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昔NHKで放送されていた10分アニメ、ヤダモンの漫画を発見!あらすじやラストの展開、エンディングを紹介

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今からおよそ30年前にNHKで放送されていた、ヤダモンというアニメをご存知でしょうか。人間界にやってきた小さな魔女ヤダモンが、周りの人々を巻き込んで騒動を起こしていく中で、徐々に他の魔女の企む陰謀に巻き込まれていく物語です。

毎日10分ずつ、1週間5話を1つのまとまりとして進むアニメです。ヤダモンだけではなく、様々な登場キャラの視点で物語が進みます。もともと幼児向けのアニメなのですが、後半の魔女の陰謀の話になってくる辺りから、シリアスな展開が印象深いのも特徴です。

最近になってそんなヤダモンの漫画を発見して衝動買いしてしまいました。今回はそんなヤダモンの話です。

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アニメ・ヤダモンってどんな話?

ヤダモンのあらすじ紹介

自らのいたずらで妖精の森を大騒動に巻き込んでしまった幼い魔女、ヤダモン。それが原因で、魔女の森の女王でもある母から魔女の森を追放されてしまいます。

追放された際にヤダモンがやってきたのが、野生動物保護島「クリーチャーランド」です。そしてそこの研究員のルブラン家‥‥マリアとエドワード、その息子のジャンの家に居候することになります。

ヤダモンは母親に会えない寂しさを抱えながらも、ルブラン家やジャンの友人マリアやエディ、ハンナといった人々と関わることで、様々な経験を通して少しずつ成長していくのです。

はじめはのうちはヤダモンの生活も、さまざまな騒動はありながらも平和なものでした。けれども少しずつ魔女キラの陰謀が進行し、日常は壊され、人間界も魔女の世界もどんどん争いの騒動に巻き込まれていってしまいます。

アニメ・ヤダモンの前半はアットホームなほのぼのコメディ

魔女っ子ものというと、通常何かしらトラブルが起きて、それを魔女っ子が魔法で解決する、というのが定番です。けれどもヤダモンの場合は逆で、だいたいはヤダモンがトラブルメーカーになります。

それと通常魔女っ子と言うのは公にはできないとものですが、彼女はいつでも自分を魔女だと言い張ります。ただし、子どもゆえに、誰にも信じてもらうことができないのです。

ヤダモンは、タイモンというたぬきのような妖精に時間を止めてもらって、その泊まった時間の中、空を飛びます。ただし、ジャンの家には蜂起がなかったので、掃除機に乗って空を飛ぶことになります。「ティラクル・ラミカル・レミラミルー」とは魔法を使う際のヤダモンの呪文ですが、この呪文もとても印象に残ります。一度見たことがある人は、覚えているかもしれませんね。

なお、1人で人間界に放逐されているやだモンですが、あまりにわがまますぎると、離れたところにいる母親から魔法で、ほっぺたにバツマークをつけられます。

また研究所の地下に行くとテレパシーで会話できるマナティ、女王の仕様であるベリアルからは魔法の使い方を学んでいきます。こうやって色々な人たちに支えられながら、人間としても魔女としても、ヤダモンは少しずつ成長して行きます。

アニメ・ヤダモンの後半はシリアス展開

後半になってくると、物語はどんどんシリアスになって行きます。物語の1番初めから登場する謎の卵があるのですが、これがヤダモンにとってラスボスとなるキラの封印された姿です。

最終的に、キラはヤダモンを騙して復活し、ヤダモンの魔法の力までも奪い、そのうえダークサイドへ引き摺り込もうとしてきます。

またキラは研究所を破壊して、妖精の森を破壊して、しかも「ちっぽけな存在など消えて仕舞えばいい」などといった発言もしてしまうほど。復活する前後でキラはその極悪ぶりを発揮して行きます。

一方、ヤダモンは最後の最後までキラと友だちになろうとしていました。けれどもヤダモンのたくさんの友だちを苦しめて、ジャンが痛めつけられているのを見て、ヤダモンはついにキラに敵対することを決意します。

アニメ・ヤダモンの最終回

最終決戦では苦戦しながらも、成長したヤダモンがキラを少しずつ追い詰めて行きます。それによって自暴自棄になったキラは、とうとう地球を滅ぼそうと、月を地球にぶつけようとしてきます。

本当だったら、キラは地球を新しい住処にしようとしていたのですが、邪魔された腹いせに壊そうしたような感じです。相当わがままな性格です。

ヤダモンは、タイモンが時間を止めてくれる間に魔法で月をもとに戻します。それだけの力が使えるようになるなんて、初期では満月の夜に空を飛ぶことしかできなかったヤダモンも成長したものです。

せっかくうまくいくかと思ったのに、今度はタイモンがキラにやられてしまいます。消滅してしまうタイモン。ヤダモンは力を振り絞ってキラを封印しようとするのですが失敗し、キラの最後の力によって地球が破壊されてしまいます。

けれども最後の最後で、ヤダモンは魔法によって、地球のすべての生き物を地球の外に避難させていました。そして最後の力で地球を元に戻すとジャンに宣言し、消えていなくなってしまうのです。

アニメ・ヤダモンのエンディング

地球はもとに戻っていて、ルブラン家のいつもの朝が始まります。その食卓にヤダモンはいません。ジャンは迎えにきたハンナと一緒に学校へ行き、それをマリアとエドワードが暖かく見守ります。

そんなジャンの部屋にはヤダモンの似顔絵が貼られている‥‥。そして物語は終了するのです。

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ヤダモンの最後

テレビアニメのエンディングでは、ヤダモンのその後についてはだいぶぼかされて描かれています。そのため、ヤダモンの最後については諸説あります。

ヤダモンは妖精の森に帰った

地球を元に戻すと宣言した後、妖精の森にいる女王(ヤダモンの母親)のところにヤダモンが現れます。そしてそれを見た女王が「おかえり、娘」とつぶやきます。

ヤダモンが死んでしまった

上記だけ聞くと確かにヤダモンは妖精の森に帰ったとも思えるでしょう。けれどもこの時登場するヤダモンの姿は若干透けていると言うか、光に包まれているように見えます。無表情ですし。

とすれば、これはヤダモンの幽霊、思念体のようなものではないかとも考えられます。すなわち、ヤダモンの肉体はこれをもって消滅してしまったのではないか、と言うことです。

非常にショッキングな話ですが、これが1番濃厚な説と言えるでしょう。

ヤダモンは蝶々になった

一方で、ヤダモンは蝶々になって地球で暮らすこととなった、とも言われています。エンディングを見ていると、学校へ向かうジャンの横を緑色の蝶々が通り去り、それを見たジャンが足を止めるシーンがあります。

その後ジャンはヤダモンがいたであろう部屋に向かって「いってくるよ、ヤダモン」と声をかけるのですが、その時に通り去った蝶々がヤダモンではないか、と言う説です。

ヤダモンは、魔法を使うときには髪が蝶々の羽を広げたような姿になっていました。そのため力を使い果たしたヤダモンは、蝶々になってしまったのではないかと言うのです。

ヤダモンはタイモンの中で生き続ける

最後の戦いでタイモンはキラに心臓を貫かれて死んでしまいます。けれどもヤダモンが地球を復活させる際に、タイモンは生き返っているのです。

しかもそのときに、光の中でタイモンはヤダモンを見つけ、その手をとるシーンがあります。これは一度死んだタイモンに、ヤダモンが命を分けようとした、とも見えます。

またエンディングでは、タイモンが光を握りしめてそれに想いを寄せつつ、空に消えていくシーンが挿入されています。それが、ヤダモンと一緒にどこかへ飛んでいったように見えるのです。

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漫画版ヤダモンについて

アニメ版のヤダモンと漫画版のヤダモンの違い

ヤダモンの漫画は全324ページと、アニメでは170話まであったものがだいぶ凝縮しています。ヤダモンはアニメでは、前半はドタバタのホームコメディでしたが、漫画ではほぼカットされているといっていいでしょう。

ブッチとエンリコにまつわるほのぼのなエピソートがあるくらいで、あとはほぼシリアスな展開が続いています。けれども、その内容はアニメ版とはだいぶちがうようです。

たとえば、キラの扱いです。アニメ版のヤダモンでは、キラは卵として登場し、ヤダモンを唆して復活していました。けれども漫画版ヤダモンでは異空間から自らの力で復活し、女王との再開を果たしています。

また女王も、ヤダモンがお世話になっているルブラン家に酒樽を持って挨拶に来たり、そもそもヤダモンはほとんど魔法を使うことがありません。

ラストの展開・エンディングの違い

エンディングにしても、アニメ版ヤダモンではヤダモンが大いに活躍し、ヤダモンの犠牲(?)によって戦いは終結します。対して漫画版のヤダモンでは、あくまでも戦うのは母である女王であり、またヤダモンを守ろうとするタイモンなのです。

もちろんヤダモンも戦いに参加しますし、最終的にはヤダモンの行動がきっかけでキラを倒すことができます。けれどもヤダモンはやはりあくまでも、皆から愛されて守られるキャラクターなのです。

そして何よりエンディングがまったく違います。アニメ版のヤダモンではヤダモンがどうなったか明確には語られていません。ともすれば死んでまったのではないかとすら思えるような描写がなされています。

けれども漫画版ヤダモンだと、ヤダモンは母親である女王と一緒に魔女の森に帰ります。もちろんタイモンも一緒です。ただし戦いの影響で、次元が安定するまで魔女の森と人間の世界を行き来することはできなくなります。結果それが、ヤダモンとジャンを引き離すことにつながるのです。

騒動の発端と解決

漫画版のヤダモンでは、そもそも騒動の発端が非常にはっきりしています。妖精の森の王、妖精王の後継の問題です。そして今回の騒動を経てタイモンが成長することで(ヤダモンではない‥‥)、その問題は一気に解決にしてしまうのです。

そう言う意味では、漫画版のヤダモンはアニメ版のヤダモンと違ってストーリーは単純明快で分かりやすく、読んでいて非常に爽快です。漫画のラストスパートも、若干ページの都合なのかかなり駆け足ですが、とても納得のいくストーリーとなっています。

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まとめ:アニメ版ヤダモンと漫画版ヤダモンは別物

上で紹介した通り、アニメ版と漫画版では非常に多くの点で相違が見られます。アニメ版を補完する、追いかける内容と言うよりは、完全に別物と見てしまってもいいかもしれません。

ただ逆に言うと、漫画版ヤダモン単体でも十分楽しめると言うことです。アニメのDVDはかなり入手が困難なようですが、漫画本ならば割と容易に入手できるようですよ。

懐かしいなと思われるなら、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

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