あせびと空世界の冒険者の登場人物を紹介

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竜魚という魔物が飛び交う大空を冒険するファンタジー漫画、あせびと空世界の冒険者の登場人物を紹介します。

あせびと空世界の冒険者とは?

空に浮かぶ陸で人が生きる世界、空には船を襲う「竜魚」という巨獣が飛び交い彷徨っています。

そんな竜魚から人を守る「衛士」ユウが、人型モジュールの少女あせびとともに伝説のウォルデシアの文明を求めて旅をする物語です。

同じ冒険者であり、国王からの支援を受けてウォルデシアを探索するグラムや、ウォルデシアの古代文明に人を近づかせないために活動する竜魚、それを影から操るウォルデシアの保安部隊など、様々な敵がユウとあせびの前に立ちはだかります。

月刊COMICリュウで2014年から連載されている梅木泰祐の漫画で、あせびと空世界の冒険者がデビュー作となります。

あせびと空世界の冒険者の登場人物

ユウの船団の仲間

ユウ

あせびと空世界の冒険者の主人公で、年齢はおそらく10代後半、代々ウォルデシア文明を遺物を収集する冒険者一派の子孫です。父も祖父も冒険者で、父は非常に優秀なリーダーであったと言われています。

スポンサーであり育ての親でもある叔父サモンからは、スポンサードの条件として古代地図の取得と空の賢人を連れてくることを言い渡されます。なお、叔母は冒険者であることには否定的な様子で、支援の話をしにサモンを訪ねた際には旅行中で不在であることに胸をなでおろす描写があります。

あせびとは、ウォルデシアの文明が生き残っていた島にたどり着いたことがあるというゲング船長を訪ねた際に出会い、その後交流が始まりまっています。なお、その際にゲング船長からの冗談とも取れる「衛士の資格と取れたら古代島の秘密を話す」の言葉を真に受けて、2年以上に渡る厳しい訓練を経て衛士の資格を取っています。

衛士としての実力は、あせびが言うには「贔屓目に見ても並以下」とのこと。しかしながら短期間で何度も竜魚の群れとの戦いを経験し、その実力を伸ばしている様子。また普通の衛士と違って対人との戦闘の訓練も受けており、その実力については他の衛士や敵の人型モジュールからも一目置かれるほどのようです。

造船業で名を成したカルフォーク社出身ということもあり、自社の船の構造はよく理解しているところがあります。また衛士の訓練で遠征した先で船の推進部が故障した際には自ら修理を買って出てて、見事十数時間をかけて船を修理、帰還することができたというエピソードもあります。

性格は温和で楽天的、何事にも前向きな姿勢の好青年です。また冷静さも持ち合わせており、たびたびあせびが周囲とトラブルを起こしたり文句を言ったりするところをなだめるシーンが数多く見られます。

自分の気持ちをストレートに伝えることにあまり躊躇がなく、あせびに対してはことあるごとに大事にしている気持ちを伝えていて、あせびをどぎまぎさせている様子です。

なお、6巻の時点であせびに告白、8巻から正式に付き合うことになります。

また幼いユウに冒険者としての手ほどきをした祖父からは、「危険な冒険に身を置いてスリルを味わいたいクチ」「サモン(叔父)の所でぬくぬくしてちゃ生きてる気がしない」と評されています。

あせび

往年の名船長、元冒険家ゲングを養父に持つ10代後半と見られる少女です。

その正体はウォルデシアの技術によって作られた人型モジュール(アンドロイド)であり、ゲング船長がウォルデシア文明の残る島に漂流した際に起動され、ゲング船長をもといた島まで送り届ける役目を負いました。その後はゲング船長のもと自由に生きることを命じられています。その際にゲング船長があせびを頼まれた時の言葉は、「彼女に、人生を与えて欲しいのです」。

能力としては、対象に電撃を浴びせるショックパルス、不可視の壁を出現させ対象から身を守る障壁展開などがあります。

ショックパルスは鎖など通電する媒体を介して相手にダメージを与える方法や、広域に放出して複数の対象に電撃を浴びせるものなどがあります。鎖を介して竜魚を一撃で行動不能にし空から落としてしまうほどの強力な電撃を使うこともあれば、人間を気絶させる程度まで力を調節することも可能なようです。

また障壁展開については竜魚の体当たりをそらすくらいの硬さはあるようですが、大きめの竜魚が真正面からぶつかってくると耐えきれず霧散してしまいます。また長時間継続することも難しいようで、攻撃された瞬間に展開させ、都度消しては展開させるを繰り返しています。なお、無理して仕様を変更しているとのことで、連続して何度も使えるものではないと本人が語っていました。

片手で大男を簡単に放り投げるくらいの力はあるようで、常人の何倍も速く移動することも可能です。ただしそれだけの身体能力を使いこなすプログラムを持たないため、手加減ができなかったり、速く移動しようとして壁に激突してしまうなどの弊害があるようです。つくしからは「運動オンチ」と言われていました。

今のところは正式な所有者から命令を受けていないため自由に行動できていますが、正式な所有者から命令を受けてしまうと、どんなに抗ってもその命令を遂行しないわけにはいかない強制力が働くようです。一度だけ、ウォルデシアの遺跡にてモニター越しに所有者かそれと同等の権限者から命令を受け、自身の意に反して遺跡を破壊してしまうということがありました。。

第40話以降にはあせびの体にダリアのコア(中枢を律する脳のようなもの)も入れた二者核(ダブルコア)システムを採用しており、所有者から命令を受けてもコアを切り替えることで命令を無視することができるようにしています。

性格は初対面など気を許していない人に対してはきつく、またすぐカッとなりおかしいと思ったことは何でもすぐに反論する性格ですが、その分気を許した相手には優しく、また慮るところがあり、いわゆるツンデレといった性格をしています。特に好意を寄せているユウには非常に弱く、あせびが反論したり文句を言ったりしたところをユウになだめられるようなシーンが数多く登場します。ちなみにそんな性格をユウに「俺あの人のそういうとこ、大好き」と言われていました。

また非常に嫉妬深く、ユウが他の女性と仲良くしていたり距離が近くなるとあからさまに不機嫌になり、無理やり割って入り離そうとしてきます。ユウが敵対している勢力の衛士ユリや、同じ人型モジュールのダリアからも好意を向けられている節があり、特にダリアには自分の体を共有するようになってから、特にもやもやしている様子が見られていました。

ハイト

もともとは長くゲング船長のもとで冒険者をしていましたが、ゲングの船団が竜魚の群れに襲われ壊滅状態に陥ってしまった際に、ゲング船長の命令で船を脱出、ゲングを除いた乗組員全員を乗せた脱出船の指揮をとりました。

脱出船がしっかりとその空域を逃れられるよう囮となったゲングは長くともに船乗りを続けてきた仲間であり、家族と会いたい、命が惜しいと、ゲングに言われるままに船を降りたことをハイトは後々まで非常に後悔していました。

その後空の賢人として有名になるも、ウォルデシアから帰還したゲングからもう船乗りをやめると言われた時には突き放されたような、もうお前は仲間ではないと言われた気がしたとのことで、それ以降ハイトも船に乗ることをやめてしまっていました。

ユウに船に乗ることを誘われた際には一度は断るも、ユウのひたむきな前向きさや、何よりも敬愛するゲングが自分に古代地図を預けた理由が「ゲングの後継者をハイトに助け導いて欲しかったのではないか」とあせびに指摘され、再び船乗りとしてユウを助けることを決意します。

初登場時はだいぶ拗ねていてはいましたが、その後ユウとともに冒険に出るようになってからは大人の目線でユウたちを助けてくれます。特にユウやあせびが落ち込んだり取り乱したりしたときに、元気付けたり窘めたり、あるいは気づきを与えるなど、年長者としての貫禄を見せてくれます。

なお、家族構成としては医者の長女と、船乗りで冒険仲間でもある次女がいます。

つくし

元気一杯の船乗りで、ハイトの次女になります。

かねてよりかつての空の賢人と呼ばれた父に戻ってもらいたいと願っていて、ユウが古代地図を求めてカイコ島を訪れた際に、その衛士としての腕を見込んで、喧嘩をして父を倒し気合を入れ直すことを依頼します。

またいつでもハイトが空に戻れるようにと船の整備を怠らなかったり、空のことや船のことなど常に勉強熱心だったりと、向上心も非常に旺盛です。

リコリス

ユウたちが本格的に冒険に出発する際にスポンサーであるカルフォーク社にて技術者の募集を行い、そこで手上げしてきたのが、若くして優秀な技術者である彼女でした。カルフォーク社の技術者チームをはじめ、会社の若い男性社員のアイドルと言われるほど人気者です。

技術者としての腕は確かなもので、竜魚に破壊され機関ごと入れ替えなければいけないほどぐちゃぐちゃとなった船の損傷を、たった10時間程度で修理してしまえるほどです。

その正体は、古代ウォルデシア時代を生き、600年の時を経て目覚めた正真正銘の古代人です。内戦が激化し文明が崩壊されるほどの破壊があった際に、その破壊と環境の変化を生き延びるために防御シェルターで長い眠りについていたのです。しかし600年の時はその文明自体を滅ぼし、またその間無事に作動し続けることができたシェルターは彼女のものだけで、他の一緒に休眠した仲間たちは皆シェルターがしっかりと働かずすでに死亡していたのでした。

その後カルフォーク社の技術者を経て、ユウたちの冒険者チームに加わります。目的は、自分同様にシェルターで眠っていたウォルデシア時代の生き残りを探すこと…一度は自分が眠っていたシェルターのある施設の通信設備を修理して、世界全体に自分が生きていることを呼びかけようとしたのですが、ウォルデシア人の妨害を受けてあえなく失敗。その後も、ウォルデシアの首都ブラントに数千人のウォルデシア人休眠していることを知り、そこへ行くためにユウたちに力を貸すことになります。

性格は基本はさっぱりとしていますが、自分の目的、というかウォルデシア関連のことになると若干見境がなくなる様子(背景を考えれば仕方がないことのようにも思いますが)。それを抜かせば、面倒見のいいお姉さんといった人物です。

グラム船団

グラム

通称「暴風」グラムと呼ばれ、王国の支援を受けた冒険船団「第三次外空域遠征船団」の隊長を務めています。またハイトと同様にゲング船長の船団を経験しており、当時は衛士長…戦闘主任を務めた人物でもあります。

超一流の衛士としても名高く、実際に普通の衛士にはとても当てられないような長距離や、竜魚が飛び交い障害物が多い中を、人型モジュールの頭部のような小さな的をピンポイントで狙撃するなど尋常ならざる腕前を見せています。また対人の戦闘力も高く、一般の衛士とは格が違うところを見せつけます。

性格は非常に責任感が強い反面、やや傲慢なところが見られ、ウォルデシア到達という目的のためには手段を選ばないようなエピソードも散見されます。特に2度目の遠征の際には、竜魚の群れに遠征を阻まれた中ユウたちの船に助けられた後、ユウからその船を強引に奪ってでも目的を果たそうとしていました。結局はその行為は部下であるユリに止められることとなりましたが、それだけ強い目的意識を持ってウォルデシアを目指しているのです。

ユリ

グラムを尊敬し、グラムに付き従う衛士の1人。

グラム曰く、船の中でも反射速度と動体視力がずば抜けてよく、姉のマイトともにグラムの補佐としてダリアとの戦闘に加わりました。その際には正確かつすばやい射撃の腕で、戦闘を想定してプログラムされた人型モジュールのダリアをいいところまで追い詰めていました。

またグラムの船団がダリアの率いる竜魚の群れに壊滅まで追い込まれしばらく復旧が困難となった際には、グラムとも繋がりを作っておきたいユウからの要請を受け、一時的にユウの船に衛士として乗り込みました。

その際にも、数多くの竜魚に囲まれるというピンチの中ユウとの連携でその攻撃を見事凌ぎきっており、ユウからも「ぜひ射撃を教えて欲しい」と言われています。

性格は非常にシンプルで仲間意識も強く、ユウたちの仲間になった時にはすぐに他のメンバーとも仲良くなっていました。あせびに対しても、あせびの「あなたたちの船を襲った者と同じ人型モジュールなのに、気持ち悪くないのか?」との問いに、「一度同じ敵を相手に戦った者同士、勝手に仲間意識を持っている。頼りにしている」などと、あせびにとっても嬉しい言葉を投げかけていました。

ユウたちとはその時一度だけ一緒に冒険をし、その後は戦力を立て直したグラムの船に戻っています。

ウォルデシア

ダリア

ウォルデシアの刺客として、ウォルデシアの文明に近づく物を竜魚の群れを操って排除してきた、10代中〜後半の少女の見た目をした人型モジュールで、少なくとも4年以上前からそのようなことをやっていたとあります。

能力的にはあせびと同様非常に強いパワーと起動性があり、かつあせびと違いそれをコントロールするプログラムも有しているようで、対人の戦いとなるとその機動性を活かし素早い動きで相手を翻弄します。また障壁を展開して銃撃から身を守るところも似通っています。

あせびにはない能力として、腕からビームを出したり、ビームを剣の形に変え、それを使って相手を斬りつけたり突き刺したりする技があります。また竜魚を操る能力もあり、それを使って群れを統率して船を襲ったり、個人の力ではどうしても敵わない敵を竜魚に食べさせるなどの芸当も見せています。

そもそもはウォルデシアの保安部隊アイゼンとザイルの指揮のもと行動していましたが、ユウに大切にされるあせびに嫉妬したり、また攻撃対象であるユウをザイルの攻撃から守ろうとするなどの異常行動が見られたため、ザイルから強制的に動作を停止させられてしまいます。その後リコリスに命令を書き換えられ、ユウとともにアイゼンやザイルと戦う仲間となったのでした。

性格はおてんばなように見えますが同時に寂しがりやでもあり、同じ人型モジュールであるあせびがユウに大切にされたり守られたりするところを見て羨ましがるシーンがしばしば見られます。また「自分はこんなに可愛いのにしたくもない人殺しをさせられて」と、もともとは戦いもそんなには好きではないような描写も見られました。

ユウに対しては、人型モジュールでも人間と同じように優しく接しているところや、自分を機械ではなく人として冒険に誘ってくれたところ、またザイルとの戦いにおいては攻撃から庇ってくれたこともありとても強い好意を持っています。

扱いとしてはマスター登録してあるリコリスの所有物ということになりますが、リコリスがダリアの個人を尊重しているような節もあり、正式にユウたちの仲間になってからは自由で、とても生き生きしています。

アイゼン

ウォルデシアに近づく人間を排除する役目を持った保安部隊のリーダー的存在です。あせびやダリアのような人型モジュールよりもより戦闘に特化した準戦闘モジュールと呼ばれる存在で、実際にそのパワーや機動性も2人を遥かに上回っていました。

ウォルデシア人以外の存在を人間として扱っておらず、ウォルデシアの文明に近づくウォルデシア人以外は特に警告を出すこともなく沈めることに一欠片の躊躇もありません。逆にウォルデシア人に対しては敬意をもった対応をしており、600年の時を経て目覚めたウォルデシア人のリコリスに対しては常に下手で接していたましたし、必要に応じて対等な交渉をしていたように見られます。

また相手をしっかりと分析できる冷静さも持ち合わせており、ウォルデシア人以外の人間を見下してはいるものの、ユウをはじめとする衛士の存在については認めていて、その対処法についてザイルと真剣にディスカッションする姿も見られました。

ザイル

アイゼンの部下で、アイゼン同様の役目、機能を有しています。アイゼンと比べて粗暴かつ短慮な印象を受けますが、衛士の存在については認めていて、ユウたちを「非常に手強い…想定以上の力を持った強敵」「能力が高く機知に富む。強い意志と団結力を持ったチーム」と評していました。

あせびと空世界の冒険者の登場人物のまとめ

以上、あせにと空世界の冒険者の登場人物についてまとめてみました。

漫画を読んでみると登場人物紹介のページがなく、特にネットなどに登場人物のプロフィールが公開されているわけでもないので詳細は分かりませんが、だいたい1〜8巻の情報をもとに書いています。

もし皆さまがあせびと空世界の冒険者を読む機会があった際には、是非とも参考にしていただければと思います。

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