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スパイファミリーのドノバン・デズモンド総裁はどんな人物なのかを考察【SPY×FAMILY】

この記事は約13分で読めます。

少年ジャンプ+で連載中のスパイ漫画、SPY×FAMILY(スパイファミリー)。そこに登場する、ある意味ラスボス的な存在であるドノバン・デズモンドは未だ謎に包まれています。

スパイである主人公・ロイドの調査のターゲットであるドノバン・デズモンドは果たしてどんな人物なのか。ロイドと敵対する人物なのか、それとも手を組める人物なのか。

これまで出てきた情報をもとに考察していきます。

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SPY×FAMILY(スパイファミリー)とはどんな物語?

SPY×FAMILY(スパイファミリー)は、週刊少年ジャンプのアプリ及びウェブサイトである週刊少年ジャンプ+にて連載されています。赤の他人であるスパイの男ロイド、殺し屋の女ヨル、そして超能力者であるアーニャ仮初の家族を演じるホームコメディです。

東西の間に鉄のカーテンが下りて10年余りが過ぎ、隣り合う東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の間には仮初の平和が成り立っていますが、水面下では様々な諜報活動や暗殺などが続いています。

SPY×FAMILY1巻より

そんな中、西国の敏腕スパイである主人公・黄昏(たそがれ)は、東国の重要人物ドノバン・デズモンドを調査の任務を受けます。黄昏は精神科医ロイドとして東国に潜入、偽りの家族を作りドノバンの子どもが通っていると言う名門校へ養子を入学させることになります。

これまでの任務とは違い多くの不確定要素(偽りの妻や子ども)に悩まされながらも、様々な事件や困難に立ち向かう様がほのぼのとしたコメディタッチで絵が描かれています。

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SPY×FAMILY(スパイファミリー)のドノバン・デズモンドは何者?

ロイドの調査ターゲットである東国の重要人物、ドノバン・デズモンドは果たしてどのような人物なのでしょうか。東西の関係において非常に重要な人物であることはわかるのですが、実際にどんな背景がある人物なのか、まとめてみました。

東国(オスタニア)の国民統一党総裁

ドノバン・デズモンドは東国の国家統一党の総裁です。政党の総裁というくらいですから、東国の政治に非常に大きない影響力を持っていると言えるでしょう。

東国で現在確認されている政党は、国家統一党の他には国民党くらいしか登場していません。ちなみに国民党は東西のが仲良くする方向へ向かっているようです。

それと東国のトップはどちらかと言うと東西平和に向けて動いている節があります。3巻では東西首脳会談が開かれるようば描写もありましたので。

ただ東国首都‥‥ロイドたちが住んでいる街においては、東西平和路線はまだ市民から完全に受け入れられていない様子も見られます。

SPY×FAMILY1巻より

さて、では国家統一党は東西平和路線なのでしょうか、それとも東西で戦争を起こそうとしている側なのでしょうか。現在(6巻まで)作中ではその辺詳細な描写はありません。

ですが、西国から「危険人物」と評されているあたり、東西で戦争を起こそうとしている側かも知れません。また政党自体は平和路線でも、ドノバン個人は東西平和に反対している可能性もあります。

デズモンドグループのトップ

どうやらドノバンの家は大きなグループ企業のトップであるようです。といってもどんな会社を運営しているのかなど、詳しい描写はありません。

ただしアーニャの同級生ベッキーの親の会社とはビジネスパートナーであるようです。

ベッキーの親は大手軍事企業のCEOです。このことから、もしかしたら軍事系の大企業である可能性も高いのではないでしょうか。

とても慎重で疑り深い性格

ドノバン・デズモンドは公の場に殆ど出てこないと言われています。それは、慎重で疑り深い性格だから、と説明されています。

実際にこの顔です。

疑り深そうな顔をしています。これまでの人生において実に多くの人を疑ってきたのかが顔ににじみ出ているようです。

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ドノバン・デズモンドはロイドにとって味方なのか敵なのか?

ドノバン・デズモンドがロイドにとって敵になるのか、味方になるのか。このテーマはとても興味深いところです。「危険人物」と評されているのだから当然敵側かとも思うのですが、ドノバン関連のエピソードを見ていると、決してそんなことはないのかな、と思ってしまうところもあるのです。

ドノバン・デズモンドは味方?

ドノバン・デズモンドは実はロイド(ひいては西国)にとって敵ではないという考察です。ドノバン・デズモンド自体は登場回数は非常に少なく、6巻の最後にて初めて登場するほどです。

けれどもドノバン・デズモンドを取り巻くエピソードには、決して彼が悪い人間ではないのではないか、と思わざるをえない要素が散りばめられているのです。

次男ダミアン・デズモンドがいい子

ロイドの仮初の養女、アーニャと同じクラスにはドノバン・デズモンドの次男坊、ダミアン・デズモンドが在籍しています。彼がとってもいい子なのです。

アーニャが表彰された際、ダミアンを気遣って陰口を叩く周囲に対して咎めるような発言をしていました。たとえ自分が嫌いな相手だったとしても、それを陥れるようなことは一切言わない男らしさを持っているのです。

またドッヂボールの授業では、転んでしまったアーニャを助けるために強敵の球を自ら取りに行ったことも。

もちろんアーニャのことが気になっているというのもあるかも知れませんが、咄嗟に体が動いてしまうくらいには、誰かを守ろうと体が反応してしまう男なのです。

こんないい子が育った環境を整えられるドノバン・デズモンドも、きっといい人に違いないと錯覚してしまうのです。

グルーマン製薬を救済

経営危機だったグルーマン社をデズモンドグループが買収することで、会社に在籍するスタッフを社長もろとも救ってくれたようです。

その経営判断がドノバン・デズモンドの判断かどうかは分かりませんが、少なくともドノバン・デズモンド率いる会社が極悪非道な経営をしているわけではないことが分かります。

こういったちょっとしたところから、ドノバン・デズモンドが実はそこまで悪い人間ではないのではないか、と感じ取れてしまうのです。

ドノバン・デズモンドは敵?

ドノバン・デズモンドがロイド(ひいては西国)に対して敵であるという考察です。

ここまでドノバン・デズモンドが決して悪い人間ではないという考察をしてきましたが、やはり西国から「危険人物」と目をつけられるだけあって、ちらほらと作中に不穏な動きが見え隠れします。

ここからはそんなドノバン・デズモンドの危険な徴候について紹介します。

デズモンド周りのいくつかの企業で怪しい金の動き

ちょうどアーニャが人助けで表彰された時期ですが、どうやらデズモンドグループの会社の周りでは怪しいお金の動きがあったようです。

これだけなら聞き流してしまう程度のトピックなのですが、問題はこの後です。この話題が出たすぐ後に、東西首脳会談の調整のため東国に来ていた、西国のブランツ外相暗殺未遂事件が起こったのです。

事件を起こしたのは東国首都の大学に通う排外主義の学生複数名で、訓練された複数の犬に爆弾をくくりつけて標的の暗殺を企てていました。ただし一介の学生がどうやって訓練された犬と爆弾を調達したのでしょうか。

ロイドの仲間は、「背後に極右か第三国のシンパがいる可能性がある」と話していましたが、この学生を支援していたのがまさにデズモンドグループだったのではないかと思われるのです。

デズモンドグループの会社周りで不穏なお金の動きとは、まさにこのことだったのではないでしょうか。

グルーマン製薬を買収

デズモンドグループがグルーマン製薬を買収したと先に紹介しましたが、この買収にも裏があるのではないかと考えられます。と言うのも、この買収の話の直後に、危険な薬に関するエピソードがあったからです。

ロイドは任務の関係でテニスの試合をすることとなるのですが、その際の相手の1組が非常に危険なドラッグを使用していたのです。

作中では、ドラッグはプレイヤーのスポンサーの会社と政府の合同開発とのことです。ただその「政府」がデズモンドグループと繋がっている可能性は大いにあるでしょう。

なぜならドノバン・デズモンドは政府の中枢にいる政治家で、しかもここ最近製薬会社を買収したばかりなのですから。

そしてこのドラッグ、その効果は非常に即効性があり、かつとても強力です。軍事利用するとなれば相手国を脅かす存在となることは間違い無いでしょう。

デズモンドグループが軍事関連の企業である可能性については前述の通りですが、そうなればデズモンドグループは戦争の準備をしていると行っても決して過言では無いでしょう。

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スパイファミリーのドノバン・デズモンド総裁に関するまとめ

SPY×FAMILY(スパイファミリー)に登場するドノバン・デズモンドは一体どんな人物か。特にロイドにとっては敵なのか、味方なのかといった点について考察してきました。

現在単行本6巻時点では、ちょうどドノバン・デズモンドがロイドと邂逅を果たしたところです。果たしてドノバン・デズモンドはロイドに対してどのような態度を取るのか、公に初めて姿を現した彼が一体どんな発言をするのか。

これからとても楽しみですね。

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