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進撃の巨人最新刊(30巻)を読んだ感想と見どころ!あらすじ ネタバレ。

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進撃の巨人最新刊(30巻)が発売されました。この巻はこれまでのエレンの鬱憤を晴らすような気持ちの良い展開でした。やはりエレンはこうでなくちゃ!そうだよな!お前ならそう言うよな!という名場面に溢れています。

そんな進撃の巨人最新刊(30巻)について、あらすじのネタバレや感想を紹介していきます。ネタバレがありますので、未読の方はご注意ください。

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ピーク(車力の巨人)の奸計によってジークはまたしても瀕死の重症に

29巻のラストでは、ジークとエレンが触れるまであとちょっとというところでした。ここで両者が手を取り合ってしまうとマーレ軍は敗北ですので、抵抗する方も必死です。

特に車力の巨人でもあるピークは、登場してからこっち八面六臂大活躍で、今回もとっておきの見せ場を演出してくれます。ピークの砲撃は見事ジークを行動不能まで追いやるのです。

ただそこはジーク、タダでやられはしません。叫び声を上げ、お得意の、自分の脊髄液を飲んだ連中を一挙に巨人に変えてしまう技を使うのです。

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エレン、撃たれる。

最新の兵器などを駆使するマーレ軍に、ミカサやアルミンたち兵団のメンバー、そしてエレンやジークも苦戦します。特にエレンは顎の巨人ガリアードや鎧の巨人ライナーを相手にして、思うようにジークのところまで近づくことができません。

ジークはジークで、車力の巨人であるピークの砲撃を食らってから思うように動くことができません。そんな中、ようやくガリアードを突破し、ライナーを掻い潜り、エレンはジークに接触するべく生身となって走ります。

もうあと数歩の距離というところで、思わぬ伏兵に手痛い反撃を許してしまいます。マーレ襲撃時にサシャを撃ち、1度は捕まるも脱走していたガビです。ガビの対巨人用ライフルで、エレンの頭は見事体から千切れ飛んでしまうのです。

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地鳴らし発動!

ガビに撃たれ、胴体から離れたエレンの頭部をジークが受け取ることで、ジークとエレンは接触を果たします。エレンはそこで、かつてジークが夢で見た場所、土をこねて巨人を作る少女がいる場所にて覚醒します。

そこは一瞬の中の永遠、エレンはそこで気の遠くなるような長い時間をかけて再生され、今ジークの前で目覚めたのです。そしてその永久ともいえる時は、あくまでもジークとエレンの頭部が触れたその一瞬の中で起こっているのです。

ジークはそこでエレンに、やっとエルディア人安楽死計画が発動させられると話しますが、そんなジークをエレンは拒否します。もともとエレンはエルディア人安楽死計画などに手を貸すつもりはさらさらなかったのです。

エレンはジークの意向を無視し、地鳴らしを発動させます。

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やはりエレンはエレンだった。

一瞬の中の永遠での中で、エレンは始祖ユミルに会います。2,000年間ずっととらわれていたユミルはそこで、ひたすら巨人を作り続けていたのです。

ジークは、ユミルにいうことを聞かせられるのは王家の血を引く自分だけだといい、あくまでも自分の意志…エルディア人安楽死計画を発動させようとします。けれどもそんなユミルに、エレンは叫びます。

誰にも従わなくていい。お前が決めていい。決めるのはお前だ。お前が選べ。

ずっとずっと、エレンはそう叫び続けてきましたね。自分の意志を貫け、そのために戦え、って。

恐らくエレンだけが、小さい頃からずっと変わらないままなんでしょうね。

エレンのこの叫びを読んで、とても感動しました。これまでジークのいいなりになっているような素振りを見せていただけに、この展開は胸が熱くなります…やはりエレンはこうでなければ!

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進撃の巨人30巻の見どころのまとめ

今回は主に、王家の血筋であるジークと始祖の巨人を持つエレンが接触しようとし、それを兵団が助けようとし、侵攻してきたマーレ軍がなんとかそれを阻止しようとする展開でした。だいぶボロボロになりながらもなんとかジークとエレンは接触に成功します。

しかしその2人も、心のうちでは違うことを考えてていました。エルディア人安楽死計画をずっと夢見ていたジークと、他人に自分たちを制御されたくないエレンには、最初から決定的な溝があったのです。

そしてエレンの叫びです。自由のために戦え、と。エレンが変わっていなくてよかった!この巻は本当にそれが全てです。

読んでて気持ちよかった!

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