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異世界おじさん面白いな‥‥せっかくだから名シーン、名言7つ探してみる

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異世界おじさん。一度は聞いたことがあるかもしれません。17歳の時に異世界に飛ばされて、17年経って戻ってきたおじさんの話です。異世界転生の話はもはやありふれていますが、戻ってきた話ってのはなかなかないですよね。

どうもさめきちです。

今回は異世界おじさんの感想です。あらすじを紹介するわけではないですが、ネタバレは結構あります。

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異世界おじさんとはどんな話?

異世界に行っていたおじさんが、甥のたかふみに、異世界にいた17年の軌跡を見せて楽しむ物語です。おじさんの異世界の17年があまりにもハードで目を逸らしたくもなってしまいますが、旅のさなか出会うエルフの女の子氷の一族の末裔メイベル、そして神聖魔導士のアリシアなど、かわいい女の子たちから言い寄られる場面もちらほら。

けれども絶対にいい雰囲気にならないんですよね。おじさんフラグ折りまくるから。もう驚くほどのフラグブレイカーです。おじさん、昔から根暗で自分に自信がなくて、自分が女の子から言い寄られるなんて毛ほども信じてないのですから。

『誰も助けてなんて頼んでないわ触らないで』
『あんたのために助けたんじゃないわ勘違いしないで』
『あんたみたいなオーク顔と一緒にいて吐かないであげられるのはあたしぐらいなものね』

「とにかく嫌がらせの言葉がひどいんだ」

おじさん:異世界おじさん1巻

ツンデレの王道を行くエルフの女の子のセリフを、おじさんは嫌がらせだと思っているのです。ツンデレの概念は2004年ごろで、おじさんが異世界に旅立ったのはその4年前だそうです。せめてあと4年後、ツンデレを理解してから異世界に旅立っていれば、もう少し異世界で楽しく過ごせたかもしれないのに‥‥。

そんな残念なおじさんの話なのです。

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異世界おじさんの名シーン・名言7選

異世界おじさんの面白いセリフやシーンをまとめています。

ピンチはチャンス

「ピンチはチャンス。俺の座右の銘さ。危機的状況はちょっとした流れで逆転の一手を生む‥‥。だからどんな時どんな相手にも諦めずに挑み続けることが大事なんだ」

「‥‥誰の言葉よ?」

「ぷよ●よの攻略本だ」

おじさんとエルフ:異世界おじさん2巻

ぷよ●よの攻略本にそんな名言が書かれていたんですね。そしてそれを一字一句覚えているおじさんはちょっと変態だと思います。

ところで、ぷよ●よでズッコケてしまいますが、異世界人にとっては単なるいい言葉ですよね。実際にその話をしていたエルフとはとてもいい感じになっていました。まあ本人はまったくその気はなく、その後もバキバキにフラグを折って何事もなかったわけですが。

もう笑って●いとも!やってないよ

2000年頃異世界に旅立ったおじさんにとって、笑って●いとも!は決して終わることがない番組だったんですね。けれども実際には2014年に終わっています。おじさんが現実に帰還する3年前に終了しているのです。ショックだったかもしれませんね。

ちなみにセガサターンがなくなったことにも、こち亀が終わったことにもたいそうショックを受けていました。おじさんの17年の空白はあまりにも大きいのです。

なお、たかふみが「笑ってはいけない」を見ていることを聞いて、おじさんが思わず

「タモさんどうしちまったんだよ!?」

おじさん:異世界おじさん1巻

と叫んだところは笑いました。

大人の恋愛はかなりわかる

たかふみが藤宮を連れてきた日のこと。おじさんはどうやら藤宮がたかふみを好きなことを見抜いたようです。真顔で否定するたかふみに対して、おじさんは悟ったようにこう語ります。

「おれは中学の頃エ●ァンゲリオン全話観てるから大人の恋愛はかなりわかる」

おじさん:異世界おじさん1巻

それで分かったつもりになって、したり顔で恋愛を語るおじさんはなかなかのドヤ顔です。しかも全然理解していないし。

「あの子(ア●カ)は加●さんが好きなんだぜ」って、理解浅っ。

ただですね、エヴァを出してしたり顔になるのは、その時期リアルタイムでエヴァを見ていた人だけができる特権ですよね。

隠し扉

勇者の称号を得た神聖魔導士アリシアは2人の剣士とともに思い出のダンジョンに向かいます。何でも、彼女らは子どものころいつか来ようと3人で約束したのだとか。

けれどもそのダンジョンは、3人にはまだまだ早すぎました。魔物に遭遇する以前に、ダンジョンに張り巡らされた罠にかかってボロボロになってしまうのです。ということでおじさんが手助けすることに。

けれどもさすがおじさん、尋常ではない魔法の力を使って隠し扉を見つけてしまい、ダンジョンの最奥、救世のワンドが安置されている間に一瞬で到達してしまったのです。

「終点から直帰するための通路だったみたいだな。よかったな。ワンド手に入れたぞ」

「‥‥はい‥‥」

おじさんとアリシア:異世界おじさん4巻

あっさりと手に入れてしまい、アリシアたち3人は呆然としてしまいます。思い出のダンジョン。とても思い入れがあって、いつか3人で攻略しようと言っていたダンジョンだったのに。

結局おじさんは彼女らの隠し扉に関する記憶を消去して、スタート地点から再度攻略するのでした。

「リセットボタンのあるゲーム機世代の人みんなこうなの?」

たかふみのセリフです。確かに、今のゲームってリセットボタンないですね。

早戻し

「‥‥ってうっそまじかよ!『巻き戻し』ってもう言わないの!?」

おじさん:異世界おじさん3巻

ジェネレーションギャップを感じますね。VHSのテープがなくなってからは、巻くものがなくなってしまいましたからね。

たわしより安い値段で売られる

異世界に来たばかりのおじさんは言葉もわからず、当然ながら戦う術も知らず。しかも顔が悪かったので魔物と間違えられて冒険者にボコボコにされてしまいます。ボコボコにされているさなか、転生ボーナスによって異世界の言葉を習得しますが、今度は言葉を喋るオークとして売られてしまうのです。

その際の値段が、わずか銅貨3枚。

一方、さっき拾ったたわしは銅貨120枚。

ちなみに、おじさんはこのたわしより安かった記憶を自分で消去してしまってました。よほど辛かったんですね。

それにしても、異世界転生してこれだけひどい目にあってぼろぼろになるの、なかなかないですよね。でもこの方がリアルかも。転生ボーナスだって、おじさんが選んだわけじゃなくて、単におじさんが心の中で思ったことを神様が勝手に(適当に)叶えただけという。

ひでえ。

人生糞チョロ

「おかあさんゆったじゃない!人生糞チョロ‥‥!凍神剣一生絶対食いっぱぐれないってゆったじゃない!」
「働きたくないよおかあさん‥‥私が9つの時若い男と出て行ったおかあさん‥‥」

メイベル:異世界おじさん3巻

氷の一族の末裔メイベルがいなければ、魔炎竜を倒すことはできないとされていました。だからどんなにわがままを言っても村の人には許されましたし、働かないでずっと家に引きこもっていても文句を言う人はいませんでした。

けれどもめちゃくちゃ強いおじさんがその魔炎竜を倒してしまったために、メイベルの存在価値がなくなってしまいました。果たして、役に立たないニートとなったメイベルは村を追い出され、各地を放浪することになってしまったのです。

哀れ‥‥。でもそんな台詞吐かれたら、ちょっと同情する気もなくしてしまいますね‥‥。

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異世界おじさん面白いな‥‥せっかくだから名シーン、名言探してみるのまとめ

異世界おじさんの名シーン?名言?のようなものを集めてみました。異世界転生というとついつい夢を見てしまいがちですが、実際にはこんなもんですよね‥‥。

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