしているジークヴァルト殿下の心の声です。
いや、分かるんですけどね。突然自分のそばにいる女性の魅力に気づいて、なんかハイになってしまうこの気持ち。今まで友だちでしかなかった幼馴染の優しさに触れて急にときめいたりとか、同僚の女性のいつもと違う姿に目を奪われたりとか。
だからもちろん理解できるし、ジークヴァルト殿下の気持ちには共感もできます。ただ、なんとなく言い方が、変態っぽくてちょっとキモかったのです。これはもう実際に見てもらうしかありません。ただし、見てもらえれば、なんとなく言ってることが分かってもらえると思います。
悪役令嬢リーゼロッテの王子様ジークヴァルトはシリアスな笑いを提供
遠藤くんの「ツンが強いぞー」という声とともに、ジークヴァルト殿下に神の寵愛みたいな虹色の光が降臨します。もちろんそのシーンは小説でも漫画でもあったシーンで、そこではそれほど感じなかったのですけれど、アニメで見るとそれがなんだかおもしろいのです。interesthigではなくfunnyの方です。
神(というか実況の遠藤くんと解説の小林さん)の声にいちいちきょとんとしながらも、それにクソ真面目に応えるジークヴァルト殿下の姿が、なんかとっても笑えるのです。しかもこれ、実況の遠藤くんと解説の小林さんの声が聞こえているジークヴァルト殿下にとっては大まじめな話なわけですけれど、周りからしたら、ただただ美少年が電波を受け取って百面相をしているようにしか見えません。
かつて漫画家を題材にした「バグマン」と言う漫画がありましたけれど、その中で「シリアスな笑い」という言葉が出てきました。本人が大まじめにやっていることが、周囲の人から見ると滑稽だったり、ちょっとくすっとなってしまったりする、そんなギャグのネタのことをそう呼んでいたんですよね。
で、このジークヴァルト殿下についても、同じことが言えるなあと感じました。本人はいたって大真面目です。けれども周囲(視聴者も含め)からすると、ツッコミどころ満載なのです。
アニメを制作している方々がこれを意図せずやっていたのなら、こんな書き方をしてしまってちょっと申し訳ないなと思う反面、もし狙っているのだとしたら、なかなかやるなあと思わずにはいられない、そんな殿下のお話でした。
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん1話のその他見どころ等
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテのアニメ1話について、そのほかに思ったことをつらつらと書いていきます。
アニメ1話の進行が丁寧
少しだけ上述しましたけれど、アニメの進行がゆっくりでよかったなあと思っています。小説や漫画がアニメ化すると、うまくきりのいいところまで終わらせようとするからか、かなり駆け足になってしまい、もともと物語を知っている人でなければ理解できないアニメになってしまうこと、ありますよね。そういうのは嫌なのです。
逆に悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さんのアニメはだいぶゆっくりだったように感じました。丁寧に作っているなあという印象です。まあ小説で2巻くらいのボリュームですからね(後日談を入れると3巻)。12話でまとめようとしても余ってしまう計算なのかもしれません。
やむなくそうしたのか、意図してそうしたのかは分からないですけれど、じっくり作り込まれていてよかったなあと言う、そんな話です。
マジカルに恋してのゲーム画面が見れてよかった
悪役令嬢リーゼロッテが登場する乙女ゲーム「マジカルに恋して」のゲームが、やたらゲームっぽくて面白かったです。
各攻略キャラ(ジークヴァルトやバルドゥール、アルトゥルなど)のイラストが順番に流れてきて、そのあとタイトルが出てくるゲームのオープニングムービーなんかが、いかにもそれっぽくて、ああ、こんなゲームなのかあと思って見ていました。
小説や漫画ではなかなか伝わらない部分ですよね。
エンディングテーマが良かった
エンディングで流れてくるイラストが小説の挿絵でした。小説を最初に読んでいたので、なんかちょっと嬉しかったですね。
歌もよかったです。
花澤香菜さんが花澤香菜さんだった
悪役令嬢リーゼロッテを解説する小林さんが、花澤香菜さんです。リーゼロッテがちゅーされたところ見てテンション上がって、きゃーうわーってなるところとか、花澤香菜さんっぽいです。とてもベストなマッチングだと思います。
【アニメ1話感想】ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん|ジーク殿下が笑わせに来ているのまとめ
まだ1話目ですけれど、とにかくリーゼロッテがかわいいのと、ジークヴァルト殿下が面白いので、また来週も見ようと思っています。ジークヴァルト殿下のあのまぬけっぽさが、次もいっぱい見れるといいなあという、そんな今日この頃です。
小説↓
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