マリオっているじゃないですか。鼻のでかい配管工の。
なんでピーチ姫を助けに行ったのがあんなおじさんなのかって思うのです。
THE ART OF SUPER MARIO ODYSSEY:スーパーマリオ オデッセイ公式設定資料集
キノコ王国を救う配管工
キノコ王国がカメに支配されたら、普通それを助けにいくのって、キノピオの役割じゃないですか?なんでどこともしれないおっさんがわざわざ危険を冒して助けに行ったんだろうな、って。
それでわたし考えたんです。マリオがクッパを倒しに行ったのは、配管工だからだって。
よく考えてみてくださいよ、無印スーパーマリオブラザーズ(ファミコンの第1作目)。あれって隠し土管を使ってワープできますよね。そうすると、最短1-1、1-2、4-1、4-2、そして8面と、かなりショートカットできるわけです。本来だったら32ステージクリアしないといけないところ8ステージで済むわけですよ。
でね、マリオがこの戦いに選ばれたのは、そういうショートカットができるからこそだと思うんです。
きっとマリオは昔から、配管工として何度もキノコ王国の土管に潜っていました。キノコ王国の領土の外からキノコ王国中心部までスルッと入り込むことができる唯一の人物だったのです。
一介の配管工が、ただただ王国の配管をよく知っているからというだけで国を救うために立ち上がる。
ル「兄さん、キノコ王国が侵略されたらしいよ!」
マ「大変だなあ、なんとか力になれればいんだけど」
ル「土管を使えば敵の目を盗んで城まで行けるんじゃないかな!」
マ「なるほど、それはいい考えだ!」
ルイージ、頭いいですね。
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キノコ王国にはなぜ土管があるのか?
それにしても、そもそもキノコ王国にはなんであんなに土管があったんでしょう。
水分、でしょうか。
キノコってじめじめしたところに生えるんですよね、確か。日のあまり当たらないような暗いところにひっそりと生えてきて、そこでむくむく成長するわけです。本来スーパーマリオブラザーズのステージみたいな、カラッとしたところに生えるものではないんですよ。
そう、スーパーマリオブラザーズの舞台であるキノコ王国って、全体的にカラッとしてるんですよ。いつも晴れてますし、あまり日陰もなくて、あれ、絶対キノコの繁殖にとっていい環境じゃないはずなんです。
けれども、キノコ王国にはキノピオなるキノコの生き物がたくさんいます。
つまり、どこかでキノコが育ちやすい環境が、キノコ王国のどこかに隠されていると言うわけです!それはどこか。
それはきっと、各ステージに設置されている土管が答えですよ。
土管の中のコインがいっぱいあったりする場所とか、1-2みたいな洞窟のステージとかあるじゃないですか。きっとあれキノピオが生まれ育つところなんじゃないかなって思うんです。
あのコインがいっぱいある場所、きっとあれキノピオが生まれる場所です。コインは、いい子が生まれますようにって、親の願いが込められているんですよ。あのジメジメした日陰具合なら、きっとたくさんのキノコが生まれますもんね!
1-2とかの洞窟ステージは、きっと生まれたばかりのキノピオが育つ場所なんです。生まれたばかりのキノピオたちは、やっぱりカラッとした外に出ると弱ってしまうと言うか、もしかしたら干からびてしまうかもしれません。だからあのジメジメしたところで思いっきり体を動かして、体力をつけるんですよね。
となると、1-2や4-2に、各ステージへワープ(ショートカット)する土管があるのも頷けます。きっとそこで育った子どもたちが、やがて各ステージの親もと?に帰っていくための土管なのです。
けれども所詮は土管、どこかで詰まってしまったり、壊れてしまったりしては大変です。なにせ未来あるちびキノピオたちの通り道なのですから。定期的にメンテナンスして、快適に、無事に通ることができるようにしておかなければいけません。
だからこそ、マリオやルイージは、その土管の設備維持のため、キノコ王国に雇われていたわけなんですね。
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マリオとルイージはキノコ王国とべったりな関係
となるとですよ、結構マリオやルイージはキノコ王国から信頼されていたってことになります。そんな重要な通路のメンテナンスを任されるくらいなのですから。
もともとキノコ王国とべったりな配管工だったと言うわけですね。きっと王様もお姫様(ピーチ姫)もマリオのことを知っていたはずですよ。
謎が解けましたね。よかったよかった。
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