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【アニメ第1話感想】便利屋斎藤さん、異世界に行く|ラエルザとラファンパンがかわいい、モーロックもかわいい

この記事は約14分で読めます。

便利屋斎藤さん、異世界に行くのアニ1話の感想です。便利屋斎藤さん、異世界に行くは原作漫画の絵が独特なので、アニメになった際にはその繊細なイメージが壊れないかなと不安な部分がありましたけれど、どうやら杞憂だったようです。

ここではそんな、便利屋斎藤さん、異世界に行くのアニメ1話の感想をお話ししたいと思います。

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便利屋斎藤さん、異世界に行くとは?

現代日本で便利屋として働いていた斎藤さんが異世界に行って充実した日々を送るという物語です。日本にいたころは、会社からも顧客からも罵倒の嵐で、自分の存在意義を見失っていたところがありました。ところが異世界に来てからは、便利屋として働いていた経験を活かし、冒険者パーティーの「盗賊」として能力を発揮します。

この「便利屋斎藤さん、異世界に行く」は多くの異世界モノのように、転生に伴ってチート能力を授かるとか、そういうことが一切ありません。日本に普通にいる一般人と同程度の力しか持っていない、ただの斎藤さんです。けれども自分のできることを精いっぱい探して、非力ながらも少しずつ成長し、いつの間にかパーティーの要になっているのです。

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ラエルザとラファンパンがかわいい

アニメ第一話は全体的に登場キャラの紹介といった側面が強かったように感じました。みんなそれぞれ平等にキャラ紹介されたという感じです。ただそんな短い時間の中でも、ヒロイン2人の魅力は十分に堪能できたように思います。

これは思った以上の収穫でした。どちらもとてもかわいいです。原作漫画、特に初期のころのような独特の線の細い感じはないくなっていますけれど、それを帳消しにするくらいに、とても良いです。映像の力を思い知った感じです。

アニメ第一話のラエルザ

サイトウがラエルザの兜を直している間、ラエルザはずっとサイトウに話しかけていました。鍵を開けるだけじゃなくて、兜を直したりすることもできるんだな、とか。便利屋ってなんなのか、とか。サイトウが犬の話をした時には「犬がすきなのか?」と顔を輝かせていました。

その間、サイトウは必死に手元を見ながら兜を直しているのですけれど、対してラエルザは、ずっとサイトウを見てるんですよね。そんな大げさな表現ではないのに、ラエルザがサイトウのこと好きだってのがビシバシ伝わってくるわけです。

サイトウは果たしてそれに気づているのかいないのか……。

アニメ始まって早々、そんなラエルザがかわいくて仕方ないと思えるワンシーンです。

サイトウに指摘されて照れてるラエルザ

道具屋の女性スタッフと仲良く話をするサイトウが気がかりで、自分だとはばれないよう、いつもとは違うフルメイルで道具屋に偵察に向かうラエルザ。けれどもサイトウには一発で見破られてしまいます。そして慌てて店の外に逃げてきてしまうのです。

ラファンパンには「気になるなら普通についていけばいいじゃん」なんて言われていましたけれど、そんなことできないのが乙女心です。ぐったりしているように見えますけれど、きっと顔真っ赤ですよ、これ。

恋する乙女のラエルザ

アニメの終盤、足を怪我したサイトウに肩を貸してあげるラエルザです。無骨な鎧に身を包んでいるというのに、1話全体で見せた様子から、もはや恋する乙女にしか見えないから面白い。

それにしてもこの「便利屋斎藤さん、異世界に行く」の主人公サイトウは、転生時に特にボーナスなどは一切ありませんでした。本当にただ自分が現代日本の便利屋家業で培った技術を活かしているだけなので、こと戦闘においては(今のところ)ほとんど役に立ちません。

一方、ラエルザは本作のヒロインながら、自分の背丈ほどの大きさの剣を振り回す脳筋として描かれています。そんなヒーローヒロインが逆転している意外性も、この物語の面白いところですよね。

アニメ第一話のラファンパン

かなり歳を取っている魔法使いモーロックの腰の痛みを取り、対価として金貨をせしめるラファンパン。その金貨にチューをするシーンです。金貨を取られるたびにこんなことをされるなら、思わずこまめに払ってあげてしまいそうです。

それにしても、ラファンパンの声のイメージというか、話し方の癖というか、そういうのがとてもイメージ通りでびっくりしました。小説や漫画を事前に読んでいたうえで、アニメの声の調子がここまでぴたっとイメージ通りだったのは初めてかもしれません。

実はこのシーンは原作漫画の方が好き

金貨を入れる袋が持ち歩きに非常に不便なところを見て、サイトウがラファンパンに背負いかばんを作ってあげるシーンです。背負いかばんを背負った感じ、ラファンパンにとっては非常に良い塩梅だったようです。

「いいじゃん」って。

ただここのシーンについては、漫画原作のイメージが強すぎましたね。

原作漫画の絵のタッチには、アニメにはない不思議な魅力があります。外伝ならAmazonで無料で読めるので、ぜひ見てみてほしいです(以下2冊は個人的におすすめ・この作者さんの無料で読める作品は結構いっぱいあります)。

すきじゃないなあ、そういうの

ラファンパンが鞄の対価をサイトウに尋ねたら、サイトウは、その分モーロックの治療費に充ててほしいというようなことを言います。そしてそれに対して、ラファンパンのこのセリフです。何回だって聞いていられます。

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モーロックがかわいい

相当にボケまくっている高齢の魔法使い、モーロックもまた、別な意味でとてもかわいいです。ボケちゃって「ごめんね、ごめんね」なんてニコニコしてるおじいちゃんのようです(いや、実際にまさにその通りなのですけれど)。

そのボケっぷりは相当なもので、自分の所属パーティー(ラエルザとラファンパン)を忘れて、改めてラエルザとラファンパンのところに「パーティーメンバーに入れて~」とお願いしに来たり、自分が生きていることすら忘れて、アンデット軍団の中に紛れ込んでいたこともあったようです。

また魔法の呪文も毎回忘れるようで、ここぞというところで外してしまい、その分ラエルザとラファンパンが必死でカバーするというのが、サイトウが来るまでの戦闘の流れだったようです。サイトウが来てからは、呪文をサイトウが丸暗記してくれているおかげで、だいぶ頼れるようになってきたようですけれど…。

モーロックとチンチン

ただしモーロックも、エッチな話題になると途端に活き活きしてきます。異世界で使われている単位「マデラカ」の由来が、かのマデラカ1世のチンチンの大きさであったことについて、それはもう嬉々として語りだすのです。

それにしても驚きました。ここまで露骨に「チンチン」という単語を連呼するとは思いませんでした。普通こういう言葉って、さりげなく濁されたり、あるいは放送禁止用語のように「ピー」で表現されるものだと思っていたのですけれど。めちゃくちゃ強調して「チンチン」と3回も繰り返されたのです。

ちなみにラファンパンの大きさがちょうど1マデラカ。つまりラファンパンはマデラカ1世のチンチンとほぼ同じ大きさだということです。そのことを言われて恥ずかしがるラファンパンです。この世界、妖精に対して割と平然とセクハラが横行するようです。けしからんですね。

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全体のテンポが良い

もともとTwitterの漫画で、1エピソードあたり4ページから最大12ページくらいで構成されていました(最近は長編エピソードが主流なので、そんなこともないのですけれど)。なので「便利屋斎藤さん、異世界に行く」は基本、短編エピソードの連続なのです。その短編エピソードの連続をどのようにつないで20分持たせるのか、その辺も気になるところでした。

ただ実際に視聴して見ると、無理やり目まぐるしく短いエピソードを詰め込むでもなく、エピソードを入れ替えたりしつつ、うまくつなげていたなあと感じました。冒険者あるあるを詰め込んだ4コマ漫画を見ているみたいでした。

ただし人によっては、目まぐるしい、ぶつ切りと感じてしまうこともあるかもしれません。その辺は好みだとは思いますけれど。

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まるで最終回(笑)

便利屋斎藤さん、異世界に行くのアニメ第一話の構成ですけれど、序盤、現代日本で鍵開けの依頼を受け、1分もかけずに開錠したところ文句を言われたという不条理が語られます。1分もかかってないのに7,000円も取るのは高すぎる、とめちゃくちゃ嫌な顔をされるんですよね(普通鍵開けで10,000~20,000円くらいだったはず)。

けれどアニメ中盤では、異世界に来てから、冒険者仲間に恵まれて、その仲間たちに頼りにされて、サイトウはとても充実していることが描かれます。

そして1話の最後、サイトウは宝箱のトラップで1人落とし穴に落ちてしまい、はぐれてしまいます。足をけがしてしまったため動くこともできず、ただ死を待つだけの状態だったのですけれど、そんな中仲間たちが助けに来てくれます。

「正直、来てくれると思わなかった」

「バカね」「わしらが見捨てるわけないじゃろ」「サイトウの代わりはどこにもいないからな」

そして流れる雰囲気のいいエンディング。もう最終回の匂いしかしませんでした(笑)。

1話終盤までほとんどギャグが多かっただけに、一気にしっぽりとさせてきて、そのギャップがなおさらラスト感を漂わせて来るのです。

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【アニメ第一話感想】便利屋斎藤さん、異世界に行く|ラエルザとラファンパンがかわいい、モーロックもかわいいのまとめ


便利屋斎藤さん、異世界に行く  1 (MFC)

便利屋斎藤さん、異世界に行くはとても好きな漫画なだけに、期待もしつつも不安もあったアニメ化でしたけれど、1話を見た感じ非常に面白くて、とても嬉しかったです。特にラエルザやラファンパンが予想以上にかわいく、またモーロックもとてもかわいいおじいちゃんといった感じでとても魅力的でした。

これから話が進むにつれて、結構奥の深い世界観もあらわになってくるのかとも負いますけれど、その分もっと便利屋斎藤さんの魅力が広がっていくでしょう。ぜひ続きを期待したいと思います。

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