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アルミンがアニに惚れたのは吊り橋効果!ベルトルト以外の要因を考察する|進撃の巨人最新刊33巻を読んで

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進撃の巨人最新刊33巻を読んでみると、アルミンとアニが相思相愛っぽく描かれています。たしかに、アニは分かります。硬質化してから4年間ずっと、アルミンは話しかけてくれていたのですから。

ではアルミンはどうでしょう。なぜそんなにアニを気にしていたのでしょうか。1つは、ベルトルトの影響と言われています。巨人化したアルミンがベルトルトを食べた時に、その記憶や気持ちを引き継いでしまったというものです。

でも本当にそうでしょうか。ここではアルミンがアニに惚れた理由について、ベルトルト以外の理由を考察していきます。

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ベルトルトの影響とは

巨人を継承すると、想いや意志も継承されると言われています。これはエレンがアルミンに対して、「お前の脳はベルトルトにやられてしまった」と言っていることからも分かります。

(もっとも、この時のエレンは相手を挑発してわざと敵対しようとしていました。エレンの言ったことがすべてではないと思われます。)

そしてベルトルトは明らかにアニに惚れていました。そのことについて、ライナーにからかわれる描写もありましたし、その恋心をアルミンに利用されたこともあります。

以上から、「ライナーの恋心をアルミンが引き継いだ」と言われているのです。

けれども、アルミンがアニを気にしていたのはそれだけではないという説もあるようです。

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アルミンがアニに惚れたのはいつ?

アルミンは訓練兵時代からアニと絡みがあった?

作中ではあまり描かれていませんが、アルミンは訓練兵時代からアニとそれなりに絡みがあったことが推察されます。その理由は、エレンとミカサの存在です。

もともと訓練兵団時代のエレンたちは皆、それなりに連帯感も強く、仲間意識が強かったことが描かれています。ただしそのような中、どちらかというと集団からは距離を置くアニに対してエレンは随分と絡んでいましたし、それに伴ってミカサとも絡みがありました(ミカサはどちらかというと一方的に敵視している風でしたが)。

格闘技術の訓練でエレンがアニにコテンパンにやられて以来、エレンがアニに格闘技術を教えてもらっていたからです(一方的にやられていたとも言いますが)。そしてエレンやミカサが絡んでいたということは、アルミンもまたそれなりに絡みがあってもおかしくはないはずです。

エレンやアルミンが初めて壁外調査に参加した際に、アルミンはライナーから「エレンの腰巾着」のように思われていたことが分かります。つまりそれだけ、アルミンはエレンについて回っていたはずのです。アニとも関わりがないわけがありません。

確かに漫画では直接喋っている描写はほとんどないですが、だからと言って2人がまったく接点がなかったかというと、そんなことはなかったのです。

さて、訓練兵時代から絡みがあったアルミンですが、だからと言ってその頃からアルミンがアニに惚れていたとはあまり考えられません。それどころか、どちらかというと「エレンはミカサとアニどっちにするんだろう」とすら思っていたかもしれません。

ではいつアルミンはアニを意識したのでしょうか。

それは、女型の巨人となったアニが、アルミンのフードを外して顔を確認した時なのではないかと言われています。

吊橋効果‥‥フードを取られてはじまる恋

「吊り橋効果」とは誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。心理学の用語で、吊り橋の上のような不安や恐怖を感じる場所で出会った人に対して恋愛感情を抱きやすくなる現象のことです。

アルミンは訓練兵団を卒業して初の壁外調査の時に、生まれて初めて直接的な命の危機に直面します。それは女型の巨人に襲撃された際に、フードを取られまじまじと巨人に顔を確認された時です。

多くの調査兵団の先輩がほとんどなすすべもなく殺されていた中、追い詰められたアルミンも間違いなく殺されると感じたでしょう。その際の恐怖、緊張、不安‥‥心臓の高鳴りといったら、もはや想像を絶します。

けれども、結局その巨人はアルミンを殺すことなく去って行きました。その時アルミンは、安堵の気持ちと同時に「助けられた」と感じたことでしょう。

大勢を慈悲なく殺しまくってきたその巨人が明らかに、自分を「選択して見逃した」のです。これはアルミンの心の奥底にひとかけらの波紋を起こしたことでしょう。

そしてその巨人がアニだと分かった時、アルミンは何を感じたでしょうか。自分をアルミンだと分かって見逃してくれた、助けてくれた相手です。

死を感じた心臓の鼓動が恋による胸の高鳴りだと勘違いしてしまうのも、まったく仕方がないことではないでしょうか。

そう、アルミンはまさにこの時に、アニが気になり出してしまったのです。

実はアニの方がアルミンを好きだったから?

もう1つ、アルミンがアニを気にしてしまう要因があります。それはアニがアルミンを好きであることを、アルミン自身が気づいてしまったことです。

アニがアルミンを気にしている、好きであるという根拠はまた別の機会に詳しく述べますが、アルミンはそのことにうっすらと気づいていました。

そしてそのアニの気持ちを利用して、アルミンはアニを罠に嵌めた経緯があります。

「アニは僕にとって、悪い人になるね」

これはアルミンが、アニの自分に対する恋心を知ったうえで使ったセリフとして大変有名です。つまりアルミンは、アニが自分に対して特別な感情を持っていたことを知っていたことになります。

自分に対して好意を持った相手が気になってしまうというのは、とても自然なことなのではないでしょうか。しかもアルミンはその相手の心を利用して、陥れることに成功しました。

罪悪感として心に落ちた雫が少しずつ広がって行き、アニを意識するに至ったとしても、決しておかしくはないでしょう。

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まとめ

アルミンがなぜアニのことを好きなのかについて考察してきました。ベルトルトの恋心をそのまま受け継いだから、という説が騒がれていますが、一方でベルトルトを食べる前からアニを気にしていたというのもまた、非常に有力な説です。

吊り橋効果によって相手を意識して、その相手の好意を知った上でアルミンはアニを利用し陥れました。そrが、アルミンの心に決して小さくないスペースにアニが居座ってしまった理由なのではないか、と言われています。

真相の程は分かりませんが、単にベルトルトの想いを継承しただなんて、そんなロマンがない話信じたくないですからね。そんなアルミンとアニのちょっと赤面してしまうようなやりとりはぜひ進撃の巨人最新刊33巻で確認してみてください。

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