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SPY×FAMILYが面白い!スパイの夫、暗殺者の妻、そして超能力者の子ども…不思議な縁で一緒になった3人の心温まる物語。あらすじと登場人物の紹介。

この記事は約13分で読めます。

少し前にweb広告でよく見かけていたSPY×FAMILYですが、購入して見るとこれがなかなか面白い。設定もそうですが、何より登場するキャラクターが皆とても優しくて、温かい気持ちになるんですね。

スパイに暗殺者、そして超能力者とはどんな殺伐とした話になるのかと思いきや、全く逆の路線だったのです。現在2巻まで出ていますが、3巻も待ち遠しくて仕方ありません。

ということで、ここではSPY×FAMILYについて紹介してきます。

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SPY×FAMILYとは。

集英社の少年ジャンプ+にて2019年3月から連載が開始された漫画で、作者の遠藤達哉にとっては3作目の作品となります。ジャンルとしてはスパイものであり、ホームコメディでありといったところでしょうか。

2019年12月時点でまだ現在2巻まで発売されています。

SPY×FAMILYのあらすじ 。

西国の変装の達人でもある超有能スパイ“黄昏”に新たに与えられた新たなミッションは、東国の重要人物に近づくことでした。けれどもその重要人物は非常に警戒心が強く、滅多に外に出てきません。

唯一分かっているのは、東国の名門小学校の中でも特に優秀と認められた児童とその保護者だけが参加できるとされている懇親会に姿を現すということ。けれどもさすがの黄昏も児童に変装することはできませんし、児童の保護者に成り済ますと言うのもかなりハードルが高い…可能性があるとすれば、実際に自分の子どもを小学校に入学させ、その保護者として懇親会に参加することです。

そこで孤児院から都合のよい人材を見繕い、またちょうど結婚しておく必要があるという女性を妻として、自分は精神科医ロイド・フォージャーとして、偽の家族を構築するのです。ただし、家族は皆それぞれ秘密がありました。

孤児院から見繕ってきた少女は実は人の心を読むことができる超能力者、妻とした女性は東国の凄腕の殺し屋です。3人がそれぞれの事情と自身の正体を隠しながらも、暖かい家族を築いていくのです。

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SPY×FAMILYの登場人物

スパイ:ロイド・フォージャー

SPY×FAMILYの主人公で、東国で活動する西国のスパイです。コードネームは黄昏。

本名はすでになく、その時の任務に合わせて名前も職業も変えているようです。現在は精神科医ロイド・フォージャーとして偽りの家族を演じていますが、偽りに妻であるヨルや子ども役のアーニャが侮辱されたりすると怒る一面もあります。

戦災孤児であったため家族というものをよく知らないと語っていますが、本物の家族よりもずっと家族を大切にしているように見えます(本人は任務のためと言っていますが)。冷徹なように見えて意外と優しいというか、たとえ偽りでも家族に触れることで、実はこれまでずっと家族の暖かさに飢えていたんじゃないかと思うような場面がちらほらみられます。

スパイとしての能力は一流で、市の妙齢の独身女性の顔と名前を全て覚えてしまえる尋常でない記憶力、本をぱらぱらと見るだけで中身をだいたい把握してしまう読解力、そこらへんのチンピラなら束になっても敵わないほどの戦闘力と、非常に優秀です。事実その界隈では伝説とも目されるほどのようで、その実績も相当なものとのこと。

殺し屋:ヨル・フォージャー

旧姓はブライアといい、舞台となる市の役所で働いていますが、その実裏では凄腕の殺し屋です。コードネームはいばら姫。

幼い頃両親を亡くしてしまったとのことで、殺し屋として生計を立て、唯一の家族である弟を養ってきました。いつ頃から殺し屋をやっていたかは不明ですが、相当な腕前を持っていることからすると、かなり長いこと殺し屋稼業をやっていた様子です。

殺し屋としての能力は一級品で、その身体能力はロイドすら驚嘆するほどです。実際に単身敵の寝ぐらに乗り込み、易々と一味を全滅させている場面が見られました。

ただし適齢期にもかかわらず結婚どころか恋人すらいないことであらぬ疑いをかけられるのを避けるため、ロイドの偽装結婚に賛同し、偽りの家族を演じることとなります。もともと努力家でもあり、一生懸命名実とも良い家族になろうと頑張っている様子が見られます。

超能力者:アーニャ・フォージャー

ロイドが任務のために子どもが必要ということで孤児院から引き取った少女で、4〜5歳のはずだけれども、受験のために6歳と偽っています。いろいろなところに引き取られては孤児院に戻されてを繰り返していたようですが、その理由の彼女の秘密にありました…アーニャは人の心が読める超能力者だったのです。

天真爛漫に見えるけれども実のところ家族が離れるのを極度に怖がっている節があり、偽りの家族の維持のため苦手な勉強なども必死にやろうとし、またこの関係を壊さないようにするためにうまく2人のフォローをしてくれているのです。

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ここが素敵すぎる!SPY×FAMILYの魅力を紹介。

SPY×FAMILYの魅力その1:みんな強い!

ロイドの変装の能力はルパンⅢ世も顔負け、割と短時間で思うがままに顔を変えてしまいます。この能力を駆使して敵地へ潜入したり、アーニャの学校生活の様子を見に行ったりします。

また戦闘能力も大したもので、一瞬のうちに複数人をのしてしまうほど。そのほかに変装した人間を一発で見破るほどの観察眼も侮れません。

ヨルは殺し屋を家業にしているだけあって、その戦闘力はロイドの比ではありません。

ロイドが状況をうまく活かして敵を無力化するのに対して、ヨルは完全に腕一本で敵を倒してしまう、そんな感じです。

また正義感が強く、不正を許しません。遠目でひったくり現場を見かけた瞬間現場に飛んでいくほどにです。

アーニャは自身の超能力をかなり使いこなしている感があります。子どもには難解なクロスワードを、大人の心を読みながら解くことで全問正解したり、学校の入学試験も他の回答者の心を読んでパスしています。

またロイドやヨルではどうにもならない問題を、人の心を読むことでうまくサポートしてくれます。

3人が揃えばどんな困難にでも立ち向かうことができるでしょう。

SPY×FAMILYの魅力その2:みんなツンデレ。

偽りの夫婦で、仲が良いことを指摘されたならむしろそれは周りを騙し切れているということで成功しているはずなのに、なぜかアーニャにそれを指摘されると反論します。どうも2人とも、素直になり切れないというか、ツンデレ要素があるようです。

アーニャ「ちちとははイチャイチャ」
ロイド・ヨル「してない!」「してません!」

SPY×FAMILY 1巻

このやりとりが度々出てきます。背中が痒くなりそうです。

多分ロイドも割と本気で2人を家族として想っているんですよね。けれどもそれを指摘されて素直に喜べない。

あくまでも任務だから、と。でもやっぱりどこか嬉しそうなのです。

SPY×FAMILYの魅力その3:みんな家族想い。

3人ともそれぞれ思惑があって偽りの家族を演じているわけですが、本物の家族と同様、いやそれ以上に家族を想っています。

子どもの気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら、選ぶ学校を間違えました。

SPY×FAMILY 1巻より

アーニャをわざと悲しませた学校の面接官に対して放ったロイドのセリフです。この後、彼は2人を連れてそのまま面接の部屋を退室します。

アーニャを学校に入学させることはロイドのミッション達成において最重要項目であったはずです。それなのにロイドは、あろうことかアーニャの気持ちを優先してしまい、面接官にとんでもない無礼を働くのです。

ヨルにとってアーニャは継子になるわけですが、そんなアーニャをヨルは本当に大事に想っているます。学校での生活に関してだけでなく様々な面でアーニャを分かってあげたい、尊重したいという様子が見られます。

そしてアーニャは、2人の心が読める分、それぞれ思惑があって偽りの家族を維持していることを知っています。それでも、この2人は最高の両親であると自信を持って語ります。

100てんまんてんです。ちちもははもおもしろくてだいすきです。

SPY×FAMILY 1巻より

これは学校の面接官に、両親に点数をつけるなら?と質問された際の答えです。こう言ってもらえることは、親にとって何より嬉しいことですね。

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SPY×FAMILYの感想を紹介。

SPY×FAMILYはTwitter上でも多くの感想が寄せられています。そのうちいくつかを紹介します。

設定がまず面白いですよね。こういう夫がスパイで妻が殺し屋という設定自体は実は過去にも映画であったわけですが、そこにアーニャという心を読める超能力者が加わることで、一気に笑いの要素と、家族の温かみを取り入れることに成功しています。

アーニャ、確かに意外と変顔多いです。目が点になっていたり、ぐるぐるになっていたり、そこが可愛いのですが。

このヨルのファン意外と多いのではないでしょうか。とても強くて、けれども天然で、ただ芯がしっかりとしていていうべきところや自分の気持ち、考えはちゃんと言うという。

もちろんロイドが相手の話をしっかりと聞く男だからこそなのだとは思いますが。

確かに…これだけ切れ者のロイドがヨルの正体に思い至らないと言うのは、もはや盲目になっているのかもしれませんね。初めて後ろを取られた時から…?ただお互い本当に大事にし合っていることはとても伝わってきます。

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SPY×FAMILYのあらすじ 、登場人物紹介のまとめ

毎回心温まるエピソードで読者を惹きつけてやまないSPY×FAMILY。それもひとえに、ロイド、ヨル、アーニャといった登場人物がとっても魅力的であるからに他ありません。

もちろんお互い敵同士の国の重要人物であり、そんな2人が1つ屋根の下で暮らしているというユーモアな設定も面白いですが、それを引き立てる家族3人の魅力がモノを言っていると思います。お互いがお互いを想いあっている様子が伝わってきてほのぼのするのです。

さて、今後このままほのぼので終わると言うことはまずないでしょう。本来敵同士の2人が、重要な局面でどんな選択をするのか、そしてアーニャがそこにどう関わってくるのか、この先ますます気になるところです。

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