異世界ファンタジー

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。が切ねえなあという話。

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こんにちは、ゆっちです。

最近、「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。」がちょっと切なすぎるんじゃないの?と私の中で話題です。

この漫画、小説家になろう発の物語で、この度アニメにもなりましたけど、ちょっと気になってアニメ見たらなんだかめちゃくちゃ切ないお話しなのかしらって気になっちゃってついつい漫画を買ってしまいました。まだ1巻までしか読んでないですけど。

どんな話かと言えば、まあタイトルの通りなのですけれど、惚れ薬を依頼しに来たと男の人が、主人公である魔女・ロゼの惚れていたハリージュ・アムズその人だった、ということで速攻失恋してしまうわけですけれど、ロゼは惚れ薬の素材集めとかいろいろと言い訳をしつつ次々と注文を付けて少しでも惚れ薬完成を遅らせようとします。

断崖絶壁の崖にしか咲かない花の花粉とか、どえらい悲鳴をあげる薬草の根とか、あとは天から最初に落ちてくる雨粒とか。天から最初に落ちてくる雨粒なんてどうやって採取するんですかね。そしてどうやって判別するんでしょ。

まあそれはともかく、そんな依頼を一度にすればいいものを、1つの依頼が終わるたびに次の依頼をするわけです。まるでRPGのお使いみたいに。まあ、ロゼからしてみれば、惚れ薬を渡してしまったらそこでハリージュの恋が成就してしまい、イコール自分の失恋ということですからね、それまでに少しでも接点を持ちたいという感じなのか、それとも「彼の恋の成就」という結果にたどり着くのを少しでも遅らせたいという気持ちなのか。

気持ちは分からないでもないかなあと。悪あがき以外なんでもないですけど。むしろハリージュのほうがよく付き合うなというか、よくもまあこんな惚れ薬なんかに必死になるよなあという感じです。

いやほんとハリージュ必死なのです。どんな大変なお使いだとしても、はぁーというクソデカため息つきながらちゃんと完遂するのです。ロゼにとってはもう「それほど振り向かせたい相手なのか…」とよほどため息つきたいところでしょうね。

さてさて、そんな「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。」の好きなシーンをいくつか紹介。

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それなら死んだ方がまし…

「それなら死んだ方がまし…」ってなかなか不穏ですけど、事情聴くとなんか分からなくもないというか、まあ漫画読んでた中で一番印象に残ってるんですよね。

どうやら魔女という存在は、魔法を使う代償に嘘をつくことができないらしいのですけれど、なんか色々ハリージュに詰められている中で、ロゼはそのことを暴露せざるを得なくなります。まあ冷静に考えればほかにもっとうまくかわす方法あったんじゃないのと思わないでもないですけれど、詰められて混乱して、状況考えると仕方ないかなとも思ったりしていて。

でですね、これ以上ハリージュに突っ込まれると、自分の恋心を暴露せざる得ないような状況だったんですよ。恋心くらいいいじゃんと思うなかれ、貴族でも美人でも、村娘でさえないたかが魔女が、お天道様光照らす美しく強く気高い彼に、恋をしている惨めさを知られてしまったら。そんなぐちゃぐちゃな気持ち、なんとなく分かるでしょ?私はなんとなく分かります。

そして思考の行きついた先が、毒薬を煽ることという、そういうシーンなのです。すんでのところでハリージュに止められましたけれど。

まあちょっと、自分を魔女だからって卑下しすぎじゃないのと思ったりもしますけどね。一応、町で魔女を悪く言う人がいるというか、なんというか、忌避されている?そんな描写がありましたけれど、はたしてそれが町の人の総意なのか、それともその限定された人たちだけの意見なのかも分からないですし。これからもう少しその辺掘り下げられることもあるんでしょうかね。

呆れた…

この呆れたってやつ。これもまあさっき話した「それなら死んだ方がまし」と一緒なんですけど、要は、自分に自信がない人の独白なんですよ。

なぜか(あくまでもロゼにとっては、ですけど。読者としてはもう、ハリージュさんあんたロゼちゃんに気があるんでしょって感じですので)、ハリージュが頻繁にロゼの家を訪問するようになって、まあまあロゼが浮かれてる訳です。いえ、表面上はそんなに浮かれてはいない様に見えますよ?なるべく無表情で、なるべく「すんっ」という感じで。でもまあ分かります。毎度訪問するハリージュのために戸棚の奥からきれいなお皿を取り出そうとするんですから。

そして、「これを貴方用の食器にしようと思って」と言いそうになって、ふと気づくんです。なんて馬鹿な言葉を言おうとしたのだろうって。どうしても期待してしまって、ついつい行動が気持ちを追い越してしまって、でも途中でハッとして、そんなことあるはずないって、自分の気持ちに蓋をしようとするんです。

もう完全に陰キャムーブです。もしかして相手も自分に対して好意を持ってくれてるんじゃないか、いやいやそんなはずは絶対ないからそんなこと考えることすらおこがましいっていう、そういうムーブです。

わたし、漫画のこういう、「私なんか…」ってうだうだ言うキャラってあんまり好きじゃないんですけどね、ロゼの考え方の方向性というか、そういう思考のあみだくじがちょっとリアルに感じられて、ついつい苦笑いしちゃうんですよ。ああ、分かる分かるって。だからこのロゼに限っていえば、まあそこまで嫌いではないかなと。

まあこのままうだうだのまま突き進むのか、ちょっと違う展開になるのか、それ次第でまた意見変わるかもですけどね。

水浴び

このロゼさん、どうやら考え事をするときは水の中に入るらしいです。ぷかーって浮かんで、空を見ながら自問自答するんですよね。季節が夏だからというのもあるでしょうけれど。

いえ、厳密に言うと、ハリージュに会う機会が多くなったから水浴びを頻繁にするようになったというのが正解かもしれません。というかロゼはそれまではあんまり水浴びしてなかったんですね。

あ、知ってます?きっとこの物語も中世ヨーロッパが舞台かと思うんですけど、そのころの人たちってそれなりにきれい好きだったらしいですよ?特に十字軍の遠征のおかげでハマム(イスラムの公衆浴場、というか蒸し風呂的なやつ)の文化が伝わってきていて、都市部の社交場みたいになっていたんですって。まあペストが流行ってからは、そういう施設はむしろ感染を拡大させるからって取り壊されていったみたいですけど。

まあつまり、ロゼさん、ちゃんと水浴びしようねっていう話なんですけど。

で、何が言いたいかというと、主人公が考えごとをしている時って、絵的に動きがないじゃないですか。それを、何かをしながら考え事してるっていうビジュアルがですね、なんかいいなって話なのです。別にマラソンしながらでもいいし、編み物しながらでもいいですし、この描写があったら、あ、この子考え事してるのね、悩みの棚卸してるのねってなるのが、個人的に好きなのです。

まあこうやって水浴びしてたらハリージュに見つかっちゃって恥ずかしい思いしちゃったから、もうそういうシーンなくなっちゃうかもですけど。だとしたら少し残念ですね。

まとめ

ということで、「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。」の漫画1巻を読んだ感想でした。

ちなみにこの男のほう、ハリージュってやつはわたしあんまり好きじゃありません。なんというか、女性に対する距離の詰め方が気に食わない。まあこれ系の物語の男ってだいたい毎回こんなもんですし、男側が無遠慮に距離を詰めてこないと物語が進まないっていうのもあるので、仕方ないとは思うんですけどね。

ただ加えてこのハリージュの場合、ぶっちゃけロゼの裸見たから気になったみたいなところありますよね、絶対。そういうのも、めっちゃマイナスポイントなんですよ。

ロゼはそれでいいかな。好きな人だからまあ裸見られてもいいって話なのかな。そういうのはさすがにちょっとわたし分からないや…。

ということで今回はこれでおしまい。

ではまた次回。

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