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聖剣伝説レジェンドオブマナ(LOM)瑠璃や真珠姫、サンドラとはどんなキャラクターなのか?

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聖剣伝説レジェンドオブマナ(LOM)がアニメ化するそうですね。とても嬉しい!聖剣伝説LOMはずーっと好きだったので、アニメ化大歓迎です。

そこで今回は、聖剣伝説LOM・宝石泥棒編の美しい物語に思いを馳せつつ、瑠璃や真珠姫、レディパールやサンドラなど登場キャラクターを深堀りしていきたいと思います。

※ゲームの物語や設定を中心に、マンガや小説の内容も加味し、自分なりの解釈を述べています。

【アニメ】聖剣伝説LEGEND OF MANA

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聖剣伝説レジェンドオブマナ(LOM)とは?

1999年7月にPlayStation用ソフトとして発売されたゲームです。

1999年といえば、ポケットモンスター金銀(11月)、バイオハザード3(9月)、ファイナルファンタジーⅧ(2月)など、名作がたくさん誕生した年でもありますね。他にもダビスタ99とかダンスダンスレボリューションとか、そろそろリメイクが発売されるクロノクロスの発売もこの年だったはず。

そんな中、売上約70万本のヒットを記録し、その後の聖剣伝説シリーズの世界観を決定づけた作品が、この聖剣伝説レジェンドオブマナです。

LOMが発売される前は、聖剣伝説シリーズって、普通の人間が住んでる中世ヨーロッパ的な世界、ファイナルファンタジーとか、ドラクエとか、そういう世界観だったんですよね。

それが、このレジェンドオブマナ以降、聖剣伝説シリーズは、ヒトや獣人、果ては無機物に生命が宿った魔法生物までもともに暮らす世界観が標準になっていったように感じます(例外はありますけどね)。

そして、そんな絵本の中にいるようなふわふわした世界を堪能できる元祖作品が、聖剣伝説レジェンドオブマナというわけです。

ちなみに、現在ではニンテンドースイッチやPS4、Steamでリマスター版が発売されています。興味のある方はぜひプレイしてみてください。

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聖剣伝説レジェンドオブマナの宝石泥棒編について

laminaria-vestによるPixabayからの画像

聖剣伝説レジェンドオブマナは、主人公がさまざまなエリアを訪れ、そこに住む人たちからの依頼を1つ1つこなしていくことでゲームを進めていくゲームです。イベントは全部で70程度、そのうち共通とテーマで5〜8程度の関連性を持ったイベントたちをまとめて、◯◯編と呼びます。

特に大きいイベント群は3つで、そのうちの1つが宝石泥棒編というわけです。

珠魅という種族の儚さや、私欲にまみれた動機からくる戦争の悲惨さ、そして大事な人を愛するが故に起こる悲劇が美しく描かれていて、聖剣伝説レジェンドオブマナのイベント群の中でも、特に人気の高いシリーズです。

珠魅という種族について

石が長い年月をかけて命を持った存在です。ダイヤの珠魅もいれば、ルビーやエメラルドの珠魅もいます。もとが石だからか、ほぼ寿命はないようなもので、相当長い時間を生きているとされています。また他の生き物とはいろんな部分が根本的に違うのですが、特に大きく違う点は2つ。

1つはの存在、もう1つは涙石の存在です。

核と涙石

PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

珠魅の胸の部分にある石で、イラストを見る限り、握りこぶしより大きく、顔よりは小さいくらいのサイズです。長い時を生きる珠魅ですが、この核が傷つくと、死んでしまうようです。瑠璃なんかは、真珠姫の核が傷ついていないか、毎度気にしている描写が見られます。

逆に、核が壊れていない場合……例えば腕がちぎれたり、下半身がなくなったり、もっと言うと核以外の身体がすべて喪失してしまったとしても、条件さえ満たせば復活することができます。

条件は、核が無事であること、そして、ほかの珠魅の涙から作られる涙石を与えること。

核だけになった珠魅に涙石を与えると、その体が復活するというわけです。

ただし、それだけ不思議な力を持つ珠魅の核は、ほかの種族からすれば非常に興味深いものだったのでしょう。実際にニンゲンたちの間では、珠魅の核は恐ろしいほどの高値で取り引きされていたと言われています。そしてその核を得るために、多くの国や組織が、珠魅を標的にしていたというのです。

珠魅の歴史

聖剣伝説LEGEND OF MANAアルティマニア

核さえ無事ならば、ほかの珠魅の涙によって生き返ることができる、これは珠魅たちにとって、戦いにおける大きなアドバンテージでした。そして核を求めて攻めてくるニンゲンたちを相手に、珠魅たちは涙を流せる唯一の珠魅・蛍姫をかつぎ、迎え撃ちます。傷ついても涙石で回復し、また戦線に戻ってくる珠魅の軍団は、ニンゲンたちにとっても脅威だったと思われます。

けれども突然、蛍姫は珠魅の都市から消えてしまいます。もともと、蛍姫は涙を流しすぎて、自分自身の核がボロボロになっていたようなのです。けれども珠魅の都市は戦いをやめない。このままでは蛍姫の核が砕け散ってしまう。それを懸念した蛍姫の騎士アレクサンドルが、蛍姫を連れて珠魅の都市を抜け出したのです。

珠魅の戦士たちを回復させることができる蛍姫がいなくなったことで、珠魅の軍団は、不死身の戦士から、ただの戦士になってしまいました。そしてそうなると、物量で勝るニンゲンが圧倒的に有利だったのです。

珠魅は寿命が非常に長く、死から遠い存在であるため、新しい生命が生まれるサイクルもかなり長いらしいです。そうなると、たかだか数十年単位で人口を増やせるニンゲンたちの方が、長期的に見てはるかに有利なわけです。

珠魅たちは、戦いで死に、もしくはひっそりと都市から離れ、珠魅の都市は滅んでしまいました。

そしてその100年後くらい、主人公は、珠魅の騎士・瑠璃、そして珠魅の姫・真珠姫と出会います。聖剣伝説LEGEND OF MANAの宝石泥棒編は、こういった背景のもと、物語が始まるのです。

聖剣伝説LEGEND OF MANA 宝石泥棒編 主な登場人物の設定

瑠璃

マンガ聖剣伝説レジェンドオブマナ上巻

ゲーム序盤の町で、行方不明になりがちのパートナー、真珠姫を探して、毎度騒ぎを起こす珠魅です。町の人たちからはストーカー男などと呼ばれて敬遠されています。

とっても若い珠魅で、生まれてから60年くらいしか経ってなかったはず。生まれたころにはすでに珠魅の都市は滅んでいて、仲間を探して旅をしていたさなか、真珠姫と出会い、行動をともにするようになったそうです。

真珠姫は、現在、同種族の唯一の仲間です。彼女がいなくなってしまったら、瑠璃はまた1人になってしまいます。だから、真珠姫がいなくなると、まるで狂ったように探し回るのですね。

聖剣伝説LEGEND OF MANA

実のところ、瑠璃は真珠姫に出会う前に、真珠姫の真の姿であるレディパールに会っていたようです。そしてレディパールから、珠魅の仲間を探すことは諦めるよう諭されていたようです。

当時の瑠璃は、結構絶望したようですね。なにせずっと探し続けていた同族が、すでに滅んでいて、やっと見つけた仲間から、もう仲間はいないと突き付けられたのですから。しかもそこでレディパールが瑠璃とともに生きる道を選んでくれたのならよかったのですが、レディパールは瑠璃から逃げるように立ち去ったのです。

しかし、転機は意外にもすぐに訪れます。レディパールが傷つき、その正体を真珠姫というかりそめの姿の中に封印してしまったのです。しかも、瑠璃はちょうどその現場を見てしまったのです。

自分自身を封印したレディパールは、レディパールであったことをすべて忘れ、何も知らない真珠姫となりました。そこに、一緒に同族を探そう、と瑠璃が手を差し伸べたわけです。

瑠璃はずっと恐れているんですね。真珠姫がいつしか記憶を取り戻して、レディパールとなって自分のもとを去ってしまうことを。だから必要以上に真珠姫を過保護に扱い、それでもいなくなってしまったときには狂ったように探し回るわけです。

真珠姫(レディパール)

マンガ聖剣伝説レジェンドオブマナ上巻

ふわふわとした女性型の珠魅で、かなり天然が入っている様子です。ネジが何本か外れている、では足りないくらいにぼーっとしていて、自分でも気が付かないうちに町を出て、気が付かないうちに洞窟に入り込んだり、どこかの不気味な塔を登ったりと、もはや夢遊病者かというくらいにあちこちふらふらします。

実はもう数万年近く生きている珠魅で、真珠姫の姿も本来の姿ではありません。

本来の姿は、珠魅の都市でも最強と名高い騎士レディパールであり、珠魅の戦士たちを率いてニンゲンの軍勢と戦っていた過去があります。一族を救うために聖剣を探しに旅に出ましたが、その後行方不明に。のちに蛍姫が騎士のアレクサンドルと失踪したことを知り、聖剣を探しながら2人も探していたようです。

マンガ聖剣伝説レジェンドオブマナ上巻

その後なんとかアレクサンドルと再会することはできたものの、蛍姫を珠魅の都市から遠ざけたいアレクサンドルとは意見が対立、戦いの末、傷を負ってしまいます。その際に、傷を負った自分自身をもう1人の自分の中に封じ込めてしまいます。

そのもう1人の自分というのが、真珠姫です。

真珠姫となってからはこれまでの記憶の一切が封印され、ただのぼーとした女の子となってしまいました。たまたま瑠璃と出会えたからよかったものの、そうでなかったら果たしてどうなっていたことか。

ただ、封じ込めたもう1人の自分の想い…袂を分かった友と、友を救える可能性のある聖剣を探したいという強い願いがあふれ出て、真珠姫はふらふらとあちこち出かけるようになってしまいました。そのせいで、だいぶ瑠璃に心配をかけてしまっているようです。

蛍姫

マンガ聖剣伝説レジェンドオブマナ上巻

珠魅の中で唯一涙を流せる珠魅です。そのため、一族のトップとして祭り上げられることとなりました。

かつては数多くの珠魅が涙を流すことができたはずなんですけどね。蛍姫が生きている時代には、もはや蛍姫以外は涙を流すことができなくなっていました。そのため、核が砕け散る寸前まで、戦い続ける珠魅の戦士たちを癒す役割を、たった1人でこなしていたのです。

とても心優しい珠魅で、傷ついて人がいたならば涙を流さずにはいられない性格です。なので、たとえ「死ぬまで種族のために涙を流し続けろ」と言われても、それを受け入れてしまっていたのです。アレクサンドルがいなければ間違いなく、100年前に死んでいたでしょう。

現在はアレクサンドルの手によって、誰にも見つからないよう、魔法の宝石箱の中に封印されています。

サンドラ

マンガ聖剣伝説レジェンドオブマナ上巻

珠魅を狩り、核を奪わんとする、妖艶な女性の宝石泥棒です。チャイナドレス風の服装で、スリットから見える足がとってもセクシーです。

もともとはただの宝石泥棒で、誰も殺さずに鮮やかな手口で宝石を盗み出すスタイルが、巷で結構な人気だったようです。ただいつからか珠魅の核を狙うようになり、死んで核だけになっているならばその核を奪い、生きている珠魅ならば殺して核を奪うという、非常な殺人鬼と化してしまったのです。

さて、この宝石泥棒の正体は、かつて珠魅の都市で蛍姫の騎士をしていたアレクサンドルです。蛍姫の騎士であったレディパールの後任で、レディパールが聖剣を探しに珠魅の都市を出た後、蛍姫のパートナーを務めることとなりました。

けれども、種族存亡のために蛍姫1人に涙を流させ続ける珠魅全体に疑問を持ち、蛍姫を連れて珠魅の都市を出奔、以降誰にも見つからないように蛍姫を隠していました。また涙を流し続けることで傷ついた蛍姫を癒すため、人工的に涙石を作ろうと、サンドラとして各地から宝石を盗み集めていました。

都市を出てから知り合った宝石王の力を借りれば、価値のある宝石を集めることで涙石を作れるようになる可能性があったのです。

けれどもただの宝石だけでは涙石を作ることはできませんでした。そこでアレクサンドルは、珠魅の核を狩ることを決意したのです。

同族殺しにはなってしまいますが、もとより種族を生きながらえるために蛍姫を犠牲にしていた者たちです。むしろ珠魅など蛍姫のために死んで当然とすら思っている節があったようです。

まとめ

この宝石泥棒編は、プレイヤーの敵としてサンドラ=アレクサンドルが登場しますが、最愛のパートナーである蛍姫を救うために、種族が滅ぶまで珠魅を狩り続けるというのは、決して単純な悪とは思えないところがあります。

そも、蛍姫がいなければ、珠魅という種族はもっとずっと前に滅んでいた可能性すらあるわけですから。そうなるとなおさら、サンドラ=アレクサンドルが悪人だとは思えないんですよね。

ただ、主人公サイドから見れば、サンドラ=アレクサンドルは大切な人を奪った張本人です。主人公には、サンドラ=アレクサンドルを倒す確かな理由があるわけです。

果たして何が正義なのか、両者の戦いに何の意味があるのか、非常にいろいろなことを考えさせられる物語であることは間違いありません。

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