PlayStation版の聖剣伝説レジェンドオブマナでは、他のセーブデータの主人公を呼び出して、2人プレイで遊ぶことができました。でも今回発売されたリマスター版では、そういうのできないみたいですね。
聖剣伝説 LEGEND OF MANA アルティマニア (デジタル版SE-MOOK)
ドミナの町の空き家
ドミナの町、宿屋や喫茶店のあるマップに、扉をコンコンしても何も起きない空き家があるんですよね。PS版の聖剣伝説レジェンドオブマナでは、教会のヌヴェルの話を聞く(友達と遊びたい?みたいなことを聞く)と、その空き家から、LOMの他のデータの主人公を呼び出すことができたのです。
けれどもどうやら、リマスター版ではそれが叶わないようです。ヌヴェルの話を聞いた後、空き家の扉を叩いても反応はなし。一応他のセーブデータを1つ作ってから再度試してみましたが、やはりダメでした。友だちのセーブデータ使って2人プレイは諦めるしかないんでしょうかね‥‥。
LOM2人プレイは既存のキャラクターから
ということで、2人プレイするなら既存のNPCキャラクターを使うしかないことになりますね。せっかくなので、聖剣伝説レジェンドオブマナのNPCキャラクターについて、紹介して行こうと思います。
私見だらけですので、その辺はご容赦を。
LOM2人プレイができるキャラクター一覧
バド
ドミナの町でコロナとともにカボチャの魔法で暴れていた魔法使いの卵。魔法を使うよりフライパンでバカスカ殴る方が役に立ちます。賢人を探せのクエストがあるので、一緒にいる時間が長くなるんじゃないかと。セルヴァを探して各地を彷徨ったのはいい思い出です。
ルシェイメア(エスカデ編の最後のステージ)クリアしたらもう2度と会えないかとハラハラしましたけど、実際はセルヴァ以外の賢人全員との面談終わらせると、1回だけガトに出てくるんですよね。
コロナ
バドのお姉さん。しっかりものな感じなのに、形見の杖が折れた時に泣き出して何もできなくなっちゃったり、たがが外れると一気に崩れちゃうタイプですね。きっと両親が死んで、自分が弟を守らなきゃってずっと気を張っていたんでしょう。健気。
真珠姫
一切攻撃手段を持たない、本当に全く役に立たないNPCです。でもおにいさま、おねえさまって呼んでもらえるのでだいたい許してしまう人が多いでしょう。それどころか、姫を守る騎士の気分が味わえる唯一のキャラクターです。照れながらつつつ‥‥と近寄ってくるアクションを考えた制作の人は天才だと思います。
瑠璃
ストーカーとして、ドミナの町では有名な男です。真珠姫を対して過保護を通り越した過度な束縛、その割には姫を放っておいて主人公について回るなど、まあ確かにダメな男的な匂いをぷんぷん感じてしまいます。武器も片手剣ということでそこまで強くなく、固有の必殺技レーザーブレードも威力は弱い、微妙なキャラクターだと言わざる得ません。
レディパール
女性なのにバトルハンマーを振り回すというだけでも、なにかこうワクワク感がたまらないキャラクターです。ただバトルハンマーの必殺技って単体ターゲットのものばかりだから、戦闘ではちょっと使いづらい感は否めません。
普段は瑠璃に対して冷たいのに、瑠璃が宝石泥棒にやられた時に激昂するあたり、すごく大事してたんだなあというレベルの高いツンデレが魅力です。
エスカデ
戦闘での仲間としては結構心強いのに、その言動からどうにも好きになれないキャラクターです。シナリオを通して見た感じ、どうも嫉妬に狂った情けない男って印象が拭えなくて‥‥。こいつのために魔王を倒すのとかヤだなって思ってしまいます。ただまあ結果的にはこいつの言う通りアーウィンは殺すべき相手だったので、なんというか余計にムカつくんですよね。
ダナエ
エスカデと対立している女性ですけど、本質的にはエスカデと一緒というキャラクターです。なんと言うか、エスカデもダナエも自分勝手すぎというか、自分の言うことが何より正しいと思ってるんですよね。
と言うことでダナエもあまり好きにはなれず、エスカデとダナエが殺し合う場面では、どちらを選ぶかでだいぶ悩みます。まあ殺し合いで残った方も、主人公がアーウィン退治に連れていかなければアーウィンにやられて死んじゃうんですが。
ラルク
悪いドラゴン、ティアマットの部下で、主人公を悪の道に引き摺り込むという、ヤンキー先輩のようなキャラクターです。シスコンです。武器の片手斧は、小回り効くし連続攻撃もあまり隙がないし、結構強いんじゃないかなと思います。わたし個人的に、イベント以外でも連れ歩くキャラクターとしてはベスト3に入ります。
シエラ
ラルクのお姉さんです。そして多くのプレイヤーをその道に引き入れた魔性の女キャラです。ティアマットのお城を一緒に探索するんですけど、かなり迷う上に出現する敵も結構強く、なんかこう絆が芽生えてしまうんですよね。
ただ武器が短剣というのがちょっと微妙です。短剣はいけません。隙だらけなんです。そこがちょっとかわいそうだなって思います。
ニキータ
極悪非道の悪徳商人です。物語開始当初、300ルクすらない貧乏なところ有り金すべて奪い取られたことは絶対に忘れません。
エレ
必殺技枠が全て魔法の魔法使いキャラクターです。正直なところNPCは直接攻撃しに敵に突っ込んでいかれるより、離れたところで魔法使ってもらう方が助かるんですよね。なのでよく使います。
ヒトの船を沈めてしまったことで自分を責め続けていたところ、主人公の行動によって少しだけ外に出るようになった、引きこもり美少女。そんな設定も萌えポイントが高いです。
まとめ
残念なことに友だちのデータを使っての2人同時プレイはできないようです。ただ、発売後にフォントが追加されたりなど、後のアップデートでできるようになるってのはあるかもしれませんね!そのあたり期待して待ちたいと思います。
ところで聖剣伝説レジェンドオブマナには漫画も小説もあるんです。
漫画はどちらかと言うとコメディタッチ、小説版はよりゲームの雰囲気に近い美しい文章が魅力です。漫画は単行本5巻分、小説は1冊のみなので、どちらも気軽に手をつけることができると思います。
とても面白いので、是非とも手に取ってみてくださいね。
聖剣伝説 レジェンドオブマナ 新装版(上) (マジキューコミックス)
ただし小説版はなかなか手に入らないようです‥‥
聖剣伝説 レジェンド・オブ・マナ―あまたの地、あまたの人 (ファミ通文庫)
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