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進撃の巨人第138話のネタバレと感想|別冊少年マガジン4月号(2021年3月9日発売)

この記事は約10分で読めます。

別冊少年マガジン4月号掲載の進撃の巨人ネタバレ感想です。前回、リヴァイがジークを殺害することで地鳴らしを止め、アルミンの巨人化の爆発であまたのエレンを守ろうとする巨人を一掃しました。

ただあまりにもあっさりとしすぎていましたね。さすがにこれで終わるはずもなく、エレンはしぶとくも立ちはだかります。そして残酷にも新たなやり方でアルミンやミカサ、ジャンやコニーを追い詰めていきます。

そんな進撃の巨人第138話のネタバレと感想です。めちゃくちゃネタバレしてますので、まだ見ていない方やネタバレ厳禁の方は引き返してもらえればと思います。

前回、第137話のあらすじネタバレはこちら

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進撃の巨人第138話のあらすじネタバレ

地鳴らしが止まって

前回アルミンの機転で、そしてこれまで九つの巨人になったことがある者たちの魂のおかげでリヴァイがジークを殺害、地鳴らしを止めることに成功した一行。マーレから打倒エレンに参戦したピークやガビ、アニなどは家族との再会を喜んでいました。

逆に、ジャンやコニーは複雑そうです。

「‥‥後悔がないわけじゃねえ。でも‥‥俺たち‥‥。間違ってなかったよな、地鳴らしを止めたこと‥‥」

コニー:進撃の巨人第138話(別冊少年マガジン4月号)

かつての仲間であるエレンを殺したこと。そして地鳴らしを止めたこと。エレンが地鳴らしを行なったのは、故郷であるパラディ島を守る為でした。確かに、常に外の脅威に晒されているパラディ島を救う為にはこれしかないというのも事実でしたから。

エレン復活

ただし、再会の感動に浸る間も、感傷にふける暇も、エレンは与えてはくれませんでした。再びエレンが巨人となって立ち上がったからです。しかも超大型巨人のサイズです。

またアルミンの爆発でできた大きなクレーターの底に、鎧の巨人であるライナー、超大型巨人のアルミンの他にもう1つ、不可思議な物体がありました。それはうねうねとした光るムカデです。始祖ユミルが巨人に変化するもとになった(と思われる)あの光るムカデです(有機生物の起源とも言われていましたね。正式な名称出てましたっけ‥‥)。

エレンは、その光るムカデと接触しようとしています。

「光るヤツとエレンを接触させないで!何が起こるかわからない!また地鳴らしが始まるかも‥‥」

ガビ:進撃の巨人第138話(別冊少年マガジン4月号)

そしてリヴァイは、改めて、今度はもっと確実に、エレンを殺害することを決意します。

無垢の巨人

光るムカデから煙が出てきます。巨人が死んだ煙かと思いきや、そんな匂いもしないとのこと。そしてコニーが呟きます。

「これは‥‥ラコガ村と同じやり方なんじゃ‥‥」

コニー:進撃の巨人第138話(別冊少年マガジン4月号)

ああそうですね、ラコガ村の人たち、コニーの村の人たちはみんな無垢の巨人にされてしまったんでしたっけ‥‥。というかコニー、いつの間にそんなに知能派に?

ともかく、ひかるムカデはその場にいるエルディア人をみな無垢の巨人に変えてしまったのです。ジャンも、コニーも、ガビも、その家族も全然関係ない人もみんな。そして無垢の巨人たちは一斉に動きます。光るムカデを守る為に。

光るムカデもまたエレンと接触しようとしているのでしょうね。そしてその間に立ちはだかるライナーとアルミンを排除しようとしているようです。そのための無垢の巨人です。

無事だったのは、影響を受けないとされるアッカーマンと、すでに巨人になったことがある人たちのみ。

エレン殺害

アルミンがエレンを押さえて、その間他の巨人たち(ライナー、アニ、ピーク)が、無垢の巨人の猛攻に耐えながら必死に光るムカデを止めます。そしてその隙に、リヴァイとミカサがエレン殺害に動きます。リヴァイが活路を開き、その間にミカサは巨人化したエレンの口の中に入り込みます。

そしてさまざまな思いを抱きながらも、ミカサは剣を振るうのです。

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進撃の巨人第138話の感想

みんな巨人になりました

酷いものです。とうとうジャンとコニーまで死んでしまいました。正確には無垢の巨人になったわけですが。もうこれ以上九つの巨人のどれかを食べる展開はなさそうですから、脱落と言って良いでしょうね。最後の最後でこれかと酷く落ち込んでしまいます。

自分たちの運命を悟ったジャンとコニーがお互いの肩を抱いて

「これが‥‥俺たちの最期かよ‥‥」

「‥‥まあな」

コニーとジャン:進撃の巨人第138話(別冊少年マガジン4月号)

って、すごく切ないです。なんか割と達観した顔というか、もう手遅れだから仕方ないにしても。諦めたとかではなくて、覚悟を決めたような?そんな表情です。まさかこういう死に方(死んだわけではないですが)をするとは、思いもしませんでした。結構へこみます。

しかも無垢の巨人となったジャンやコニーがライナーに立ち向かってくるわけです。無垢の巨人になっても、何となく顔立ちというか、わかりますよね。ライナーだって気づきます。それがジャンとコニーだって(あと自分の母親が巨人になったのも気付いたみたいですが)。スッゲーひどい。

あの時エレンに何と答えればよかったのか、の答え

「ミカサ‥‥お前はどうしてオレのこと気にかけてくれるんだ?子供の頃オレに助けられたからか?それとも‥‥おれは家族だからか?」

「オレは‥‥お前の何だ?」

エレン:進撃の巨人31巻

進撃の巨人31巻、ミカサの回想でそんなシーンがありましたね。調査兵団の一行がマーレに侵入して、そのさなかエレンがミカサに問いかけた言葉です。その時ミカサは「家族」と答えていましたが、結果エレンは1人暴走して地鳴らしを発動させましたね。

ミカサはその時のことを思い出してこう言っていました。

「あの時もし私が別の答えを選んでいたら、結果は違っていたんじゃないかって‥‥」

ミカサ:進撃の巨人31巻

エレンとの戦いの最中、ミカサは急にトリップするんですね。回想?妄想?そんなやつ。

場面は山の中にぽつんと建っている小屋で、ミカサはエレンと2人だけで住んでいるようです。マーレのパラディ島侵略戦争がもうじき始まるというのに、そんなものとは無縁な生活をしているのです。

「あと4年の余生を静かに生きよう‥‥誰もいないところで2人だけで。そう言ってくれたのは‥‥ミカサ、お前じゃないか」

ミカサのトリップ妄想の中のエレン:進撃の巨人第138話(別冊少年マガジン4月号)

ミカサがそう言った結果が、エレンとの静かな生活だったそうです。

このトリップ妄想シーンが、ミカサが別な答えを選んだ結果からつながっていたのか、それとも完全にミカサの妄想なのか。

何となくこれ、別ルートって感じがするんですよね。もしミカサがあの時別な答えを選んでいたら‥‥の別ルート並行世界線みたいな、そんなやつ。だとしたら、これもまた何というか、そんな未来もあったのか‥‥ってへこんでしまいますね。

ストーリー的には面白くないかもですが、ミカサにとってはそれが1番幸せだったかもしれないですよ。残りの人生を好きな人と過ごせるわけですから。

そういえば、ちょっと気になる描写がありましたね。トリップ妄想の中で、昼寝をしていたミカサはエレンに起こされるのですが、その時こんなことを言うんです。

「いつの間に寝てたんだろ‥‥何か‥‥長い夢を見ていた気がする」

トリップ妄想の中のミカサ:進撃の巨人第138話(別冊少年マガジン4月号)

そしてそのミカサが何故か泣いているんですね。

これ、1巻の1番はじめのシーン、エレンがミカサに起こされるシーンと一緒じゃないですか。

「イヤッ‥‥なんかスッゲー長い夢を見ていた気がするんだけど、なんだったっけ。思い出せねぇな」

エレン:進撃の巨人1巻

このシーン、当初から並行世界線があるとか、ループしてるって説のもとになっていましたけど、最終回直前でまた再燃しそうですね。驚きです。ここでこれを持ってくるの、絶対わざとでしょうからねえ。

いってらっしゃい、エレン

ミカサがエレンの首を斬る直前、トリップ妄想の中でミカサがそういうんですね。「いってらっしゃい、エレン」って。このセリフもまんま、進撃の巨人1巻のはじめに出てきた言葉ですね。なんか意味があるんでしょうね。これも。まさか1話まで巻き戻されるってことはないのでしょうが‥‥

あと斬りかかるミカサに対して何の反撃もしない、ただじっとミカサを見ているエレンも気になりますし、そのあと後ろで「よかったね」みたいな感じで微笑む始祖ユミルも意味がわかりません。

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まとめ‥‥次回最終回?

作者コメントでそう書いてました。かなり大風呂敷広げている感があるんですが、これ本当に終わるんでしょうか。このまま終わるとなるとバッドエンド間違いなしですが‥‥。これだけ死んじゃってるし、もうループでいいよ‥‥と思わないでもないです。

しかしここに来て、ようやくミカサがやっとヒロインっぽくなってきました。まあ私が勝手にそう感じているだけですが。なんというかあのトリップ妄想、何も語っていないのに、エレンへの気持ちがすごく溢れていたように思います。

気になるという人は今月発売の別冊少年マガジン買ってみたらいかがでしょう?

過去の話を見返すなら定額読み放題もアリですよ↓

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