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異世界おじさんのエルフ翠はどうなったのか…おじさんとの再会はあり得るのか?おじさんはどうやって異世界から戻って来たのか?

この記事は約11分で読めます。

異世界おじさんの物語は、異世界に行って帰っていたおじさんが、昔を思い出しながら(そして昔の記憶を映像に出しながら)進んでいきます。それはまあ、めでたいことなのですが……では異世界で仲の良かった、エルフの翠や、メイベル、アリシアたちはいったいどうなったのでしょうか。

特にエルフの翠。おじさんのことをあれだけ好きだったあのエルフが、おじさんが日本に戻ってしまってから果たしてどうなったか、気になりすぎて仕方がありません。
ということで今回は、おじさんが日本に帰還してしまってからのエルフ・翠について、考察してみたいと思います。

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異世界おじさんのおじさんとエルフの翠

そもそもおじさんとエルフの関係とはどんなものだったのでしょうか。少しだけおさらいです。

エルフはおじさんのことが好きすぎる

エルフがおじさんのことを好きなのはまず間違いないでしょう。

もらった指輪をすごーく大事にしていたりとか(一度おじさんに売られた後買い直してましたし)。

部屋に誘われ(たと勘違いし)て、そのあと起こることについて覚悟を決めたりとか。

他の女性と仲睦まじくしているところを、恐ろしい目で眺めていたりとか。

おじさんがオークと疑われて殺されそうになったところを、何度も何度も助けたりもしてくれました。

ただどうしても素直になれないようで、おじさんに対してはついついきつい言葉をぶつけてしまうようです。

ツンデレが理解できないおじさん

ツンデレの概念が一般的になったのは2004年頃を言われているようです。それに対して、おじさんが異世界に飛ばされてしまったのはちょうど2000年だそうです。つまりおじさんはツンデレが理解できないのです。

異世界おじさん1巻

「誰も助けてなんて頼んでないわ触らないで」

「あんたのために助けたんじゃないわ勘違いしないで」

「あんたみたいなオーク顔と一緒にいて吐かないでいてあげられるのはあたしぐらいなものね」

現代人が聞けば、まあ間違いなくこれは「そうだろう」と思うようなセリフの数々を、おじさんは、

「毎日まとわりついてきて嫌がらせ…というか…俺が何やっても人格否定とか…罵倒してくるんだよ」

残念なことに、そのエルフの好意にまったく気が付いてないのです。しかもたかふみが、その後そのエルフはどうなったのか?と聞くと

「さあ」

と、まったく気にも留めていない様子です。

エルフのその後が気になる!

異世界おじさん2巻

けれども読者は…というかおじさん以外みんなエルフの好意に気づいているからこそ、どうしてもエルフのその後が気になってしまうのです。

おじさんが異世界から現代日本に戻ってきたということは、エルフは異世界に取り残されたということになります。

けれども、あのエルフが、あれだけおじさんを付け回していたあのエルフが、おじさんのことを簡単にあきらめるでしょうか?

もしかしたら、異世界から現代日本に来ようと、何か策をめぐらせているのかもしれない。

もしくは、現代の日本に、もうすでに来ているのかもしれない。

まさかとは思うが、エルフは異世界で死んでしまったのではないか?

そんな可能性について、考察してみたいと思います。

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異世界から現代日本に戻ってくる方法を探している(そしていつか本当にやってくる)説

これが1番現実的で、ストーリーの展開的にもありそうな説です。

エルフは異世界で未だに、おじさんの住む日本に行く方法を、模索しているというものです。

現代日本に帰還したおじさんには、それを知るすべはありません。けれどもおじさんの記憶の魔法の中に、エルフが現代日本に行く方法を探している様子が描写されている可能性は、十分にあり得るでしょう。実際に、おじさんが異世界から日本に帰るヒントを得た際には、それを破壊しようとしていましたし(ただし本気ではなかったようですが)。

おじさんが日本に帰還してからのエルフの様子を見ることができる可能性

異世界おじさん2巻

基本、おじさんはおじさんが覚えていることしか思い出すことができませんし、見ることもできません(当然ですね)。

けれども、実はおじさんが見ていない、覚えていないことまで、おじさんは見ることが可能です。実際に、おじさんが寝ている間の、エルフとメイベルの会話を、精霊の魔法を通して見ることができていました。

藤宮曰く、「人間の記憶をとっかかりにして『記憶の精霊』の持っている膨大な記録データにアクセスする…例えるなら『クラウドストレージ』みたいな魔法」なのではないか、と。

異世界おじさん3巻

もしそれが本当なら、おじさんの記憶をとっかかりにして、おじさんが日本に帰還してからのエルフの様子を見ることも、可能なことになります。

なぜなら、日本に帰還してからも、おじさんは異世界にいる間の『記憶の精霊』の記録データにアクセスできているというわけなのですから。

となれば、物語が進むにつれ、おじさんが「日本に帰還した後のエルフの様子を見てみよう」などと、たかふみがテキトーに提案して、それがいともあっさりと実現してしまう可能性だってあるはずです。

そうなれば、今後の展開がさらに面白くなりそうですよね。

エルフはどうやって日本にやってくるのか?

では実際に、エルフはどうやって日本にやってくるのでしょうか。

もともとおじさんは、日本で事故に遭い、意識だけが異世界に飛んで行って、体は日本に残っていました。いわゆる植物状態でいたんですね。

異世界おじさん1巻

おじさんは、何らかの方法で日本に帰還し、意識がもとの体に戻ったということになるわけですが、ということは、エルフが日本にやってくるには、日本にいる誰かの体を使わなければいけない可能性も高いのです。

もしかしたら、今後たかふみや藤宮の体が、エルフに乗っ取られてしまう可能性も、決して否定はできないのではないでしょうか。

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すでに現代日本にやってきている説

実はエルフはすでに、日本にやってきているという説です。もともとこの説は、異世界おじさん第一話で登場した看護師さんが、実はエルフなのではないか?という話から来ています。

異世界おじさん1巻

その根拠は以下の通りです。

①初登場時、いかにも重要人物らしく、大きく、かわいく描かれている。

②おじさんが異世界後を話していても、まったく動じていない。

ただし、①については、そもそも異世界おじさんの第一話は、登場人物がおじさんとたかふみしかいなく、華がないためにかわいい女性が登場しただけ、という可能性の方が高いでしょう。

②については、植物状態から目覚めたばかりでちょっと頭がおかしくなっているおじさんを、テキトーにあしらっているという説の方が有力です。

ここまで話すと、エルフが日本にやってきている説はあっさりと否定されてしまうのですが、実はこれのほかにもう1つ、エルフが日本にやってきている説を推す根拠というか、理由があるのです。

記憶の魔法の仕組みについて

異世界おじさん1巻

たかふみと藤宮に異世界の話をする際には、おじさんは自分の記憶を映像化する魔法を使います。けれどもその魔法に、おじさんが見聞きしていない情報が多く含まれていることがあるのです。

例えば上で紹介したように、おじさんが寝ている間、エルフとメイベルが話をしている様子が映し出されていました。この様子は、寝ている(とういか氷漬けにされている)おじさんには知りえない情報なはずです。

これには、藤宮が言っていたような「人間の記憶をとっかかりにして『記憶の精霊』の持っている膨大な記録データにアクセスする…例えるなら『クラウドストレージ』みたいな魔法」である可能性もありますが、もう少し深読みすると、ほかにもう1つ、重大な伏線になっている可能性に行きつきます。

それが、エルフが日本に来ている、というものです。

エルフの記憶も映している可能性

おじさんの見聞きしていない、知りえない情報が映像として現れる現象の原因として、精霊が、おじさん以外の存在の記憶を映し出している可能性があるということが考えられます。

それが、エルフです。

ここまで異世界おじさんを読み返してみると、おじさんが知るはずのない映像は、すべてエルフにかかわるものばかりです。

↓氷漬けにされているおじさんのよこで、メイベルと話をするエルフ。

異世界おじさん3巻

↓メイベルと一緒にゴブリンに捕まっているエルフ(この後おじさんが助けに来た)。

異世界おじさん3巻

↓おじさんが魔法を使えずに困っているところを、遠距離攻撃で助けてくれたエルフ。

異世界おじさん5巻

↓おじさんがメイベルといちゃついているところを遠くから見ているエルフ。

異世界おじさん6巻

これはもう、エルフの記憶を読み取って映像化していると言っても差し支えないのではないでしょうか。

となると、果たしてエルフはどこにいるのか?

おそらくですが、意識だけの状態で、ずっとおじさんのすぐ近くにいるのではないかと推察されます。

おじさんは日本に体があるので、日本に帰還した際には、意識が体に宿るだけです。けれどもエルフは、宿る体がないため、日本に来ても肉体を持つことができないのです。なので、意識だけの状態で、おじさんの近くにいるのです。

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異世界でエルフが死んでしまっている説

さて、上でエルフがすでに日本に来ていて、しかも意識だけの状態になっているという話をしました。その説をさらに後押しする根拠として、エルフがすでに死んでしまっている説について紹介します。

おじさんはどうやって日本に帰って来たのか?

異世界おじさん7巻

異世界から戻って来る方法として、おじさんは異世界で1つのヒントをつかんでいました。

「巨大なエネルギー同士の衝突…さっき竜を倒した瞬間、『時空の歪み』が発生したのを確かに見た…!つまり…こいつを更に強く育ててより強い攻撃をぶつければ、もっと大きな『歪み』を通って日本に戻れるかもしれな…」

おじさんは「荒ぶる神の力」と完全に融合してしまった魔炎の竜を更に育て、その強大な力に、もう1つ別な強い力をぶつけることで、日本に帰れると考えたのです。

更には、藤宮がそれについて尋ねた際に、おじさんは確かに「ああ…そ…」まで言いかけていました。途中で、ネタバレを嫌うたかふみに遮られてしまいましたが、おじさんは、「ああ、そうだな」と言おうとしたのではないでしょうか。

異世界おじさん7巻

おじさんも異世界で死んでいる?

異世界おじさん6巻

荒ぶる神の力と融合した魔炎は異常に強く、おじさんのほか、エルフ、メイベル、アリシア、そしてエドガーとライガが力を合わせて、やっと倒せるといったレベルでした。

おじさんは4ヵ月あれば倒せるみたいなことを言っていましたが、果たしてそれも倒せたかどうか…それだけヤバい敵だったのです。

しかも、最後にとどめを刺したのは、おじさんではなくエルフです。エルフの持つ古代武器の強力なパワーによって、魔炎を倒すことに成功したのです。

なのにおじさんは、それよりもさらに強く育て上げ、そこにもっと強いエネルギーをぶつけようと画策していました。そんな強力な力同士がぶつかり合って、果たしてそばにいる人間は無事で済むでしょうか。

おそらく、無事で済むということはあり得ないでしょう。

きっと、強力な力同士がぶつかってできた時空の歪みに入ろうとして、おじさんの異世界での体は木っ端みじんになったものと考えられるのです。

エルフも一緒に死んでいる?

荒ぶる神の力を宿した魔炎は非常に強力で、それに対抗するエネルギーは、エルフの力なくしてはあり得ませんでした。おじさん単品では、エルフほどの火力を出すことは困難なのです。

そしておじさんが現代の日本に帰ってきているということは、1つの可能性を示唆しています。

おじさんは、魔炎を育て上げ、エルフの力を借りて強力なエネルギーをぶつけました。時空の歪みが発生するほどのエネルギーの衝突です。おじさんの体は木っ端みじんになり、意識だけが日本に戻ってきて、本来の体に再度宿ることとなりました。

異世界おじさん7巻

ではそれほどまでに強力なエネルギーを魔炎にぶつけたエルフはどうなったでしょう。絵を見る限り、エルフは近距離で魔炎に攻撃しています。魔炎を倒すだけのエネルギーをぶつけるには、近くまで行かなければいけないということなのでしょう。

だとしたら、おじさんの体が木っ端みじんになって、エルフだけが無事というのもおかしな話です。

つまり、エルフはおじさんが帰還するのを手伝った際に、死んでしまったことが考えられるのです。

おじさんは帰還前後の記憶を消している?

異世界おじさん1巻

おじさんが、エルフが死んでしまったことを、一度は認識している可能性も否定できません。それだけのエネルギーの衝突の中、おじさんがエルフのことを気にかけないわけがないのです。

おじさんは優しい人です。だまされて死地に追いやられたアリシアたちを助けようと、単身王都の軍司令部に乗り込むほどです。

だったらなぜおじさんはそのことについて、今まで全く言及していないのか。答えは、おじさんの記憶消去の魔法にあります。

おじさんは、嫌なことがあるとすぐに自分の記憶を消してしまいます。割とポンポンと、異世界でも日本でも、自分のも他人のも、記憶を消してしまう人です。エルフが死んでしまった記憶を、自ら封印していても、決しておかしくはありません。

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まとめ

異世界おじさんのおじさんは、異世界から日本へ帰還するため、強力なエネルギー同士をぶつけて、時空の歪みを発生させた可能性が非常に高いです。そしてその際に、異世界のおじさんの体は木っ端みじんになり、意識だけが日本に戻り、日本に残っていた自分の体に戻って来たのです。

そしてエルフは、そんなおじさんの日本帰還を手伝って、一緒に死んでしまった可能性があります。そしておじさんと同じように意識だけになって時空の歪みを通り、日本にやって来たのです。

けれどもエルフは、当然ながら、日本に体がありません。なので意識だけの状態のまま、未だにおじさんをストーカーしていることが考えられるのです。

もしそうならば、異世界おじさんのエンディングは、エルフのために体を用意するとか、もしくは魔法で作るとか…おじさんならなんとかしてしまうような気がしますね。

まあここまで語ったのはあくまでも1つの説です。けれども、これだけいろいろと考えを巡らせることができるのも、異世界おじさんの魅力だと言えますね。

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