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健康

屋内で簡単にできるダイエット。踏み台昇降やステッパーは効果があるのか?メリットやデメリット、正しいやり方を紹介!

この記事は約13分で読めます。

踏み台昇降やステッパーによるダイエットは、屋内で簡単にできることで注目を集めています。天気が悪くても続けることができますし、人目を気にする心配もありません。

またエアロバイクやランニングマシンのように場所を取ることもありませんから、あまり広くない部屋でも実施することができます。読書をしながら、あるいはテレビを見ながら、運動できるという点も非常に喜ばれています。

反面あまりに簡単すぎて本当に効果があるのか、意味がないのではないかといった疑問の声も聞かれます。確かに、ただ足踏みするだけの運動で本当に痩せるかどうか、怪しいと思われることもあるでしょう。

ここではそんな踏み台昇降やステッパーによるダイエットの効果や消費カロリー、そして正しい取り組み方などにも触れつつ紹介していきます。

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ちゃんとダイエットになる?踏み台昇降やステッパーの6つ効果。

踏み台昇降やステッパーの効果その1:ウォーキングよりも高い消費カロリー。

jacqueline macouによるPixabayからの画像

その人の体重や台の高さなどにもよりますが、仮に体重60Kgの人が25cmの台を1時間踏み台昇降のダイエットをすると約350Kcal消費できると言われています。またステッパーのダイエットの消費カロリーは(各ステッパーの種類などにもよりますが)、だいたい1時間あたり200〜300Kcalと言われています。

なおジョギングだと、体重60Kgで1時間あたりおよそ400〜500Kcal、ウォーキングだと同条件で150〜200Kcalほどとされています。つまり踏み台昇降やステッパーのダイエットによる消費カロリーは、ウォーキングとジョギングの中間くらいだと考えればいいでしょう。

もちろんジョギングやランニング、そしてその他のスポーツに比べれば消費カロリーは劣ります。ただダイエットとして始めるにあたりそれほどハードルは高くないわりには、それなりのダイエット効果が得られると考えていいでしょう。

踏み台昇降やステッパーの効果その2:ヒップアップ効果が得られる。

compositaによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーによる運動は下半身をまんべんなく鍛えます。特に太ももやお尻の筋肉をしっかりと使うことになりますので、太ももやお尻のシェイプアップに大変効果があると言われています。

踏み台昇降では、特に大きく太ももをを持ち上げることがポイントになります。太ももを持ち上げる動作はお尻の筋肉の刺激につながります。

またステッパーは下半身の筋肉をバランスよく使うように設計されているものが多いようで、太ももの裏やお尻などを綺麗にシェイプアップしてくれると言われています。

踏み台昇降やステッパーの効果その3:長時間歩いても疲れにくくなる。

Free-PhotosによるPixabayからの画像

普段あまり運動する機会がないと、長時間歩いたり立ち続けているとすぐに疲れてしまうことがあります。下半身にしっかりと筋肉がついてないと、上半身をを支えきれなくなりちょっとの運動ですぐに疲れてしまうのです。

けれども踏み台昇降やステッパーで下半身にしっかりと筋肉がついてくると、長時間上半身を支え続けることに抵抗がなくなり、疲れにくくなってくるのです。友人との旅行や家族での外出などがもっと楽しめるようになるでしょう。

踏み台昇降やステッパーの効果その4:体幹を鍛えられる。

Robin HigginsによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーによる運動は、体幹を鍛えるとも言われているのです。体を真っ直ぐにバランスを保ちながら下半身の運動をすることが、体幹を鍛えることにつながってくるのです。

ダイエットで体幹を鍛えると、体を効率よく動かすことができるようになります。体の軸がしっかりとしていることで、運動する際、筋肉にスムーズに力が伝わるようになるのです。

また体幹を鍛えることで姿勢もよくなりますので、自然と立ち姿や座り姿も綺麗に見えるようになってきます。

踏み台昇降やステッパーの効果その5:お腹をすっきりとさせる。

PexelsによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーによるダイエットはお腹を引き締める効果があるとも言われています。それは昇り降りをしたりステッパーで足を動かすにあたり、背筋と腹筋に力を入れないとバランスが取れないからです。

倒れてしまったり転んでしまったりしないようにバランスを取る運動というものは、案外バカにできないと言われています。特に踏み台昇降やステッパーの運動で下半身に疲れが溜まってきて、上半身を支えるのが困難になってくると、とたんにバランスを崩してしまうのです。

姿勢をしっかりと保つため、背筋と腹筋が鍛えられ、それがお腹のダイエットにもつながってくるのです。

踏み台昇降やステッパーの効果その6:ふくらはぎのむくみが取れる。

PexelsによるPixabayからの画像

ふくらはぎのむくみは血流が悪くなり、血管の水分が間質に漏れ出てしまうことから発生します。むくみを起こさせないようにするには、ふくらはぎ周辺に血液が滞留しないようにする必要があります。

そうなってくると大事なのが、血液を体の上の方まで運ぶための、ポンプ機能を果たす筋肉の存在です。踏み台昇降やステッパーの運動でふくらはぎの筋肉をしっかりと鍛えてあげることで、ポンプ機能を高めふくらはぎに血液が溜まらないようになります。

すると、足のむくみを防ぐことにもつながってくるのです。

本当に効果があるの?踏み台昇降やステッパーのデメリットを紹介。

踏み台昇降やステッパーのデメリットその1:効果が見えるまで時間がかかる。

Monoar Rahman RonyによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーの効果は、短期間で劇的に効果が現れるというものではありません。どちらかというとゆっくりじっくりと効果が現れる方だと言われています。

そういった点では、高度な筋力トレーニングやランニングと比べてデメリットと感じることもあるでしょう。目に見えて効果が現れてこないと、どうしてもモチベーションの低下にもつながってきますし、途中で飽きてしまう場合もあります。

大事なのは結果を追い求めることではありません。もちろん、最終的には引き締まったきれいな体を作ることで間違いありませんが、そこばかり見ていると、はじめのうちなかなか結果が現れてこずにイライラしてしたり、やる気をなくすことにもつながってしまいます。

「1日○分のノルマを毎日こなせているか」など過程にコミットしていき、1週間連続でダイエットを続けられたらおでかけ、1ヶ月連続でダイエットを続けられたら何か高い買い物をするなど、モチベーションをあげられる工夫が必要があります。

踏み台昇降やステッパーのデメリットその2:やっている間は退屈。

g3gg0によるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーをやるとなると、だいたい30分から1時間程度、ずっと同じ動作を繰り返すことになります。何も考えずに運動できるというメリットはありますが、反面運動している間は非常に退屈です。

ジョギングならば景色を楽しむということができますし、高強度のトレーニングなど体を酷使するような運動ならば退屈を感じることもあまりありません。逆に踏み台昇降やステッパーは軽い運動なだけに、退屈との戦いになるのです。

パートナーと話をしながら、読書をしながら、あるいはテレビを見ながらなど、なにかしらの“ながら”運動が重要になってきます。

踏み台昇降やステッパーのデメリットその3:しっかりと筋肉をつけたい人には向かない。

Łukasz DyłkaによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーの運動は有酸素運動となり、筋肉をつける運動とは全く別な性質のものになります。また消費カロリーも1時間で200〜400Kcalと、決して多いわけではありません。

なので「もっとムキムキになりたい」「分厚い胸板を作りたい」など目標がある人には、踏み台昇降やステッパーのダイエットは不向きと言えるでしょう。

効果を出すなら正しいやり方を!ダイエットとして続けていくためのコツ。

踏み台昇降やストッパーのコツその1:読書やテレビなどながら運動。

上で“ながら”運動について触れましたが、読書だったり映画を見たり、何かをしながら運動ができるというのは踏み台消耗やステッパーのダイエットの大変大きなメリットになります。読書をしていたら、あるいは映画を見ていたらいつの間にか時間が経っていた、ということもあり、無理なく苦労なく続けることができるからです。

もし家にあまり本や映画のDVDがないのなら、Amazonプライム・ビデオのような定額動画配信サービスを利用するのもありでしょう。お気に入りの一作や懐かしの名作が見つかるかもしれません。

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踏み台昇降やストッパーのコツその2:効果を出すには20分以上から。

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーなど有酸素運動前半に言えることですが、最低20分は続けた方がいいと言われています。なぜなら踏み台消耗やステッパーなど有酸素運動を開始してはじめの20分は、脂肪分ではなく糖分が先に消費されていくからです。

逆にいうと、有酸素運動を開始して20分経ってからやっと脂肪分の燃焼が始まると言っていいでしょう。なのでできれば30分か、可能であれば40分くらいを一つの目安にするといいでしょう。

踏み台昇降やステッパーのコツその3:運動するのは食間に。

踏み台昇降やステッパーなどの有酸素運動は先に糖分から消費されて行きます。となると食後すぐ、体に糖分が余分にある状態で運動を始めるのは効率がよくないと言えるでしょう。

また空腹時に行うのもあまりおすすめはできません。空腹であればその分早く脂肪分の分解が始まるということもありますが、逆に空腹時だと低血糖状態でもあるため、めまいや不整脈などの体調不良が現れることもあります。

食事をして適度にお腹がおちついた頃に運動する。そのように注意しておくといいでしょう。

踏み台昇降やストッパーのコツその4:すぐに効果が出るわけではない。結果に焦らない。

David SchwarzenbergによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーのダイエットはすぐに成果が出てくるものではありません。しっかりと運動を継続することによってじわじわと効果が実感できるものです。

1週間続けて体重が全く減っていない、2週間続けても全然お腹周りが痩せない。だからといって効果がないとすぐに諦めてしまってはせっかくのこれまでの努力が無駄になってしまいます。

ダイエットはとにかく続けて習慣化することが何より重要です。結果だけ追い求めずに、運動が生活の一部となるよう、自信を律していく必要があります。

踏み台昇降やストッパーのコツその5:運動したからといって食べすぎてはいけない。

mohamed HassanによるPixabayからの画像

踏み台昇降やステッパーに限らずダイエット全般に言えることですが、いくら運動したからと言って、そのぶん食べすぎてしまっては意味がありません。ダイエットの基本は適切な運動と、適切な食事です。

タンパク質をしっかり摂ること、炭水化物や脂質は減らす(完全になくすわけではない)こと、朝食をしっかり摂ること、間食はしない(どうしても食べたいならプロテインやアーモンドなどにする)ことなど、気をつけなければいけないことはたくさんあります。全部を1度に実施するのは難しいですので、少しずつ改善できるようにしていきましょう。

屋内で簡単にできるダイエット。踏み台昇降やステッパーは効果があるのか?メリットやデメリット、正しいやり方のまとめ。

踏み台昇降やステッパーなど、屋内で簡単にできるダイエットの運動について紹介してきました。なかなか外に出ることができない、人目が気になるなどでウォーキングやジョギングにも手が出せず、けれどもダイエットに取り組みたいという人なら、是非とも一度は検討する価値があるでしょう。

踏み台昇降やステッパーなら、エアロバイクやランニングマシンに比ると明らかに場所を取りませんので狭い部屋でも容易に取り組むことができます。しかも消費カロリーもそこそこあり、ヒップアップや体幹のトレーニング、ふくらはぎのむくみの改善にもつながります。

デメリットとしては効果が現れるまで時間がかかること、そしてやっている間退屈になってしまうことなどが挙げられます。ただしそのことを理解した上で上手く向き合っていけば(例えば読書をしながらとか、映画を見ながらとか)、そこまで問題にはなりません。

あとは踏み台昇降やステッパーによる運動の効果がシッカリと表れるように、20分以上時間を取ること、食後すぐや空腹時を避けることなど気をつける必要があるでしょう。是非とも踏み台昇降やステッパーとともに、効果的なダイエット生活を送っていただければと思います。

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