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異世界おじさんが使う魔法を系統別に紹介|イキュラスやルギオ リオルランなど呪文の意味も!

この記事は約24分で読めます。

異世界おじさんのおじさんが使う魔法、一見テキトーな呪文に思えますが、よくよく見ると、それぞれ呪文の言葉に意味があることが分かりました。

例えば「イキュラス」は「記憶」という意味です。これは、本人他人問わず記憶を映像化する魔法「イキュラス エルラン」など、記憶に関する魔法にはだいたい「イキュラス」がついていることから、推察することができます。

ほかにも「」を意味する「バライブート」、「」を意味する「ザック」など、調べてみると結構ちゃんと魔法の系統ごとに呪文が似通っているのです。

ということで、今回はそんな異世界おじさんのおじさんが使用する魔法について紹介します。

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記憶関連の魔法

イキュラス エルラン(記憶再生)

異世界おじさん1巻

本人、他人問わず、記憶を映像化する魔法です。空中に光のディスプレイのようなものが出現し、その人の記憶が映し出されるというものです。

記憶を映し出した際に、はじめはその記憶の持ち主視点の映像が見れますが、ズームアウトしたり回転させたりとすることで、いろんな角度から拡大縮小してみることも可能です。

さらにはおじさんが見てない映像(例えばおじさんが寝ている間に起ったことなど)まで映し出すこともできていました。おじさんは「人間の脳は通常10%しか使われてなくて、この映像は残りの90%を使った無意識の情報が記憶されている(意訳)」と言っていましたが…。

まあ最近の研究では能は普通に全容量使っているらしいですからね。とんだカン違いですね。

藤見やは「記憶の精霊の持っている膨大な記録データにアクセスする…クラウドストレージみたいな魔法なんじゃないか?」と言っていました。確かにそっちの方が現実味在りそうですね(魔法という時点で現実味はないですけど)。ただ結局その謎についてはまだ解明されていないようです(7巻現在)。

余談ですが、おじさんやたかふみや藤宮は、一般の人にその魔法を見られた際には、「ソニー製品だから」という言い訳を使っています。ソニー製品、そこまでぶっ飛んでないと思いますけど…。

イキュラス キュオラ(記憶消去)

異世界おじさん2巻

記憶を消す魔法です。おじさんが自分にも他人にも、非常にしょっちゅう使っている魔法です。

自分に対しては、主に嫌なことがあった時に使います。たわしより安い値段で売られたときとか、ほかにも目を覆うような嫌なことがあった場合には、万が一のことを考えてメモ帳にメモを残してから、自分の該当する記憶を消しているようです。

あと女性の裸を見てしまったときとかにも使うようですが…。何気におじさん、紳士ですね。

他人に対して使う場合は二通りあります。一つは、現代日本において、魔法を見られた時など、自分にとって都合の悪いことがあった時です。例えば魔法を使って空を飛んできたところを見られた藤宮に対しては、一瞬で距離を詰めて記憶を消そうとしていましたし(たかふみに止められていましたが)、藤宮の友人や弟のいる前でうっかり魔法を使ってしまったときも同様です。

二つ目は、主に異世界での使いどころですが、相手のことを想って記憶を消す時です。例えばアリシアたち勇者い一行のゴブリン大軍征伐の際には、おじさんが助力したにもかかわらず(というかほぼほぼおじさんの成果ですが)、アリシアたち3人から、おじさんがゴブリンの大軍を倒した記憶を消してしまいました。

またアリシアたちが古代遺産である「救世のワンド」を探し求めてダンジョンにチャレンジした際には、おじさんがあっさりと救世のワンドを見つけてしまった記憶を消し、再度無垢な気持ちの状態で「救世のワンド」の探索をさせていました。

なお、消した記憶が何らかの原因で戻った際(おじさんが記録していたメモ帳を再度見た時など)、鼻血が出るという副作用があるようです。

イキュラス スラドラーチ(記憶走査)

異世界おじさん4巻

相手の記憶に働きかけて、記憶を読み取る魔法です。あまり詳しい記述がないうえに、使う頻度も少ないことから断言はできませんが、「走査」という漢字からも、おそらくそういう魔法であることが推察されます。

アリシアたちが実力に見合わない肩書き(勇者)を背負うことになってしまった元凶を探るべく、おじさんは王国軍の隊長に対して使用していました。

使った相手の記憶を壊すというようなこともなく、あっさりと記憶を読めてしまうあたり、とても安全で便利な魔法です。

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操る系の魔法

レグスウルド スタッガ(縛動拘鎖)

異世界おじさん2巻

空中から魔法の鎖を出して相手の手首などに巻きかせたり、魔物に対しては全身に巻き付かせたりするなど、相手を拘束するために使っていた魔法です。かなり使い勝手が良いらしく、敵を倒したり、エルフやメイベルを拘束したり、いろいろな場面で使っていました。

魔法の鎖ということで、ちょっとエッチなシーンには、だいたいこの魔法が出てきますね…(どう使われるかは推して知るべし)。

また他にも、ダンジョンの隠し扉を開ける時にも活用していました。格別生物にしか効かないというわけではないようです。

スタッガ マグナ(牽操)

異世界おじさん4巻

上述した魔法の鎖(レグスウルド スタッガ)を操って引っ張ったりする魔法です。おじさんはこの魔法を、ダンジョンの隠し扉を引き開けるために使っていました。

確かにその隠し扉、扉の向こうからは押して開けて出れるようだったけど、おじさん側からは決して開けることができないはずだったんですよね。なにせダンジョン最奥からショートカットで戻ってくるための隠し扉だったのですから。

けれどもそんな隠し扉を、楽々と開けてしまうくらいの魔法です。鎖を隙間に入れて、引っ張ったということでしょうかね。

レグスウィッド ザルドーナ(機動纏身)

異世界おじさん3巻

高速で剣撃を放って敵をバラバラにする魔法です。おじさんが異世界に来てはじめてのころ、光の剣を魔法で出した際に、大量の魔物を相手に戦う際にこの魔法を使っていました。

初めて見た時はこの魔法、魔法でなくて剣技だと思ってたんですよね。けれども漢字をよく見てみると「機動」ってありますし、ああこれは自分の体を操る魔法なんだな、ということが分かりました。

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変身の魔法

ザックトーラ キャトルフ(形貌変躯)

異世界おじさん4巻

変身する魔法です。基本的にコミュニケーションが苦手なおじさんは、口論の場になると田淵先生に変身します。相手が何を言おうと、有無を言わさず、わけのわからない言葉でとにかく威圧するという、ある意味レスバ最強の男です。こんな大人、昔はよくいましたよね。学校にも会社にも。

ちなみにおじさんは、この変身の魔法を使ってエルフに変身したり、たかふみをアリシアに変身させていました。変身すると、変身した人間・生き物の影響を強く受けるようになるようで、おじさんはエルフに変身したあと、言動が若干女性のようになってしまったんだとか。足を閉じて座ったりとか。

他にも恐竜に変身したり、王国軍の司令部から脱出するときは魔炎竜に変身したりしてました。そして自意識もなくして1ヵ月間、当てもなく飛び回ってしまっていたのです。

ザック スレイラ キャトルフ(形貌変器)

異世界おじさん6巻

服だけ変化させる魔法です。もともとあった服を着替えさせているのではなく、おじさんのイメージをもとに服を変化させています。この魔法でメイベルにサンタのコスプレをさせてました。

変身の魔法が「ザックトーラ キャトルフ(形貌変躯)」なので、ザックが「変化」、トーラが「容貌」、スレイラが「服」、キャトルフが形という感じでしょうか。

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光の関連

キライドルギド リオルラン(光剣顕現)

異世界おじさん3巻

差し込む光を剣に変える魔法です。光の精霊と話しているうちに、精霊に話を通すことで魔法が使えるのだと知ったきっかけであり、おじさんが異世界に来て初めて使った魔法でもあります。

鎖や牢屋の檻程度なら簡単に切れてしまいますし、魔物だっていとも簡単に真っ二つにしてしまえます。おじさんは非常に好んで使っている様子で、様々な場面で見ることができます。

似た魔法で、闇の剣を創り出すクローシェルギド リオルランという魔法もあります。しかも両手に光と闇の剣それぞれ持って、二刀流することもできる。「神の荒ぶる大いなる力」を倒すときにも使っていました。

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闇の魔法

クローシェルギド リオルラン(闇剣顕現)

異世界おじさん4巻

闇の力を使って剣を創り出す魔法です。その力は、攻撃力が強いというよりも、魔法の力を切断することができるという特殊効果の方が強力でしょう。

メイベルが司祭の魔法で操られているときに、この闇の剣を使ってその支配を断ち切っていました。またエルフが「呪符を使った借金の盟約」により自由に動けないときにも、この剣で契約の呪力を絶ち斬っていました。

ちなみに現代代日本では、その剣を使ってスマホのキャリア回線とWiFi両方を切ってしまい、スマホを圏外にしてしまうという場面もあります。

光の剣を作り出すのがキライドルギド リオルランだったので、「ルギド」が剣、「リオルラン」とは創るという意味かと考えられます。

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炎の魔法

バライブート フォルグ バストール(炎凰殲滅)

異世界おじさん3巻

炎の鳳凰を創り出し、それを敵にぶつける魔法です。画像を見ての通り非常に大きな鳳凰で、その力は非常に強力です。どのくらいかというと、おじさんの目の前から、半径50メートルくらいに大きなクレーターを作るくらいの威力です。当然食らった魔物は跡形もなく焼き尽くしました。

おじさんは基本的に敵を倒す際に、弱い魔法をちまちま使うことをよしとしません。相手を倒す、対象を壊すとなると、とにかく一撃で相手を消し炭にしてしまえるくらいの強力な魔法を選択します。その代表格が、このバライブート フォルグ バストール(炎凰殲滅)なのです。

バライブート ザルシェリオン(耐炎護身)

異世界おじさん7巻

炎耐性のバリアのようなものを作る魔法です。荒ぶる神の力を持った魔炎竜のブレスに耐えるため使用していました。画像のような、見た感じ絶対に生きてはいられないだろうというようなブレスにも、しっかりと耐えることができています。

炎の鳳凰を創り出す魔法がバライブート フォルグ バストール(炎凰殲滅)なので、おそらく「バライブート」が「炎」という意味と考えられます。

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風の魔法

ワーグレント スラドセルド(疾風駆送)

異世界おじさん7巻

風の力を使って人や物を飛ばす魔法です。荒ぶる神の力を持つ魔炎竜を倒す際には、この魔法を使ってエルフを空高く飛ばしていました。

ほかにもおじさんが急ぎ移動する際にも使っているようで、遠く離れた地から王国軍司令部まで、この魔法でひとっ飛びで移動していました。

ちなみに、あくまでも風の力を使って空を飛ぶだけなので、途中で魔法の力が尽きてしまうと、真っ逆さまに落ちてしまうようです(そのせいで巨獣狩人=ギガントハンター・ドルドールを危うく殺しかけてしまっていました)。

ワーグレント グラッカ(疾風断刃)

異世界おじさん6巻

漢字から推察するに、風の刃を出す魔法かと考えられます。ただし詳しい描写がないのでよくわかりません。宙に放り投げた瓶を割るのに使っていました。

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水の魔法

レイローカ スラドセルド(轟水駆送)

異世界おじさん5巻

この魔法についてはどのような効果なのかまったくわかりません。魔封鳥という魔法を封じてしまう魔物のせいで、魔法を使おうとしても使えなかったからです。

ただし「スラドセルド(駆送)」という言葉が入っているので、おそらく水を大量に放出するような魔法だったのではないかと推察されます。場面的にも、温泉宿が火事になって、それをどうにかしようとして使っていましたので。

レイローカ ミバルド バグルヒルド(氾蛇唆昇)

異世界おじさん5巻

地面から大量の水の蛇を創り出し、敵を捕まえる魔法です。たくさんの魔物に囲まれた際に、おじさんはこの魔法を使って、魔物たちを空高くまで持ち上げていました。さらにはその魔物たちを倒した際に、水の蛇は一斉に破裂して、辺りに大量の水をまき散らしていました。

魔物によって温泉宿が大火事になってしまい、それを鎮める意味もあって、この魔法を使ったようです。まるでバケツをひっくり返したかのように大量の水が降り注いで、一瞬で火事を消し去っていました。

バグルウィッド(咬激)

異世界おじさん5巻

レイローカ ミバルド バグルヒルド(氾蛇唆昇)によって、魔物たちをはるか空まで連れて行った水の蛇たちに対して出した命令のようなもので、意味はおそらく、「バラバラにしろ」だと推察されます。実際にこの言葉を受けて、魔物たちは一瞬ですべて倒されてしまっていましたし。

なぜ「バラバラにしろ」なのかは理由があります。光の剣で敵をバラバラにした時の呪文が「レグスウィッド ザルドーナ(機動纏身)」だったからです。このウィッドというのが、バラバラにという意味なのではないかと考えられます。

レイミバルド スタッガ(水蛇拘縛)

異世界おじさん7巻

おじさん中心に、足元に水が広がり、そこから生えてくる水の蛇が敵の全身に絡みついてきて、体の自由を奪う魔法です。似たような魔法でレグスウルド スタッガ(縛動拘鎖)がありますが、これは鎖を一本一本出すのに対して、レイミバルド スタッガは広範囲に使える魔法といった感じですね。

そしてやはり、「スタッガ(拘縛)」という言葉には、「敵の自由を奪う」「拘束する」といった意味がありそうです。

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大地の魔法

バハマリオン スラドラーチ(大地走査)

異世界おじさん4巻

魔法の光(のようなもの)をダンジョンの隅々まで行きわたらせ、罠や隠し扉を見つける魔法のようです。アリシアたちと救世のワンドを探しにダンジョンに潜った時に、この魔法を使って即座に隠し扉を見つけ、いとも簡単に救世のワンドを手に入れていました。

まあそのあとアリシアたち3人があまりに妙な顔をしていたので(ちゃんとダンジョンを攻略してワンドを入手したかった)、一度3人の記憶をイキュラス エルラン(記憶再生)で消して、再度ダンジョン攻略をしていましたが。

それと、他人の記憶から必要な情報を探す魔法イキュラス スラドラーチ(記憶走査)でも、やはり「スラドラーチ」という言葉が使われていました。きっと「探す」という意味なのでしょう。

それともう1つ。異世界では、日本のことを「ニホンバハマル」と言うそうです。ニホンは分かりますが、バハマルって何だろうって思っていたのですが、どうやらこのバハマルは「大地」という意味なんでしょうね。日本の大地。

もしかしたら、異世界では天動説が主流なのかもしれません。

異世界おじさん3巻
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氷の魔法

レイベリオ ユールエルラン(氷嵐創映)

異世界おじさん4巻

メイベルが使おうとしたのを真似て発動させた魔法で、氷の力を使って幻像を見せるという効果があります。王国軍兵士たちの手前、おじさんとメイベルが闘わざるを得ない状況に陥った際に、お互い氷の幻覚を創り出してそれを戦わせ、自分たちは部屋の隅でそれを観戦していました。

もともとメイベルの得意技のようで、凍神剣の伝説を聞かせる際に、レイベリオ ユールエルラン(氷嵐創映)氷の幻を見せながら語るというのが「いつものやり方」のようです。まるでプロジェクターで映像を見せながら紹介する会社案内みたいですね。

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雷の魔法

ルガルドス ゴレット バストール(霹鎚殲滅)

異世界おじさん7巻

ぱっと見まるでギガデインのような、雷を呼ぶ魔法です。「霹」が雷という意味ですね。漢字から推察するに、雷のカナヅチというところかと。ただ実際にはそれで攻撃したというのではなく、おじさんの魔力をエルフに預けるのに、その魔法を使ったという感じでした。

普段あまり使うところを見ないのは、あまりに力が広範囲に及ぶため、周囲への影響を懸念してのことかもしれません。

ルガ ザスト リオルラン(雷槍顕現)

異世界おじさん7巻

漢字の通り、雷の槍を創り出す魔法です。これを投げつけることで、アリシアを攻撃しようとするドルドール(商会に雇われている「巨獣狩人=ギガントハンター」)の足を止めていました。ちなみにこの槍を触るといい感じにビリビリとしびれるようです。ドルドールは難なくつかんでいましたが、普通の人だったらひとたまりもないかもしれません。

キライドルギド リオルラン(光剣顕現)クローシェルギド リオルラン(闇剣顕現)でも使われていましたが、「リオルラン(顕現)」=創り出すという意味で間違いないようです。

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まとめ

以上、異世界おじさんの作中、おじさんが異世界で使っていた魔法についてまとめてきました。こうしてみると、ちゃんと言葉に意味があったんだと、改めて感心してしまいます。

またこれまでの法則を考えると、例えば炎の剣を創り出すならば「バライブートルギド リオルラン」とか、地面が盛り上がって足元を拘束するならば「バハマリオン スタッガ」とか、いろいろと考えることができますね。

おじさんはこれからもきっとさらに強力な魔法を使いこなしていくかと思われますが、その呪文の意味なんかも考えながら楽しむのもありかもしれません。ぜひぜひ見てもらえればと思います。

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