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スピリットサークルの過去生ごとの登場人物|フォン、ヴァン、フロウ、方太朗、フルトゥナ

この記事は約32分で読めます。

生きているうちに一度は見ないと損するマンガランキング第一位(私が勝手に作った)、スピリットサークルの人物紹介についての記事です。

なにせこのスピリットサークル、メインの登場キャラのほかに、各過去生(前世みたいなもの)のにもそれぞれ登場キャラがいますからね。各過去生の登場キャラが、それぞれメインの登場キャラの誰に該当するのかとか、どんなふうに因果が引き継がれているのかとか、そういうの考えてると非常に面白いのです。

ということで、主人公の風太やヒロインの鉱子のほかに、テツダイキウミノノ鉱子のお父さん風太の両親、あと吾妻先生レイカシンイチも合わせて、各過去生でどんな人だったのかを書いていきたいと思います。

ネタバレが結構あるので、そういうのダメな人は戻ってくださいね。

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フォン編

スピリットサークル1巻

古代マヤ文明とか、そっち系の時代の話だと思いますが、詳しくはよく分かりません。

なんとなく服装とか、石造りのピラミッドっぽい祭壇とか、そういうのが南米の古代文明っぽい感じがするのですが…。このあたり時代考証だれかやってくれた人いらっしゃいましたでしょうか。いそうな気もするんですけれど。

フォン

スピリットサークル1巻

風太の過去生です。靴屋の息子で、フルトゥナの次の過去生だからなのか、森にいる精霊が見えたり、話ができたりします。

ただそのことは秘密です。ばれると神官に殺されてしまいますので。

恋人が生贄に選ばれて、ブチ切れて神官にケンカを売って、速攻で首をはねられて殺されてしまいました。というかキレて暴れるなら、もうっちょと前にやるべきだったんですよね。何故生贄の儀式の真っ最中に暴れるんでしょうか。

スピリットサークル1巻

あれじゃあ例え恋人を助けることができたとしても、外まで連れだせないのです。一緒に逃げようって言ってた時に、無理してでも恋人を連れてどっかに消えてたらよかったのだと思います。

ストナ

スピリットサークル2巻

コチラは鉱子の過去生です。神官の家系で、やっぱりコーコの過去生の影響を受けてなのか、精霊を見ることができていたようです。

ブチ切れて襲い掛かって来たフォンの首をはねて殺害し、生贄の儀式は強制的に終了させたわけなのですが、あとから生贄の儀式に反対していた人たちに反乱を起こされて、かなりむごい死に方をしました。

「お前たちのような村を生贄の血で支配してきた悪は、苦しんで死ぬべきだ」

とのこと。

ストナ実はとてもかわいそうな子なんですよね。血を見ないと安心できない村人のために、手を下す役を押し付けられて、それでも死者の名誉を守るために、せめて儀式を大仰にして、無駄な流血沙汰が起きないよう村をコントロールしてたんです。

でもその結果が、むごい死でしたから。

風太視点だと愛する人を殺した憎き敵ですけど、鉱子視点だとちょっと違った世界が見える、そんな過去生です。

レイ

スピリットサークル1巻

フォンの恋人で、2年間お付き合いをしていて、その後8年に1度の護国の儀式(生贄の儀式)に選ばれてしまいました。

風太の時代の、レイカ(最後の最後で生まれてきた、風太の妹)の過去生に該当しますね。

フォンに「一緒に逃げよう」って言われても、「自分の犠牲で村のみんなの不安が消えるなら」って言っちゃうような優しい女の子です。…ただレイが逃げたら間違いなくその家族は皆殺しにされるでしょうから、きっと逃げる選択肢はなかったのだろうと思います。

ヴァン編

中世ヨーロッパ、魔女狩りとかがあった時代です。

ヴァン

スピリットサークル1巻

風太の過去生です。

貴族の長男で、騎士で、高い志を持ってましたが、魔女討伐の際に魔女から頬に呪いの刻印を受けてしまい、家を追い出されてしまいます。

そのあとはもうひたすら転がり落ちるだけの人生で、なるべく人と関わらないような感じでひっそりと生きていきます。

ただ人生の途中、暗殺者のスティールインチキ説教師のグラスその弟子のシエロと出会ってからは、そこそこ楽しい人生を歩んで、さらに彼らと別れた後は子どもを拾って、その子にレイと言う名前を付けてかわいがります。

最終的には転んで頭を打って死んでしまうわけですが、まあまあよい人生を送ったように見えますね。

魔女

スピリットサークル1巻

名前はないです。いや、あるんでしょうけど、村の薬草師としか言われてません。

そう、薬師なんですね。村の流行り病のための薬を作っていたのですが、当時の教会からすると、村人が神よりも薬草師に救いを求めるのが気に食わなかったようです。教会から王に討伐要請があって、王から騎士団に、騎士団からヴァンに、討伐の命令が出たということです。

村の流行り病を治すってことで、それなりにドラマもあったんでしょうけど、作中では全くフォーカスされませんでした。登場シーンも少なく印象もうすいのですが、ただ彼女がつけた呪いの刻印だけはずっと、それこそ転生した先でも残っていましたので、かなり重要なポジションではあったかと思います。

騎士の先輩

スピリットサークル1巻

鉱子のパパの過去生です。

とても優しくて、若いヴァンをちゃんと案じてくれる、すごくいい人として描かれています。ヴァンのお父さんと古い付き合いがあるらしくて、領地を出る時に「親父さんかあら預かった」ってお金をくれるのですが、これ本当はこの人のポケットマネーだったんじゃないかという意見も聞かれます。

スティール

スピリットサークル1巻

ヴァンの弟が雇った暗殺者で、テツの過去生です。

ヴァンの父が死んでから、ヴァンの弟が家を継いだそうなのですが、弟としては、たとえ勘当の身とは言えども、長男が生きている限り安心できなかったのでしょう。

ただこのスティール、ヴァンを殺しに来たのに、逆にヴァンにお金を積まれて雇われるという裏切りをかまします。もともと薄給で雇われていたのか、もしくはもともと暗殺者ではなくどこかの没落した貴族で、だから内心ヴァンの弟のやり方が気に入らなかったのか。そのあたりは分かりませんけれど。

ちなみに結構なおじさんになるまでヴァンのもとで暮らしていましたが、ある日町で寄ってケンカして死んでしまったそうです。

グラス

スピリットサークル1巻

ダイキの過去生です。

めちゃくちゃ酒飲みで、乱暴者で、盗んだ聖書で説教かます生臭坊主です。教会批判ばっかりして町の人に追われたりしてましたが、実際もっと教会色の強い町なんかだったら吊るされていたでしょう。ヴァンがいた町に来たのも、そういうところから逃れてきたのかもしれません。

スティールの死後そう遠くないうちに、酔って井戸に落ちて死にました。

シエロ

スピリットサークル1巻

吾妻先生の過去生です。

グラスとともにヴァンの家に来て、チンピラ3人のお世話をしていました。

1人の時には真面目に聖書を読んでいたり、家の雑事を進んでこなしていたり、おかんみたい……ではなく、まじめな男だったようです。

グラスが死んだあとは、グラスの骨壺を持って故郷に帰っていきました。というか帰る故郷あったのかと、ちょっとびっくりしましたね。てっきり帰る場所がないからヴァンの家にいたんだと思っていたので。

後ほど、ヴァンの娘であるレイと出会うんですけど、まあその辺はまた別の物語ですね。

レイ

スピリットサークル1巻

スティールもグラスもシエロもいなくなってしばらくしたある日に、ヴァンの家の前に捨てられていた赤ちゃんです。名前からしても、そして作中語られた夢の内容からしても、フォン時代のレイの過去生で間違いありません。

ヴァンの愛を一身に受けて、お父さん想いのとってもいい子に育ちました。

ヴァンの弟

スピリットサークル3巻

ヴァンのお父さんが死んでから、家を継いだ次男坊です。勘当されたヴァンにわざわざ刺客を送ってくるなど、すごく嫌な人として描かれています。とは言っても、顔も名前も出てきてないですけど。

最後は頭を打っていかれてしまい、屋敷に火をつけて死んだのだとか。

現代の風太の弟であるシンイチの過去生です。

女の子たち

スピリットサークル2巻

シエロが住んでいる村の2人の女の子で、ヴァンが転んで頭を打って死んだあと、レイと仲良くしてくれたそうです。

ノノとウミの過去生ですね。

ヴァン編余談

スピリットサークル1巻

こうしてみて見ると、やっぱり3人の関係がちょっと気になりますね。スティールとグラス、そしてヴァン。結構なおじさんになるまで3人一緒に暮らしていたわけですけど、男3人(シエロも入れて4人ですけど)、ずっと同じ屋根の下。当時の時代背景考えれば、まあそういうこともないわけじゃないのかなと思わないでもないのですが。

まあ考えても仕方のないことですね。

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フロウ編

次はフロウの時代です。

古代エジプトとか、そのあたりです。スフィンクスとか出てきますしね。

フロウ

スピリットサークル2巻

風太の過去生です。

建築の工房の一番弟子で、体調を崩した親方の代わりに、海向こうの国へスフィンクス像を作りにやってきました。イメージ的には、フロウの工房はローマで、そこから海でエジプトに行ってきた、という感じなのではないかと。

依頼主の娘ロカに散々邪魔されながらも、なんとかスフィンクスの像を作り、しかもそれが依頼主の心をがっちりとつかんだことで、見事立派な建築士としての名を上げました。

ただし当の本人は、その出来が悪かったと言ってかなりウジウジしてましたが。正直言って、そんなことを生涯引きずるなんて、バカなのかなって思います。

おかげで、自分をちゃんと見てくれている妻の愛にも気づかず、息子にも見放されて、最後は孤独に死んでいきましたね。

ロカ

スピリットサークル2巻

鉱子の過去生です。

フロウの依頼主アルボルの娘であり、占い師でもあるそうです。そしてフロウの過去生がヴァンであったり、フォンであったりしたことを見抜いていて、自分とただならぬ因縁があることも分かっていました。

ただ、将来フロウと血みどろの戦いを繰り広げることになるだろうと占っていましたが、結局その戦いは今生では起きませんでした。ロカがそのことを自覚していたからというのもあったかもしれませんが、そのうえ立場的に対立する要素がまるでありませんでしたし。

見事フロウがスフィンクス像を作り、海向こうの国へ帰り、戦いを回避することはできましたけれど、今度はアルボルのおバカによって、一族もろとも斬首刑となってしまいました。

毎度ヒドイ死に方をする人です。

リハネラ

スピリットサークル2巻

ウミの過去生です。目がパッチリしていてかわいいですね。

フロウの国の名士の娘で、フロウがスフィンクスを作りに海を渡った時に、一緒の船に乗っていました。占い師のロカに、自分の結婚相手のことを占ってもらうためです。

占いではフロウと結婚すると言われていたようです。実際にそうなりましたけれど。本当はクティノスのことが好きだったのですが、身分があまりにも違いすぎますし、クティノスにとってリハネラは妹みたいな存在でした。そのことで悩んで、わざわざ有名とされる占い師のロカに会いに行ったというわけです。

結婚後は、フロウがスフィンクスさんと呼ばれるのを嫌がっているのを知ってて、ずっと名前で呼んでくれていました。それだけでなく、図書館の建築の依頼が来てたのについても、今度は図書館さんになればいいじゃない?と背中を押してくれて、本当に素晴らしい女性だったと思います。

アルボル

スピリットサークル2巻

ダイキの過去生です。

貴族みたいな、学者みたいな感じの人です。うなるほどお金を持っているその土地の名士であり、労働者にも教育を施そうとしてその象徴としてフロウにスフィンクス像制作を依頼しました。

ただしスフィンクス像を作ったことが王の耳に入って(しかも酒席で言いふらしてたことが原因らしいです)、反逆者として処刑されてしまいます。

もちろん、アルボルだけではなくて、娘ロカや従者のハラーラも含めて、アルボルの影響下にあった家人、労働者も全員です。

酔っぱらって余計なことをいわなければよかったのに。

ハラーラ

スピリットサークル4巻

ウミの過去生で、アルボルの従者の1人です(なはず)。

と言うのも、それほど詳しく描写もされてなくて、あまり重要人物ではなかったからです。ロカがフロウを呼び出すときはだいたいハラーラが呼びに来ていたので、必然的にフロウと会う頻度は多かったようですが、まあそれだけです。

親方

スピリットサークル2巻

風太の父親の過去生です。

風太父、ここにきて初登場です。フロウが所属する工房の親方で、フロウ編が始まった当初からすでに体調は崩していました。

フロウがスフィンクス像を作り、帰って来たころにはすでに亡くなっていて、フロウが工房を引き継ぐこととなります。

とてもいい人だったようで、フロウは両親に疎まれていた分、親方を本当の親のように慕っていたようです。

フロウ編余談

スピリットサークル2巻

フロウ編でやはり一番追求したいのはリハネラでしょう。奴隷のクティノスのことが好きで、けれども身分違いで結婚なんかできっこなくて、悩んだリハネラは海を渡って有名な異国の占い師のもとへ行く。

そこでフロウと結婚するかもって言われて、果たしてリハネラはそれでよかったんでしょうか。

正直、リハネラは結婚後、あんまり幸せそうじゃなかったように感じますし(とは言っても著名な建築家の奥さんですから、何不自由なく生活できてはいたでしょうけれど)。

なにより、リハネラは、フロウが異国のハラーラにずっと想いを寄せてると勘違いしていたのです。

自分の夫が、まあ親の決めた結婚相手ではありますけど、ずっとほかの女の人を好きだと知ってて(勘違いですが)、それをずっと抱えて生きていくのは、相当しんどかったのではないかと思います。

それとも、あの時代背景では割と普通だったんでしょうか。

ともかく、それでもずっとフロウのことを名前で呼んであげてて、最後までフロウのことを案じていました。

そしてリハネラが亡くなってから、リハネラの愛に気づいて大泣きするフロウが、なんともまた切ないのです。

スピリットサークル2巻

なのでそのあとにウミを見ると、思わずウミに惚れそうになってしまいます。

いやほんと、フロウ編でそんなに登場回数多くなかったのに、存在感は絶大です。

フロウ編から目が覚めた後、風太がじっとウミを見つめるシーンがありましたけど、本当にこのたった数コマに、フロウの後悔がめいいっぱい詰め込まれてて、哀しくなってしまいます。

方太朗編

江戸時代っぽいです。徳川とか出てきますし。

あと舞台となる地域は、ちょうど数百年前の、風太の地元のようです。あとからそういうことが分かって、ちょっとテンション上がります。

方太朗

スピリットサークル3巻

風太の過去生です。

富蘭家の長男ですが妾の子で、正妻のもとに次男が生まれてから城を追われることとなりました。その後、母方の実家である富蘭家のお抱えの研師を継いで、今に至ると。

正直方太朗自身はもう富蘭家にまったく未練もなく、正直とっととこの地を離れてもよいそうなんですけど、自分を慕ってくれている妹(これも正確には腹違いで、火次郎と同腹)が城にいるから、まだ城の近くで研師をやっている、とうい感じです。

その後富蘭家が敵に攻められて城が落とされるのですが、その際に妹を逃がすために戦って死んでしまいます。ただ自分のやるべきことをしっかりとやって、彼自身は結構悔いのない死に方をしたように感じられます。

今まで出てきた風太の過去生の中では一番しっかりとしていて、一番信念に殉じていて、一番かっこいい人ですね。

富蘭家滅亡の危機に、親友に「妹を頼む」って言った場面なんかはとてもしびれました。

岩菜

スピリットサークル3巻

鉱子の過去生です。

徳川家の忍者?みたいなやつです。富蘭家で方太朗の弟をあおってキレさせて、徳川が攻めるきっかけを作りました。

実は幼いころはお姫様で、でも城を落とされてからは何かの縁で忍者の一族の頭領に引き取られて、あとは忍びとして各国に戦争をばらまいてきたという、経歴を持っています。同情するところもなくはないですけどね、やってることは相当悪どいですね。

妹を守る方太朗と戦って、その戦いの傷がもとで死んでしまいます。

火次郎

スピリットサークル3巻

風太の弟、シンイチの過去生ですね。

方太朗が家督を狙っているという妄想に取りつかれていて、たびたび刺客を送り込んでは、方太朗を亡き者にしようと企んでいます。方太朗にはそんな気は全くないんですけど。

病気がちな父に代わって領地の経営をしているみたいですが、あまり評判がよくないようです(岩菜が火次郎を煽るためについた嘘という可能性もありますけど)。

まあただ、あんな程度の煽りでブチ切れるのですから、その統治や推して知るべし、といったところでしょうか。方太朗を亡き者にしようとごろつきを雇ったりしてて、その辺も言い訳できなそうですし。

ちなみに、自分の名前の「次」という字が大嫌いで、最終的には岩菜に「次」という字を強調して名前を呼ばれて、キレ散らかして岩菜にケンカを売って、徳川に攻めさせる理由を作ってしまいました。

璃浜と刃九狼

スピリットサークル3巻

ウミとテツの過去生です。

璃浜は方太朗の腹違いの、火次郎とは同腹の妹になります。

だいぶ破天荒ではありますが、元気で、前向きで、しかも結構頭の回転も速くて、方太朗が幸せになってほしいと思うのも無理ないくらいにめちゃくちゃかわいい女の子です。

「父も火次郎も好かぬ、わらわの家族は、兄と思うとるのは方太朗だけじゃ!」

妹萌え全開です。惚れてしまいそうです。

さて、刃九狼の方は、勤め先を徳川に潰されたため、フリーでウロウロしていたところを璃浜に拾われた忍者です。璃浜に依頼されて、火次郎に狙われる方太朗を護衛するため、方太朗の家に住み込むことになります。

やたら軽くて、おしゃべりで、けれども腕は確かで、そこら辺の野武士程度なら1人で4~5人あっさりと切り捨ててしまえるほど。

そんな刃九狼に、璃浜はだいぶ惚れこんでいるようですが、正直、雇い主が死んでウロウロしてた野良の忍者に惚れるとは、お姫様大丈夫かと思わないでもないですね。まあその辺はやはり、前回フロウ編の過去生の影響なのかと考えられます。

スピリットサークル3巻

徳川に城を攻められた際に2人とも方太朗とともに逃げ出して、その後方太朗が敵を食い止めている間に何とか逃げおおせたようです。明言はされてないですけど、結婚して子どももできたようですね。

幸せになってよかった。

住職

スピリットサークル3巻

ダイキの過去生です。

璃浜をめぐる戦いでお互い重傷を負った方太朗と岩菜を助けて、自身の寺で治療してくれた、いいおじさんです。しかも、

「も、やめろ、いまここで生まれ直せ、御仏の導きだ」

と、2人の間にあった殺し合いの因縁を、一度断ち切ってくれた人でもあります。このあたり、ヴァン編のいかさま坊主とは違いますね。

朱里

スピリットサークル3巻

ノノの過去生です。

戦で親を亡くした震災孤児で、お寺で住職と一緒に暮らしていました。重傷を負った方太朗と岩菜を見つけたのも、助けてあげようと言ったのもこの子だそうです。

治療のさなかもだいぶ2人を気に入ったようで、住職から2人に夫婦になれって言葉が出た時は、めっちゃくちゃ喜んでました。

かわいい。

大林先生

スピリットサークル3巻

たぶん鉱子の父親の過去生です。

頭は悪いですが、めちゃくちゃ腕の立つ侍です。はじめ火次郎の指示で「お家転覆を企ててる逆賊」である方太朗を成敗しに、真昼間から正々堂々と方太朗のもとにやってきました。

その後璃浜の説得によっていともあっさりと態度を変え、以後は方太朗と刃九狼に剣術指南をするようになります。

璃浜が城を脱出するときには、方太朗や刃九狼とともに璃浜に同行し、敵の追撃に対して、ほぼ1人でそれを食い止めていました。

松さん

スピリットサークル3巻

風太のお母さんの過去生です。

璃浜の乳母で、璃浜が城を脱出する際に見送りに来ましたが、足が悪いために璃浜たちに同行することはできませんでした。

過去には幼いころの方太朗の世話をしてくれていたようで、富蘭城の中でも昔の方太朗を知る数少ない人の1人なんだとか。

方太朗編余談

スピリットサークル3巻

方太朗編の一番の見どころはやはり璃浜姫です。

かわいいです。

フロウ編のリハネラ、方太朗編の璃浜を見ていると、風太の時代のウミの見方が変わります。風太の時代でも、すごいいいアシストしますしね。

それにしても、この辺から、前の過去生からの縁を引き継いでいくの、多いですよね。特に脇役たちが。

リハネラとクティノスは結婚できませんでしたが、その分方太朗編ではちゃんと一緒になれています。またフロウの時には結果的にリハネラの相手を取る形となってしまって、しかもそのリハネラも幸せにしてあげれなかった罪の意識か、方太朗は異常に璃浜の幸せを考えるようになっています。

また方太朗に助けてもらった璃浜と刃九狼は、次の生では幼いラファルを身を挺して守ります。

次の生と言えば、ここで朱里の親になってあげれなかった方太朗と岩菜は、次の生ラファルとラピスではちゃんとカロルの親になってますし、2人ともとてもとてもカロルのことをかわいがります。

こういう縁のつながり方に想いを馳せるのも、スピリットサークルの楽しみ方の1つですよね。

ラファル編

34世紀、めちゃくちゃ未来の話です。

亜生者幽眠管理センター、通称「寝台」。事故や病気などで肉体を損傷した人の脳を保管して、亜生者として扱い、電気信号で夢を見せ生かしている施設・寝台がラファル編の舞台です。

ラファル

スピリットサークル4巻

風太の過去生で、孤児院を出てから、清掃員として寝台に就職しました。

鉱子の過去生であるラピスと組んで、結構長い期間亜生者のガラスの清掃を行っていましたが、オバケを見たことをきっかけに、ラピスとともに寝台の所長に就任します。

その後寝台の存在意義に疑問を持って、寝台のシステムを停止、1億人の亜生者を殺します

世界の出生率が極端に低下しているのが、亜生者として人の魂を縛り付けているからだと考えての行動なんですけど、ちょっと考えが極端すぎますね。机上の空論すぎというか、斜め上に行き過ぎているというか…。

システム停止した後すぐに、世界が滅ぶかってくらいの爆発があり、その時点でラファルは死んでしまったのですが、もしその後も生きていたら、寝台のシステムを止めたラファルは社会的にどうなっていたんでしょう。

死刑でしょうか。

本当に娘のために未来が欲しいなら、そんな軽率なことはしてはいけないはずなんですけどね。

ラピス

スピリットサークル4巻

鉱子の過去生ですね。

ラファルの1ヵ月前に寝台に就職した女性で、ラファルとともに清掃の仕事をして、ラファルとともに所長になります。

最後、寝台のシステムを止めようとするラファルとは対立しましたけど、それまでは、仕事面でもそれなりにラファルとの仲は悪くはなく娘のためにラファルと夫婦になったりなど、総じてラファルといい関係が築けていたように思います。

だからこそ、ラストの決裂は胸が張り裂けそうになりましたね。たぶんラピスはラファル以上に、ラファルに対して愛を感じていたのだと思います。家族の愛とか、そういうの。

あと作中には明らかにされていませんでしたけど、ラファルの知らないところで何かしら戦っていたみたいです。銃をバンバン打つような戦いではないんでしょうが、なにかとてつもない苦労があったようです。

タリオ

スピリットサークル4巻

ダイキの過去生です。

ラファルとラピスの後輩ですが、ラファルとラピスより前に所長になった人で、時期所長であるラファルとラピスに、寝台の所長の秘密を伝授した人でもあります。

ややこしいですね。

今までのダイキの過去生と違って、お酒が全く飲めません

クラーロ

スピリットサークル4巻

吾妻先生の過去生です。

タリオの前の代の所長で、ラファルやラピスが寝台の就職した際に所長でもあります。

政府から禁止されている遺伝子操作の研究をしていて、遺伝子操作によって自分の娘を作り出していました。

そういえば確かに、よくよく見れば腹に一物ありそうな顔をしてますね。

カロル

スピリットサークル4巻

ノノの過去生です。

病気のため、薬の完成を待つためにコールドスリープされていました。

クラーロの作り出したデザイナーズベイビーで、知力、体力、回復力、すべてにおいて優れた力を持つ超人として生まれてきました。

実際に大きくなってからは、人工知能タイムマシンを開発してしまうほど頭がよく、アニメの猫ロボを完全再現してしまうほどの芸術的な造形力を持ち、更に自分の両親が微妙にすれ違っていることにも気づいてしまう洞察力まで持ち合わせていて、なるほど、確かに超人です。

ただどちらかと言うと、ラファルやラピスが愛情深く育てたからなのかなと思います。

初代所長

スピリットサークル4巻

鉱子の父の過去生です。…それだけと言えばそれだけですね。

アッシュ

スピリットサークル4巻

シンイチの過去生です。

ラファルに対して攻撃的というか、反抗的な面はありますが、自分を御するだけの理性はちゃんと持っているようです。少なくともこれまでの過去生のように、とにかくラファル憎し、という感じではなくなっています。

突発的にカッとなることが大きな痛みを招くことを、魂が過去生から学んでいるのかもしれません。

ラファル編余談

スピリットサークル5巻

もうこのラファル編については、もうあまりにもいろいろなことが陰に隠れちゃっているので、ここですべてをしゃべることなんか、全然できないですね。

テロ組織アリオンと政府の関係は、

寝台をめぐる政府の意向は、

ラピスは何と戦っていたのか、

アリオン内部の戦いはどうなったのか、

カロルは何を、どこまで知っていたのか、

なぜ寝台のアクセスコードがスピリットサークルなのか、

スパスフィシカとは何なのか、

もう謎が尽きません。

あと、ラファルとラピスの娘をめぐる考え方の違いとか、夫婦で少しずつ目指すところがすれ違っていくとことか、ほんと、ちゃんと話し合っていれば解決したんだろうに、なんでお互い隠し事ばっかりするのかなって、ちょっと思ったりしないでもなかったり。

まあ教育方針なんて、話し合ってもどうにもならないことあるんでしょうけれど。

フルトゥナ編

ラファル編よりもさらに未来、ラファル編の時代のブラックホール爆弾暴発が太古の昔みたいな扱いになってるくらいの時代です。

原点にして終着点、といったところですかね。いろんな意味で。

フルトゥナ

スピリットサークル6巻

風太の第一の過去生です。

尋常じゃないくらい頭がよくて、霊学において彼に敵う者はいないというくらいです。ただちょっと倫理観がバグってましたけど。

家族を大事にしてて、家族を守るため維持するためにやれることはなんでもやろうとして、そしてすべてを失った、そんな人です。だからどれだけ憎まれても、コーコのことを娘のように、そして最愛の弟子のように接していました。そんなシーンがとても印象的です。

フランベさんやレイ先生がちゃんとかまってあげてれば、きっと時代を代表する偉人になってたと思います。

イースト

スピリットサークル5巻

誰の過去生でもないですけど、紹介しないわけにはいかないですよね。フルトゥナが唯一の友人と認める人物です。

病気で死にかけた時に、フルトゥナの手によって霊魂だけの存在になりました……彼がそれを望んだかどうかは…、ちょっと分からないですが。

ルン

スピリットサークル5巻

登場する誰よりも泣いたり笑ったり怒ったり、表情がくるくると変わるメインヒロインです。このスピリットサークルは、ルンがいて初めて成り立つんじゃないかというくらい、物語の中心にいる存在です。

このスピリットサークルという物語は基本、風太と鉱子の物語なんですよね。そしてその2人の間に立って、それぞれの魅力を最大限に引き出してくれる存在なのです。

フルトゥナによって作られた人工精霊で、基本フルトゥナの言うことには逆らえません。そのため、町の兵士だったり、イーストの獣型人工精霊だったり、嫌々ながら敵を攻撃するシーンがいくつかありました。

いつか人間になりたいって言ってたようですけど、その夢は果たしてかなうのかどうか…。

そしてこれもまた、誰の過去生でもないですね。ただあえて言うなら、イーストともども、風太と鉱子の子どもの過去生言えるかもしれません。

2人が結婚するかどうかは分かりませんが、まあそういう並行世界もあるでしょう。

コーコ

スピリットサークル6巻

鉱子の過去生です。

両親が死んでしまって、イーストに拾われてから、フルトゥナとルンとともに家族として平和に暮らしていました。

けれど病気になったイーストを生き永らえさせる過程でフルトゥナがやらかしてから、それは一気に崩れ去りました。

数年後、現文明のすべてを守るため、世界を代表してフルトゥナに挑む英雄となりますが、フルトゥナとは相打ちとなって死んでしまいます。

レイ先生

スピリットサークル5巻

風太の妹、レイカの過去生です。

フルトゥナの霊学の先生で、当時のフルトゥナのすべてともいえる存在です。フルトゥナが霊学の禁忌である人口精霊を作った際に破門し、その後死ぬ間際までフルトゥナと会うことはありませんでしたが、そのくせ自分が死にかけた時には都合よくフルトゥナを呼ぶなど、ちょっと勝手すぎないかな思ってしまいます。

アレがなければフルトゥナは暴走しなかったんじゃないかなと、そうでなくても、人工精霊を作ってしまった際に、見捨てないでちゃんと面倒見てれば、と思わないでもないのです。

まあそんなこと言っても仕方ないですけどね。

フランベ

スピリットサークル5巻

シンイチの過去生です。

レイ先生のもとで霊学を学んでいたフルトゥナの兄弟子で、はじめのうちはフルトゥナとも話が合いましたが、フルトゥナのあまりの成長速度に追い抜かれ、すぐにフルトゥナを避けるようになってしまいました。

フルトゥナが死霊王となって世界に牙を向けてきた際には、獣型人工精霊たちの提供という形で、英雄コーコとイーストを支援していました。

まとめ

以上、スピリットサークルの各過去生ごとの登場キャラを紹介してきました。

とにかく、一番の推しはウミこと海島 水乃(うみしま みずの)ちゃんです。リハネラや璃浜の時もよかったですが、現代でもとてもいいキャラをしています。彼女がベストです。

まあウミはともかく、スピリットサークルは本当に面白いので、とてもお勧めです。6巻と完結までも読みやすいので、もし気になる方がいればぜひ確認してみてください。

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