魔法陣グルグル2の最新刊ももうそろそろ発売かなと思います。次は14巻ですね。
どうやら最近は魔王が次々と入れ替わったり、ククリを凌ぐグルグル使いが敵になったり味方になったりと、無印の魔法陣グルグルとはまた違う、複雑な展開になっているようです。
ということで、せっかくなのでこれまでのあらすじをまとめていきたいと思います。
魔法陣グルグル2の無料試し読みはコチラ魔法陣グルグル2:1巻のあらすじ
ニケとククリの旅立ち
前作無印の魔法陣グルグルで魔王ギリを倒してから2週間、世界は新たな魔王の危機に瀕していました。というか2週間、早すぎですね。
魔王を倒した後、ニケは普通の少年に戻り、グルグルが使えなくなったククリはただのアホな女の子になってしまいました。
けれども新たな魔王の登場で、ニケは勇者として王様から魔王の調査の命を受け旅立つことに。
グルグルの使えないククリはお留守番です。が、ククリはあまりにニケと一緒に旅に出たい一心で、新しいグルグルを発動させてしまいます。
果たして、ニケとククリは改めてパーティを組み、魔王の調査の旅へと出発したのでした。
ククリの気持ちとグルグル
ククリの親代わりであるオババが言うには、ククリが子どものようにグルグルを使えるのは、ニケの存在が大きいとのことです。
ククリの告白に即答えろとは言わん。しかしがっかりさせるようなことはダメじゃ!
なるべく現状を維持しつつ、しっかり見守って気持ちに答えよ!
無印の魔法陣グルグルのラストでククリがニケに告白していましたが、ニケはまだ答えてなかったんですね‥‥。ひどいものです。
序盤では定番のあの2人
キタの町ではザザとミグが仲間になります。
無印の魔法陣グルグルでは、ノコギリ山の探索においてザザとミグ、そしてトマが一緒でしたが、今回ここにトマはいないようです。アラハビカにでもいるのでしょうか。
今回はザザとミグのみですが、2人の役立たずっぷりは以前と全く変わっていません。ただ2人のダメな感じのノリは、なんだかとても懐かしい感じがしますね。
魔法陣グルグル2:2巻のあらすじ
新しい魔王との邂逅
隣のジラン大陸に渡るため、一行は港町マズロカへ行きます。
けれども港町マズロカは、すでに新しい魔王の手によって呪われた後でした。町から全ての人が消え去っていて、代わりに気味の悪い人形が家々に残されていたのです。
しかもその呪いとは、魔王が描いた魔法陣グルグルによるものでした。なんと新しい魔王もまたグルグル使いだったのです。
町を探索するさなか、ククリたちは新しい魔王と出逢います。といっても、本体は遠くにいて、声と魔力だけ飛ばしている状態だったようですが。
そしてあっという間に、一行は魔王によって呪いをかけられてしまったのです。
ザザとミグの脱落
ジミナ村でオババに呪いを解いてもらってから、一行は改めてマズロカの町に向かいます。
どうやら謎の旅の男によって、マズロカの町の呪いが解けたらしく、船も出せるようになったのだとか。何はともあれこれでニケたちは次の大陸まで行けるようになったのです。
けれどもここでミグが脱落。一連の騒動でだいぶびびってしまった様子です。
確かに、住み慣れた村を出てから早々に呪われてしまい、魔王の力の片鱗に触れてしまったのです。怖くないわけがありません。
次の大陸へ渡ろうと言うところで、ザザとミグはパーティから離脱してしまいました。
でもいざ戦いになったら役には立たなそうなので、仕方ないといえば仕方ないですね。むしろこれまで戦闘という戦闘がなかった方が幸運だったわけで。
逆にいうと、ここからが旅の本番というところなのでしょう。
サビーナ山の魔神
ジラン大陸に渡ったニケとククリ。次の冒険はサビーナ山です。ピリカラ村の魔女ココルデの話によると、そこには魔神が眠っているというのです。
魔神といえば無印の魔法陣グルグルにも登場していましたね。魔神の力を借りることで、ククリはよりパワーアップしてきました。
そして今回もまた、魔王に対抗するために魔神の協力を得ようというのです。
呪いにかかってしまったピリカラ村の魔女ココルデの代わりに、その弟子Aがニケとククリに同行し、一行はサビーナ山に向かうのです。
ちなみに弟子Bはダンジョンに行くとなった時点で早々にどこかへと消えてしまってました。
魔法使いグルグル2:3巻のあらすじ
ジュジュ再登場!
ジュジュが再登場します。といっても、すぐにニケとククリに合流するのではなく、ニケとククリの冒険の合間に、ククリに会いにいく様子が描かれているのですが。
ジュジュによると、ククリがおともだちを失ってしまうのだとか。こうしてはいられないということで、ジュジュはククリの元へと旅立つのです。
ゴチンコと一緒に。
ゴチンコ、懐かしいですね。
サビーナ山のダンジョン
3巻のメイン、サビーナ山のダンジョン攻略です。途中様々なメンバーが仲間になって、大所帯のパーティになっていきます。
魔法によって召喚したザザとミグ、魔女ココルデの弟子ビッカ、道中仲間になった変なオヤジ(キタキタ)、魔物に閉じ込められてしまったいい魔物であるスナイル族。
協力して(?)魔物たちを倒し、順調にダンジョンを進んでいきます。そしてダンジョンの最奥で、ついにククリは魔神を呼び出すことに成功するのです。
それはククリにとって、そして魔法使い誰しもにとって「古くからの友達」。
魔神は月だったのです。
おともだちよこどり
魔神「月」を呼び出したところで、ニケとククリに目の前に魔王が登場します。
魔王はイジワルな子であり、友達を信じていません。だから「古くからの友達」である月を召喚することはできません。
けれども、イジワルな子だからこそできる魔法があるのです。
それは「おともだちよこどり」です。
せっかく召喚した魔神を、ククリや多くの魔法使いにとって「古くからの友達」である月を、魔王に奪われてしまうのです。
サビーナ山のボス
月を奪い、夜を我が物とした魔王はサビーナ山を去り、ニケとククリの前にはサビーナ山のボス、人獣サベージカが現れます。
サベージカの強力な剣技と、パーティメンバーの実はあまり役に立たないっぷりが相まって、一行は途端にピンチに陥ります。
けれどもここでやっと、これまで姿を消していたココルデのもう1人の弟子デキルコ、そしてククリを目指して旅をしてきたジュジュが合流します。
ジュジュが到着して、しかもパーティ加入直後ということもあってやる気も十分です。
やる気十分のジュジュがいれば、たとえ1人でも十分な戦力でしょう。それと、変態剣士ゴチンコの意外な強さも見ることができます。
ともあれ、なんとかボスを倒しダンジョンを攻略。けれども1番の目的である魔神の力を得ることはできずに、今回の冒険は終了となったのです。
魔法陣グルグル2:4巻のあらすじ
プチ呪い
月を奪われてしまった一行は、魔王の使うグルグル「かみさまのもよう」を見たことがあるというミグミグ族を尋ねるため、オーガスの町に向かいます。
パーティのメンバーは、先の戦いで仲間になったジュジュとデキルコが加入しています。
オーガスの町ではプチ呪いが流行っていました。あらかじめ軽い呪いをかけておけば、もっと重い嫌な呪いを回避することができるというのです。
けれどもなにやら不穏な様子。どうやらこのプチ呪いは魔王の策略ではないかというのです。
オーガスの町西の森
オーガスの町ではミグミグ族魔法顧問であったソルガノと出会います。ソルガノは「かもさまのもよう」について教える条件として、西の森の「光宝箱」を持ってくるよう要求してきます。
そこで見つけたのは、魔法陣「おつきさまのつくりかた」でした。今はまだ魔力が足りず完全な月を作り出すには至りませんでしたが、今後の切り札になり得る魔法陣を得て、一行はノーベン山に向かいます。
そこは、「かみさまのもよう」を燃やしたという伝説の山なのです。
ノーベン山
ノーベン山ではかつて最強のグルグル「かみさまのもよう」を編み出したチカチカの具象気体に出会います。具象気体とは魔法で作られた気体で、一定時間自分の作った音と形を見せることができます。
ククリはチカチカからグルグルに関する重大なヒントを得ます。それは、大人になってもグルグルは使う方法です。
かつて、グルグルは子どもの魔法とされ、ククリも段々とグルグルが使えなくなるのでは、という懸念がありました。
けれどもチカチカは35歳までグルグルを使っていたのです。
チカチカから大切なことを教わったククリは、自分の中にある大事な気持ちを改めて認識するのでした。
かみさまのもようの跡地
ノーベン山にはかみさまのもようを燃やした跡地の谷がありました。そこは燃やした時の魔力がいまだに残っている不思議な谷でした。オーガスの町でかかったプチ呪いなどあっという間に解かれてしまうほどに。
そしてさらにその谷底は、どんな人間だろうとファンシーにしてしまう不思議な魔法が存在していました。
谷底にいたニャー族に騙されてファンシーになってしまったニケとククリとジュジュ、そしてキタキタおやじは、ファンシーでない姿を取り戻すため、ニャー族のお願いを聞かなければいけない羽目になったのです。
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