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「顔が熱くなる……毒、じゃないだろうか」ってかわいいな、りん!ケムリクサ 第2話の感想【ネタバレ】

この記事は約8分で読めます。

けものフレンズ2と同時期に放送されているたつき監督のケムリクサ。今回はこのケムリクサについて、感想を述べていきたいと思います。

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前回までのケムリクサのあらすじ

朽ちたビル、常に薄暗い空、そんな荒廃した世界で、髪を後ろでまとめた凛々しい少女りん、ツインテールが特徴のムードメーカーな妹のりなたち(りなっち、りなじ、りなよ、りなむ、りなこ)、そしておっとりとしたお姉さんのりつが儚くも強く生きていました。

りつが“みどり”を使って水場から水を引いてタンクに貯めているさなか、突如そのタンクの中にヒトの形をした生き物が飛び込んできました。りつとりん、そしてりなたちは敵であるアカムシかと警戒しますが、どうやら今のところ、その生き物に敵意はなさそう。それどころか、あかむしに襲われたりなよを救い、あかむし撃退の手助けまでしてくれたのでした。

「怖がっていたのになんでこんなことをしたんだ?」というりんの問いに、わかばは優しそうな笑顔で「りんさんが心配な顔をしていたので」

「なんだ…なんだ…これは」りんは顔が熱くなるのを感じていたのでした。

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ケムリクサ第2話のあらすじと感想【ネタバレ】

話し合い

拠点としている壊れた電車のような車両の中で、りんとりつが話し合っています。水はこれで最後らしいこと、もともとはこの島で終わろう(おそらくは朽ち果てようと言うことだと思うのですが)と言っていたが、これだけの水があれば“外”の探索も可能なこと。

りつは、判断はりんに出して欲しいと提案します。あかむしと戦ったりなどでりんの負担が一番大きく、また自分が死んだらりんが最年長だから、と。

りんは「自分にはやりたいこともないし、姉さんに任せる」と言うのですが、りつは自分が死んだらりんが最年長なんだからと、それを固辞するのでした。

またそのほかにも、りんはもう1つ懸念を抱えていました。わかばの存在です。

どうやらわかばの近くにいると、顔のあたりが熱くなる気がする、胸元がどくどくする、視界が眩しくなるのだとか。「これ、もしかして……毒、じゃないだろうか」

いや、それはどう考えても毒じゃないでしょ!

わかばの人柄

わかばがあかむしである疑いを捨てきれないりんは、灯りの代わりになる“きいろ”を集めに行くにあたり、ぐるぐる巻きに縛ったわかばを連れていきます。

ぐるぐる巻き…1話に引き続きひどい扱いです。

道すがらわかばは、自分をぐるぐる巻きにしていたり、地面や壁を伝ってりんを追いかけてくる“みどり”が気になって仕方がない様子。「へー、すごいなー」「へー」とうるさいくらい…というかちょっとバカっぽい感じです。

ただバカっぽくはありますが、りんの怖くないのか?の質問に対して「そういえばそうですよね」とか惚けていたり、「変わったものばかりで楽しい」「りんさんたちに会えてよかった」と、何事にも悲観しないというか、前向きないい人なんだなーと感じます。

途中、あかむしのようなものに遭遇しますが、赤く光っていないためあかむしではないとのこと。青ければ大丈夫のようです。逆に次に現れた赤く光るあかむしは凶暴で、りんとわかばを見るなり襲ってきます。りんがみどりのケムリクサを口に当て、ふぅっと強く息を吹くことでみどりのケムリが発射、あかむしを撃退します。

りんはついでにわかばにも同じようにケムリをぶつけるのですが、わかばはむしろ怪我をしていた腕が治ってしまうのでした。

それにしても、あかむしを倒すケムリクサをためらいなくいきなりわかばに吹きかけるりん、容赦ないですね。

りんが毒(笑)におかされている!

きいろがある場所にたどり着きました。きいろは木の実のように木になっていて、優しく光っています。それを採りながら、今度は逆にわかばがりんに質問をします。今はどういう状況なのか、今までどうやってきたのか…うっかり話してしまってから、りんは慌てて「お前、私たちのことを探っているのか!」と怒り出してしまいます。

ちょっとでも気を許しちゃったのが自分的に許せないんですね。でもつい許しちゃう、そんなりんの照れ隠し(?)につい背中が痒くなってしまいそうです。

そして、「自分にはやらなければいけないことがある。今度こそちゃんと決めなければ…島に残るか、出るか」

りんは迷っているんですね。前回で水を確保できたことで、この島に残るか、もっとたくさんの水を求めて別な島に行くのか、選択肢ができてしまいましたので。

そして「今度こそ」ということは、以前にも何かを選ばなければいけない場面で誤ってしまった経験があるのかもしれません。

そんなりんに、「自分にも力になれることがあれば言ってください」とわかばが声をかけるのですが、するとまたもりんの頬が熱くなってしまうのです。

「そしてこれだ。これはいったい何なんだ」そう言うりんの腰のところに赤い羽根の模様。わかばがそれを指摘しようとするも、りんに引っ張られてセリフは中断してしまいます。

拠点に戻ってくると、りつがふとわかばのズボンのポケットに気づきます。「腰のところ、何持っているの?」

実はそれはさっきわかばが拾ったケムリクサの残骸でした。もはや光を失って役に立たないはずのものでしたが、わかばがポケットに入れている間に青く光り出していたのです。

どうやらわかばにはケムリクサの力を回復させる何かを持っているようですね。これはおそらく重大な伏線なのだと思います。

新天地へ出発

わかばがりつにきいろを何に使うのか聞いていると、よこからりなが「わかばはなにもしらないのだな」茶化してくるのですが、わかばはむしろ嬉しそうです。

「何も知らないってことは、新しいことをたくさん覚えられるので、楽しいです」

きっとそれに感化されたのでしょう、りんが何か意を決したように「姉さん」と呼びかけます。

「もう1回やってみよう…何か新しいものが見つかる、かもしれない」

そんな回答をだしたりんに、りつは嬉しそうでした。「そうと決まったらさっそく出発ね」

行き先は、とりあえず2じま、ただし3じままでは水はないそうで、橋を渡って4じま、そしてできることなら6じまの向こうにあるという湖まで…というプランになりそうです。ただ3じまから先はあかむしも多く、4じま以降は道も確立されていないんだとか。

不安ばかりがつのる門出ではありますが、姉妹の絆は強そうです。

拠点としていた電車の車両ですが、底から緑が木の根のように生えてきて、にょろにょろと車両を持ち上げながら線路へ。車輪がはまっていることを確認してから、みどりに押されて車両はゆっくりと動き出すのでした。

最後に、「島を出る前に、話しておくことがある…」と、りんがわかばに対して正面を向いて告げます。

「お前のことは信用していない……だが今回はお前が1つのきっかけになった。お前の動きでりなよを救うことができた」

「助かった」

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ケムリクサ第2話の感想

りんさん、それは恋です!

わかばといると顔のあたりが熱くなってくるというりん。

怖くて仕方がないと言いつつも、りなよを助けるために体を溶かす赤霧に入っていく勇気や、自分が何者かすら分からないにも関わらず、常に笑顔でいる明るさ。そして「何も知らないこと」は「新しいことをたくさん覚えられること」と言える前向きさ。

そんなわかばに、惚れちゃったんでしょうねえ。

そんな気持ちを「毒」と言ってしまうりんが可愛いくて仕方ないですね。

りつさんの目は見えてない?

あれ?って思ったのは、わかばのポケットに青く光る葉っぱを見つけた時です。

「腰のところ、何持ってるにゃ?」って言うのですが、普通だったら「ポケットに入っているものは何か?」って聞くはずですよね。葉っぱの気配の位置は感じるも、それがどんな状況にあるのかまでは見えてないのでは、と。

そしてそのすぐ後、わかばがみんなに青く光る葉っぱを見せているのですが、「りん、何色なのにゃ?」とりつがあえてその色を聞いているのです。

だれかが近づいた時にいつも耳がピクってしているので、視覚以外の感覚が強いのでしょう。

彼女たちっていったい何なんだろう?

第2話の冒頭、あかむしに捕まったりなよが、「霧で体ちょっと溶けちゃったけど、葉っぱが無事だから大丈夫な」と言っていました。

そういえば第1話でりなこが死んでしまった時も、体から桃色の葉っぱのようなものがふわふわ舞っていましたし……

さらに言うと、りんの腰?マフラー?にも赤い葉っぱの模様が浮き出ていました。

色が消えた葉っぱを「あいちゃん」とも呼んでいましたし、きっと彼女たちの命の秘密が、その辺にあるのかなと思います。

そういえば、りなこが死んだ時の様子とあかむしが死んだ時の様子、どちらも体から羽が出ているんですよね。彼女たちの命も、あかむしの命も、もとが近しいとか、何か関係があるのかもしれません。

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「顔が熱くなる……毒、じゃないだろうか」ってかわいいな、りん!ケムリクサ 第2話の感想【ネタバレ】のまとめ

ということで、ケムリクサの第2話について、あらすじのネタバレと感想をつらつら書いてみました。面白かったです!

私はアニメからしか見てないのでそれ以前の状況とか分からないのですが、アニメだけでも十分楽しめますし、今後もすごく楽しみです。

余談になりますが、このケムリクサ、最初見たときは「けものフレンズだ!」とつい嬉しくなりました。体の動きとか、キャラの喋らせ方とか、世界観の雰囲気とか、なるほどたつき監督だなって思います。

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