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十二国記の最新刊「白金の墟 玄の月」は戴国の物語!主人公の泰麒とは?これまでの振り返りのまとめ

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とうとう10月には十二国記の新刊「白金の墟 玄の月」が発売されるそうです。思えば前回の「黄昏の岸 暁の天」から18年も経っていたんですね。

2001年発表された「黄昏の岸 暁の天」では、戴国の麒麟であり胎果でもある泰麒(高里要)が見事蓬莱(現代の日本の世界)から助け出されたところでした。そして今回の新刊ではどうやら泰麒の物語である様子です。

ずっと荒れ続けていた戴国に希望の光が刺してきたと言うところでしょうか。けれどもその道は一筋縄では行かず、むしろ大きな困難が待ち受けていることは想像に難くありません。

と言うことで、ここではそんな十二国記の新刊発表を前にして、これまでの話を振り返っていきたいと思います。

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十二国記とは?

十二国記の出版情報

十二国記とは、1991年に発表された「魔性の子」、1992年に発表された「月の影 影の海」をはじめとする中華風の異世界を舞台にしたファンタジー小説のシリーズです。当初は講談社ホワイトハートから発刊されていましたが、読者層が若年層から成人層へ拡大、2000年からは講談社文庫から刊行されています。

作者はホラーやミステリー作家としても有名な小野不由美さんで、十二国記以外では悪霊シリーズ(のちのゴーストハントシリーズ)でも有名です。1999年発表の「屍鬼」が第12回山本周五郎賞、第52回日本推理作家協会賞候補作に、2002年「黒祠」、2003年「くらのかみ」が第4回本格ミステリ対象の最終候補に選出、また2013年「残穢」では第26回山本周五郎賞を受賞しています。

十二国記は異世界転生もの?

現代の女子高生中嶋陽子が異世界へと飛ばされてしまい、異世界へと誘った「景麒」を探して、自分を付け狙う妖魔などと戦いながら冒険します。その旅路は決して楽なものではなく、泥水を舐めるような苦労と屈辱の連続。

実は陽子は、異世界の十二ある国のうちの1つ、慶国の王として召喚されました。王としての素質と景麒の計らいで無類の強さを誇るのですが、人の世を渡るのに力だけではどうしようもない悲惨な現実がありありと描かれています。

最近よくある異世界転生ものの先駆けと言ってもいいかもしれません。ですが、自分がいかに弱い存在であるかをまざまざと見せつけられ、その中でも自分を見つめ直し成長していく様子は、最近のそれとは一線を画しています。

十二国記の分厚い歴史と個性あふれる登場人物

十二国記は大河小説のような趣があります。それぞれの巻で主人公が違うのですが、性別や年齢、立場、そして生まれた時代も違うそれぞれの目線から、十二国記の世界を丁寧かつ壮大に描いています。

これまで主人公として登場したのは、シリーズ本編の主人公である慶国国王陽子(ようし)、慶国の隣に位置する歴史500年を誇る雁国の王尚隆(しょうりゅう)、雁国より西の女王珠晶(しゅしょう)、そして北東の極寒の地戴国の王を補佐する役目を負った泰の宰補である泰麒(たいき)の4人。その他に、各巻のサブキャラクターやそれに関わるキャラクターがメインとなる短編がいくつもあります。

そして今回取り上げる十二国記の新刊は、戴国の宰補である泰麒がメインの話とされています。

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泰麒とはどんなキャラクター?

泰麒がどんなキャラクターかを述べる前に、王と宰補の関係について述べなければなりません。王と宰補である麒麟は特別な関係にあるからです。

王について

十二国記の世界にある12の国はそれぞれの王が治めています。王が国をしっかりと治めていると気候は安定し、災害は減り、国は豊かになっていきます。

逆に王が玉座にいない場合、あるいは道を失い人道に悖る行為を続け王の資格なしと天に判断されると、国は安定を欠き、災害が増え、妖魔が国に溢れてきます。またそれが続くと天命が尽き、王は命を落とします。

つまり王は単なる治世を行う者というだけではなく、存在そのものが天の理に組み込まれているというのです。ちなみに良い治世を引き国を安定させ続けていれば、王は決して死ぬことはありません。

王と麒麟

王は麒麟が選びます。動物園にいる首の長い動物ではなく、神獣の麒麟です。本性は角の生えた馬の姿ですが人の姿になることが可能で、その大きな特徴として美しい金の鬣(たてがみ)を持っています(人間の姿の場合は金髪)。

麒麟は蓬山で生まれ育ち、王を選び、そして選んだ王のために尽くすことが天によって定められています。天による定めと書いていますが、麒麟はなぜか理由もなく「この人が王だ!」と分かるもので、またその人に対しては意見など述べることはできるものの本気で命じられれば決して逆らうことはできないとされています。

逆に、麒麟以外が王を選ぶことはできません。麒麟が選んだ人ではない王が玉座に座っても国は安定しませんし、災害も妖魔も一向に減ることはありません。

また王が道を失い国が荒れると麒麟も病んでしまい、最後には王とともに死にます。つまり麒麟は王にとって一蓮托生唯一無二の味方であり、麒麟にとっても王は自分が仕えるべき主人であり、命をともにする運命のパートナーでもあるのです。

泰麒は現代の日本で幼少期を過ごした稀有な麒麟

泰麒はもともとは蓬莱で生まれたのですが、すぐに触という災害によって異世界である現代の日本へ飛ばされてしまい、そこで幼少期を過ごしています。そして学童期も半ばを過ぎようという頃に、十二国記の世界へと連れ戻されました。

以後は麒麟としての能力や知識を十分に得ることがないまますぐに戴国の王を選ぶこととなってしまい、そのまま戴国の宰補として王を補佐する役目を負うこととなるのです。外見も見るからに子どもで、世界の成り立ちも国の政治も何も分からないまま戴国の宰補となってしまったため、ろくに王を助けることもできず、泰麒は1人思い悩むのです。

泰麒は十二国記の世界でも特に珍しい、強力な力を持った黒麒

泰麒は麒麟の中でも非常に珍しいと言われる黒麒と呼ばれる種族でした。通常十二国記の麒麟は黄金の毛を持つ神獣ですが、泰麒は黒髪で、神獣の姿でもそれは同じです。

黒麒は通常の麒麟に比して非常に強い力を持っていると言われていますが、泰麒も例外ではありませんでした。十二国記「風の海 迷宮の岸」においても、端々にそのエピソードが記されています。

それをもっともよく表しているのが、饕餮(とうてつ)を使令に下したというエピソードです。麒麟は通常妖魔を使令(契約を結んだ部下のようなもの)として使役するのですが、饕餮という妖魔はとても使令に下るような生易しい妖魔ではありません。

けれども泰麒は、今まで1度も使令を持ったことがないにもかかわらず、その伝説級とも言われる饕餮を使令に下してしまったのです。これは麒麟が生まれ育つ地蓬山の女仙も驚愕の出来事でした。

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泰麒と十二国記の他のキャラクターとの関わり

これまで登場した十二国記のキャラクターと、泰麒がどのように関わりがあったかを、エピソードも踏まえて紹介します。

泰麒と驍宗(ぎょうそう)

通常麒麟が育ち王を選べるようになった際に、その国から我こそはという者たちが一斉に蓬山にやってきます。長く困難な、今風の言葉で言えば魔界ともいうべき妖魔の跋扈する荒地を2月以上もかけて旅をしてきます。

それも全ては麒麟に自身の王たる資質を問うためで、それを昇山と言います。そして驍宗は、その昇山の一行にあってひときわ目立つ傑物であったと言います。

はじめ驍宗は泰麒に面通しした際に、王の資質を否定されていました。泰麒の驍宗に対する第一印象は、怖いといった感情が先行していたようです。

けれども驍宗が蓬山に滞在する間泰麒は毎日驍宗のもとを訪れ、後には一緒に妖魔を狩りに行くまでに仲良くなったのでした。そして驍宗が伝説級の恐ろしい妖魔に襲われた際には、泰麒は国麒としての力を開眼させ、その妖魔…饕餮を見事使令に下したのです。

その後、驍宗は蓬山を辞する時が来ました。王の資質を問いに蓬山に来た驍宗にとって、もはや長居をする意味などなかったからです。

けれどもいざ驍宗が蓬山を降りた時、もはや驍宗に会えなくなってはこれほど辛いことはないと、泰麒はその背中を追いかけます。女仙たちが止めるのもいともたやすくかいくぐり、世界で一番速いと言われる麒麟の足で、すでに蓬山を降り帰途についていた驍宗にいとも簡単に追いつきます。

麒麟が首を垂れることができるのは王のみです。そして泰麒は彼に対し首を垂れ、王として認める発言をするのでした。

驍宗こそが、泰麒の選んだ戴国の国王だったのです。

泰麒と景麒

現代の日本から戻ってきたばかりの頃、長く人間として過ごしてきた泰麒はキリンの本性についてまったく知らない状態でした。本来なら獣の姿になれるはずなのになれませんでしたし、また妖魔を使令に下し操ることもできず、泰麒はひどく落ち込んでいたました。

そんな時、泰麒は景麒に会います。景麒は慶国の麒麟で、泰麒より少し先輩の麒麟です。

そして世界についてや王の選定について、また麒麟の本性について泰麒に色々と教えてくれるのでした。これまで女仙たちから散々教えてもらっていたことではありましたが、同じ麒麟として、麒麟の目から見た様々な事柄は泰麒にとっても非常に新鮮で、また勉強になることばかりだったようです。

また景麒は景麒で性格に問題があって(無愛想だったり言葉が足りなかったり)、それが泰麒と触れることで少しだけ軟化したとも言われていました。そもそも麒麟はそれほど他国の麒麟と交わる機会が少なく、泰麒にとっても、そして景麒にとっても、貴重な友人となったのでした。

泰麒と李斉

泰麒に王の資質を問いに昇山したものの中に、飛燕という天馬を連れた女将軍がいました。それが李斎です。

人懐こい天馬に心惹かれた泰麒はよく飛燕に会いに李斎のもとを訪れており、元来李斎の優しい性格もあり、泰麒とはすぐに打ち解けました。それからはよく李斎とともに行動するようになり、いつもまず李斎を訪ね、一緒に驍宗の元へ向かうというのが泰輝のルーチンになったほどです。

上で述べた饕餮を使令に下した際の妖魔狩りの際には、驍宗のほか李斎も同行していたほどです。

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戴国の王を選んだ後の泰麒は?

蓬山で驍宗を戴国の王として選んだ泰麒はその後驍宗とともに戴国へと入ります。宰補として驍宗を補佐するためです。

ここからは戴の国行ったその後の泰麒について紹介していきます。

宰補として戴国へ渡った泰麒の悩み

長く現代の日本で暮らしていた泰麒は十二国記の世界のことをあまりよく知りません。そうでなくても、まだ10歳程度と幼く、およそ政治のことなど全くわからない状態でした。

しかも王として選んだ驍宗は王となる以前から戴国の将軍で人脈も人望もあり、そして政治的手腕も高く、何でも1人で決めてしまえるほどでした。そのため宰捕として王を補佐すると言っても、泰麒はなかなか役に立つことができず悩んでいたのです。

そのことを決して責められていたということではありません。驍宗含めその周囲からも非常に大事にされていたからこそ、その悩みは深かったのです。

王が立ったばかりの朝廷はおしなべて荒れるものです。そして麒麟はその性質上血を忌むきらいがあります。

だからそういったいざこざが泰麒の耳に入らないよう、なるべく遠ざけるようにされていたということもあります。それは泰麒を邪魔にしているとかではなくて、大事にされている証でもありました。

けれども、あくまでも国唯一の麒麟だから大事にされている、自分自身には価値がない。泰麒はそう悩んでいたのでした。

戴国を揺るがす大きな乱

その後、戴では乱が起こります。王の政治に納得が行かず諸侯が反乱を起こすことも、国が安定しない時期においては決して珍しいことではないかもしれません。

ただし、その乱の裏では大きな策略が動いていたと言います。この辺り詳しくは述べられていませんが(そして恐らくこの後の最新刊で詳らかにされるのでしょうけれど)どうも驍宗の側近が企てていた様子です。

そもそも驍宗は、王朝を整えるにあたりだいぶ無茶なやり方をしていたような描写がありました。あまりに性急にことを進めようとするあまり、周囲から諌められることもあったと聞きます。

そんなやり方に反発を抱く官も決して少なくはなかったのでしょう。とある一地方で起こった乱は、王朝をも巻き込む陰謀の一端でしかなかったのです。

それを知ってかしらずか、驍宗は乱の平定に向けて自ら群を率いて王宮を発ちます。そしてその留守を狙って、驍宗の側近の1人が泰麒を襲ったのです。

突然の襲撃に泰麒は行方不明となり、驍宗もまた王宮へと戻ることはありませんでした。戴国は一気に王と麒麟を失うこととなったのです。

王が玉座にいなければ国が乱れます。単純に政治が行き届かないとかそういうことではなく、気候は乱れ、災害が起こり、人里には妖魔が跋扈するようになります。

戴国は緩やかに、破滅への道を歩み始めることになったのです。

泰麒の帰還

10年近くの時が過ぎた頃、まだ新王が立って3年ばかりの慶国を、戴国の将軍李斎が訪れます。同じ胎果(現代の日本で生まれ育ち、のちに十二国記の世界に戻ってきた人のこと)である景王の陽子に、泰麒を救ってほしいというものでした。

景王の陽子は各国の王や麒麟と協力して泰麒を探し出し、見事救い出すことに成功します。実は泰麒は敵に襲われた際に、本能的に現代の日本に逃げ込んだのですが、同時に十二国記の世界での記憶の一切を失い、戻ることができなくなっていたのです。

各国の王と麒麟たちによって元の世界に戻ってきた泰麒ですが、記憶をなくし日本で暮らす約10年間に、泰麒は麒麟としての力…王の気配を見ることや使令を使役することができなくなっていました。それは泰麒が戻ってきたとしても、戴国を救う力がないと言うことに他ありません。

当初李斎は、泰麒に慶国にしばらくいてもらおうと考えていました。何の力も持たない泰麒が戴国へ戻ったところで何ができるというわけでもなく、むしろそんな泰麒を政敵や妖魔から守り抜く自信がなかったからです。

けれども泰麒は、それでも戴国へ戻ろうと李斎へ提案します。自分たちの故国は戴国なのだから、と。

確かに自分1人が戻ったところで何が変わるわけでもないかもしれない。それどころかすぐに殺されてしまう可能性すらあります。

それでも、たとえ無力だったとしても、国のために何かをしなければ…いつまでも他国に保護されて故国を憂いているだけでは戴国の民を名乗る資格すら失ってしまう。戻って、できることをしたいと言うのです。

当初戴の宰捕と言う立場ながら何の役にも立てないと悩んでいた泰麒。その泰麒が全ての力を失っても自分の国のために立ち上がろうと決意する場面は、以前の泰麒の姿を知っている読者としては非常に感慨深いものでした。

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十二国記の歴史の時系列まとめ

十二国記は各巻それぞれ主人公が違い、それに伴い描かれている時代もまた大きく異なります。ここでは各話について時系列順に並べてまとめてみたいと思います。

約600〜500年前:宋王、延王登極

現在の十二国記の世界において一番歴史が長いのが、南端に位置する宗国です。陽子が十二国記の世界に来た時点で既に600年の治世を敷いており、あともう数十年もすれば十二国記の歴史上一番長く続いた王朝になると言われています。

なお、宋王櫨先新には妻の明嬉、息子の利達と利広、そして娘の文姫がいて、宋王登極と時同じくして仙籍に入り長く王を支えています。

また500年前には雁国にて延王尚隆が誕生します。雁国は麒麟、王ともに胎果という珍しい国です。

もともと500年前の日本(当時は室町時代と思われる)で雁国の麒麟である延麒が発見され、一度は蓬山に連れてこられたものの再度日本へ逃亡。その後瀬戸内で雁王である尚隆を発見し、十二国記の世界へ連れてきたという経緯があります。

ちなみに1994年に発表された「東の海神 西の滄海」はその20年後を描いています。

約90年前:供王登極

恭国の豪商の娘である珠晶が恭国の麒麟である供麒に会うために昇山し、王に選ばれます。1996年発表の「図南の翼」の物語に当たります。

そんなこと、私にできるはずないじゃない!

黄海は怖いところだ、そんな無茶な、って、…どこが無茶よ!あたしでさえ覚悟ひとつで来れたのに!

非常に人気のあるシーンの名言です。この物語の主人公珠晶は昇山の過程で大きく成長し、王としての資質を高めていくわけですが、そんな「図南の翼」は十二国記の中でもファンが多い一作です。

約7年前:泰麒が蓬山へ戻る

生まれてすぐに日本に飛ばされてしまっていた泰麒が十二国記の世界の蓬山に戻ったのがこの頃になります。当時泰麒は10歳、右も左もわからぬまま麒麟としての役目を負い、そして戴国の王として驍宗を選んだのでした。

その1年後戴国で乱が起こり、驍宗はその鎮圧に出兵するも行方不明に。同時期に首謀者に襲われた泰麒もまた本能的に危機を回避すべく日本へと逃亡したのでした。

現在(基準年):中嶋陽子が景麒に選ばれ景王に

十二国記シリーズの1作目(魔性の子から数えれば2作目)の「月の影 影の海」の時期になります。現代の日本において陽子が妖魔に襲われ、景麒とともに十二国記の世界へ逃亡、その後離れ離れになってしまった景麒を探して巧国や雁国を彷徨います。

その後陽子が慶国の王であることが判明するのですが、それまでの旅路は本当に悲惨でした。いろんな人に虐げられ、騙され、常にぎりぎりまで追い詰められた状態が続き、だからこそその分、後半での「実は王だった」という展開には読んでいてとても熱くなりましたし、悲惨な旅路でも大きく成長した陽子を見るに、王として頑張って欲しい!と願わずにはいられなかったと言われてします。

約1年後:慶国の乱と初勅

慶国で長く朝廷を牛耳り一大派閥を作っていた官とその一派を処分され、慶国が大きな一歩を踏み出した年になります。1994年発表の「風の万里 黎明の空」に当たります。

約2年後:泰麒の帰還

長く日本にいて記憶も麒麟としての性も忘れてしまっていた泰麒が十二国記の世界に戻ってきます。そしてここから、十二国記の最新刊「白金の墟 玄の月」へと繋がっていくのです。

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十二国記の最新刊「白金の墟 玄の月」は戴国の物語!主人公の泰麒とこれまでの振り返りのまとめ

十二国記の最新刊「白金の墟 玄の月」がいよいよ発売になります。十二国記とはどんな物語なのか、十二国記の最新刊に出てくる予定の泰麒とはどんなキャラクターなのか、そしてこれまでどのような経緯を辿ってここまできたのかなど紹介してきました。

大筋はこの後4巻で完結するとの噂もあります(その後も番外編などは要望に応じて出すとのことです)が、どのような決着を見るのかとても楽しみですね。

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