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新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる の感想|わたしの推しはアンジェリカです

この記事は約12分で読めます。

最近見つけたんですけどね、新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる というマンガが面白かったです。自覚なき最強オッサンキャラという基本のテンプレートを押さえつつも、主人公がとにかく暑苦し‥‥熱意に溢れていて、読んでいて気持ちがいいのです。

読んでいて気持ちがいいの、大事。思わず「よし、やってやれ!」って心の中で叫ぶの、それだけ主人公に感情移入できるのって、すごくいいなと思うのです。

はい、どうもさめきちです。

今回はそんな、新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる について語っていこうと思います。

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新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる とはどんな話?

通常冒険者になるには若いうちから鍛えないといけない。それはこの世界では常識で、逆に言うと30歳もすぎて冒険者を目指すなんてまずあり得ない、無謀の極みとも言えます。

そのような中、主人公のリックは30歳をすぎてから冒険者を目指します。そしてそんな彼をサポートしてくれるのは、大陸最強の冒険者パーティ、オリハルコン・フィストのメンバーたち。1人1人が伝説級のメンバーたちに2年間、リックは命を落とすほど(何度か落としているようですが‥‥)に鍛えられ、ついに冒険者Eランク昇級試験に臨みます。

「随分歳いってるな‥‥」

「俺もああならないように頑張ろ」

「悪いことは言わん、早く次の仕事を探した方がいい」

試験会場では、散々哀れなものを見る目で見られるリック。けれどもリックは自分を信じて、そして自分を鍛えてくれたオリハルコン・フィストのメンバーたちを信じて、その力を発揮していくのです。

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる は原作と漫画の展開が違う?

もともとは小説家になろうで連載されていたらしいのですが、割と最近カクヨムに移転したようですね。それはともかく、小説家になろう・カクヨムで連載されていたものと、書籍化された小説・漫画では展開が違うようです。途中までは同じなのですが。

たとえば、現在漫画では拳王トーナメントの話が進んでいるのですが、小説家になろう・カクヨムでは拳王トーナメントの話が載っていません。何でも小説が書籍化された際の完全オリジナル書き下ろしなんだとか。

逆に小説家になろう・カクヨムでは、リックが冒険者Eランク昇進試験に受かった後、騎士団の学校に入学しています。潜入捜査のようなものなのですが。こちらはまだ漫画では登場していません。

このように、漫画の展開を先読みしようと、小説家になろう(今はカクヨム)を覗いてみても次の展開を知ることができないのです!もし知りたいなら、書籍版の小説を買うしかないようですね(現在迷い中‥‥)。


新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。 (HJ NOVELS)

新米オッサン冒険者の感想

タイトルが長いのでとりあえず新米オッサンと略してしまいました。せっかくなのであらすじも踏まえながら感想を書いていきたいと思います。

冒険者Eランク昇進試験

冒険者になってから2年間、リックはオリハルコン・フィストのメンバーに死ぬほど鍛えられました。その間、リックはメンバーの非常識極まりない強さを目の当たりにしていたため、強さに対する感覚が相当バグっていました。そして自分自身についても、Eランク昇進試験なんかを受けていいのだろうか?と言うくらいに萎縮していました。自分に対する評価を過小評価しすぎです。

もともと冒険者は若いうちから鍛えるものです。逆に言うと、30過ぎてもまだEランクにいるような冒険者というのは、早い話落ちこぼれな訳です。なのでEランク昇進試験の会場では、リックは相当痛いおじさん扱いされてしまいます。

で、実際の試験ではそんな認識をさくっと覆してしまいます。攻撃力測定用のスライムバッグ(要はサンドバッグ)は粉々にしてしまいますし、防御力測定では試験官の高位の魔法を初級の魔法で完璧に防いでしまいます。

‥‥まあよくある無自覚系最強キャラというわけですね。

無自覚系最強キャラのお約束はあれども

試験の最後の方ではやっと自分の力が強いことに気づくわけですけど、正直そこまではよくある話だなあと思って見てました。試験の最後の最後になるまで「自分は弱くて自信ない〜」と言ってるあたり、ちょっと自覚しなさ過ぎてうざいなと思ったり。だって他の受験者がスライムバッグをぶらぶら揺らしている程度の中、1人だけスライムバッグ粉々にしてるんですよ。自覚しない方がおかしいじゃないですか!

それをウジウジといつまでも悩んでいるわけです。しかも美人の付き人?付き添い?みたいな女性にぶつぶつ情けないことを言ってたりして。そのあたりは何ともイライラする主人公だと、思わずにはいられませんでした。

強さを自覚してからは

ただし、最後の最後でリックは自分の力を自覚します。そうなってからはもう完全にリックのターンというかなんというか。ここまでできて何で今までメソメソしてたんだと怒りたくなるくらいに完全無双します。と言っても嫌味な試験官をワンパンで吹っ飛ばすだけですが。

その時のリックの表情がとてもいいです。ちゃんと実力相応に自信をつけた、それでいて優しい感じの。

「俺って実はかなり強くなってたんですね‥‥。なんで今まで勘違いしてたんだか‥‥」

リック
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる|リック

まあずっとメソメソしたままでなくてよかったというか。ちゃんと自分で自分の力を認められたのはとてもよかったなと思うのです。いつまでもウジウジされてると、もうなんか嫌になっちゃいますからね。

それ以後、メソメソしたリックは出てきません(少なくとも私が漫画見てる限りでは)。そういう主人公のよい変化が見れたのがとてもよかったと思うのです。

脇役の魅力

Eランク昇進試験では、3人の敵が出てきます。本試験でも昇進間違いなしと噂される神童、フリード・ディルムット。フリードの姉で王国騎士団二等騎士のアンジェリカ・ディルムット。そして、17歳でAランクになった天才冒険家であり、本試験の試験官でもあるラスター・ディルムット

3人ともプライド高く平民を見下すという典型的なお貴族キャラかつやられキャラです。リックに格の違いを見せつけられたフリードがアンジェリカに泣きつき、リックにコテンパンに打ちのめされたアンジェリカがラスターに泣きつくという。小悪党の王道を見せつけてくれる3人ですが、この3人がかなりいい味を出しています。

個人的に気に入ったのが、最終的にリックにワンパンでやられたラスターが去り際に放った言葉です。

「次の昇進試験‥‥貴様の試験官は再び僕が担当してやる」

「その時は必ず僕が勝つ。覚悟しておけ、三流」と立ち去るラスター
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる|ラスター

自分の弱さと相手の強さを認めて素直に(?)去っていく後ろ姿が、意外にもかっこいいと思ってしまいました。

それと、文句を言おうとするフリードをそっと手で制すアンジェリカも。何気ない一コマですが、すごく彼女の心情が現れているんですよね。

確かに、登場時もやられっぷりも小悪党、それどころか壁にもならない雑魚でした。けれどもそこで自分の弱さと相手の強さを認める度量はあったわけです。その力量に差は歴然なれど、ただの敵キャラではなかったわけですね。

そういうね、敵キャラもちゃんと大事にしているところが、とても魅力的だと思ったのです。

アンジェリカの魅力が止まらない


【電子版限定特典付き】新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。2 (HJコミックス)

Eランク昇進試験で登場したアンジェリカですが、その後の拳王トーナメントで、拳闘士として再登場します。騎士団なのに拳王トーナメントに出てもいいのだろうかというツッコミはさておき、ここでのアンジェリカが非常に魅力的です。

いやね、これまでは単なる小悪党的な敵キャラだったのが、急にメインのヒロイン張り出すのです。それもめちゃくちゃ努力の人として。

何でもアンジェリカは、どうしてもこの拳王トーナメントで勝たなければいけない相手がいるんだとか。そしてそのためにすごい努力をするんですね。具体的には、リックが地獄の2年間で行ったような、死ぬ一歩手前のトレーニングを。しかもEランク昇進試験で辛酸をなめされられた相手に教えを請いて。

思えばEランク昇進試験での去り際なんかでも、そういう相手を認める素振りがあったんですよね。そして拳王トーナメントで会った際には、多少わだかまりはあれど、心の底から憎んでいるとか、あるいは再開を心底嫌がっているとか、そういう気配が感じられません。

そういうさっぱりとしたところ、とてもいい娘だなって思うのです。

アンジェリカの表情がとっても豊か

かわいい顔をいっぱい見せてくれるとか、そういうのではないのです。苦しい時にはめちゃくちゃ苦痛に顔を歪めますし、怒った顔はすごく怖いですし、悔しい時にはすごく顔をぐちゃぐちゃにして泣くんです、この娘。

怒るアンジェリカ
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる|アンジェリカ
泣くアンジェリカ
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる|アンジェリカ

漫画の作画担当する荻野ケンさんの技量というか、センスだと思うんですけど、そういう醜い顔がしっかり書かれてるんですよね。そういうの、ヒロインとしてすごく魅力的だなあと思うのです(別に顔を歪めている女の子がすきとか、そういうわけではありませんよ)。

それだけ感情移入できるというか、一緒になって泣くことができるなあと思うわけです。

ちょっと関係ない話になりますが、尾田栄一郎さんのワンピース9巻のナミみたいな。わかる人いるかなあ。

まとめ

本当はリックのことを書かなければいけないと思いつつ、最終的にはアンジェリカのことばかり書いてしまってました。

きっと本命のヒロインは別なんですよ。いつもリックのそばにいて、メソメソするリックを勇気づけてくれる美人なお姉さん‥‥と言ってもリックよりもだいぶ年下ですけど。

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる|リーネット

リーネット、美人さんですよね!

でも私は、怒って泣いて根性ぉぉぉっって叫ぶアンジェリカの方が好きです。

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