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薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜10巻のあらすじネタバレと感想

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中国をイメージさせる架空の帝国の後宮を舞台に、そこで発生する数々の事件を薬学の観点から謎解きするミステリーファンタジー薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~10巻のあらすじのネタバレと感想を紹介します。

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~10巻は、9巻から引き続いて、西方から来た特使をもてなす話です。それも光舞う月の精の踊りをご覧に入れるというイベント付きで。

猫猫が何やら企んでいるようですが、果たしてうまくいくのかどうか。そんなワクワク感からスタートします。

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薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜10巻のあらすじネタバレ

月の精

西方の特使たちから「月の精に会ってみたい」との要望を受け頭を悩ませていた壬氏(ジンシ)。その壬氏に対して、猫猫(マオマオ)はある提案を持ちかけていました。

そして特使をもてなす宴の当日。音楽や踊りは特使たちに合わせて派手にはしていたものの、特使たちはどこか退屈そうでした。もともと特使たちは非常に美人な女性で、しかも西方からすれば、背丈の違いもあって、東方の女性など子どものように見えてしまうものです。

さらに特使たちは上級妃たちのいる前で皇帝を誘惑するなど、非常に挑戦的‥‥というよりも舐めた態度まで取りはじめ、皇帝の考えはともかく、四夫人からはかなり印象が悪かったようです。猫猫は彼女ら特使たちのことをこう評していました。

「”この国に自分たち以上の美女はいない”‥‥そう自負しているのだ」

猫猫:薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳〜

さて、そんな宴も終わりを告げ、特使たちが戻ろうとしたそのとき、夜闇の小道に猫猫が現れます。突如現れた月の精を従えて。月の精はそこで素晴らしい光舞う踊りを披露し、終わった途端ふっと消えてしまいます。

もちろん、これらは全て猫猫の仕込みな訳ですが、特使たちは非常に驚きます。猫猫たちは見事特使の要望に答えることができたというわけです。

水晶宮の次女頭

猫猫はある日後宮の診療所から依頼を受けます。それは水晶宮‥‥梨花(リファ)妃の下女のために薬を作ってほしいというものでした。どうやら水晶宮に、感染症にかかっているらしい下女がいるらしいのです。

「らしい」というのは、医局の女官深緑(シュンリュ)がその下女を見たきり、全く姿を見せなくなったからです。深緑の思い過ごしであるなら問題ないのですが、もしこれが本当に感染症にかかったまま放置されていたのだとしたら、後宮にとってとても大変なことになります。

果たして、猫猫は水晶宮を訪ねます。

感染症にかかった下女は、水晶宮の次女頭(シン)によって物置に隠されていました。杏曰く他の人に感染させないためとのことですが、ろくな治療も受けさせてもらえず、このままでは下女は死んでしまうかもしれません。

そんな杏には怒りを覚えつつ、猫猫さらにもっと重大な事実に気がつきます。杏はなんとその物置に、堕胎剤の材料を隠していたのです。

「‥‥下女の一人死んだところで些細な問題ということでしょうか。この物置にある‥‥隠し事に比べたら」

猫猫:薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳〜

梨花妃と次女頭の杏はともに同じ家の出身、従兄弟同士に当たります。そして杏は、同じ皇族出身であるにもかかわらず、自分ではなく梨花妃だけが上級妃として後宮入りしたことを非常に妬んでいました。

「‥‥そんなの、私だって同じなのに」

杏:薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳〜
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薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜10巻の感想

前半は西方からの特使の話、後半は水晶宮のいざこざの話でした。西方からの特使の話、月の精の再現については、まあそうだろうなという感じです。月の精であった踊り子は当時5尺8寸‥‥作中で175cmの背丈もあったとのこと。普通の女性にはとても務まるわけがありません。

普通の女性には。

だからこその出番です。まあ彼が踊ることは分かっていましたが、踊り子の周りを光が舞う様子まで再現することについては、なるほどという感じでしたよ。

虫ね。虫が光るのなんて蛍くらいしか知りませんが、本当にあのように蛾がほわほわ光るのなら、ぜひ見てみたいものです。

「‥‥うまくいったのか?」

「ええ。特使たってのご要望にこれ以上なく応えられたと思いますよ」

壬氏、猫猫:薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳〜

一方水晶宮編については、梨花妃の好感度爆上がり回と言っても過言ではないでしょう。

初登場時、事実無根な言いがかりで玉葉(ギョクヨウ)妃に食ってかかっていたり、猫猫の忠告を聞かないで東宮となる男子を死なせてしまったことから、どんな頭の固い妃だと思ったものでしたが。やはりそこは上級妃、しっかりと物事をわきまえた、知恵と慈悲を兼ね備えた女性だったんですね。

そう言えば白粉で死にかけ他とき、猫猫に世話になった時もちゃんとお礼を言う、素直な様子を見せていました。また青い薔薇を育てた時も、侍女たちはともかく、梨花妃は常に協力姿勢を見せていました。

結局侍女たちの統制が取れていなかったのも侍女頭が悪かったというふうにまとめられていましたが、そうならば里樹(リーシュ)妃と並んで侍女に恵まれない不幸な妃だったということですね。これから改善されるといいんですけど。

「凛として強く、寛大‥‥これぞ、妃と呼ばれるにふさわしい」

猫猫:薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳〜

猫猫が思わず感心するほど、梨花妃が素敵だったんですね。

ところで今回梨花妃は、いつもとは違う服装をしていました。猫猫も気付いていましたが、胸で結ぶ斉胸の衣服です。これは普段着ている衣服と比べてお腹を締め付けにくいという特徴があります。ちょうど現在妊娠している玉葉妃もそんな衣服を着ていました。

つまり、そういうことなんですね。

またこの先、何かしら事件が起きそうな予感がひしひしと伝わってきます。

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薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜10巻のあらすじネタバレと感想のまとめ

やはり今回は水晶宮の妃、梨花妃がかっこよくて素敵でした。自分の従兄弟が自分を陥れようとしていたにもかかわらず、凛として、それでいて慈悲を忘れない。そんな妃としての格の違いをまざまざと見せつけてくれましたと思います。この10巻で、読者の誰もが、梨花妃に対する見方が変わるんじゃないでしょうかね。

それにしてもまだまだ後宮は荒れそうな雰囲気です。梨花妃の(おそらく)妊娠に加え、西方の特使が今後どのように関わってくるかもわかりません。また壬氏暗殺への関与がはっきりとしていながらも行方不明となったままな翠苓(スイレイ)も、未だ音沙汰はありません。

小説の方はもうかなり先まで進んでいるようですが、漫画を追いかけている身としては、まだまだ漫画の方を楽しみにしていたいと思います。

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